道路パトロール隊員

職業分類:10_063-99 信頼度 ★★★★★

別名:道路監理員

自動車が高速道路等を安全かつ円滑に走行できるように道路をパトロールすることで、交通事故や路上障害物、路面の異常などを発見し、適切に対応する。

平均年収
335万円
レンジ 241〜546万円
最高年収の目安
546万円
上位10% 476万円
5年後の予想年収
398万円推定
2031年
10年後の予想年収
473万円推定
407〜549万円
将来性
66/100
★★★☆☆ 高い
AI代替リスク
26%
低い
求人需要
非常に高い
有効求人倍率 6.38倍

仕事内容

自動車が高速道路等を安全かつ円滑に走行できるように、道路をパトロールすることで交通事故や路上障害物、路面の異常などを発見し、適切に対応する。また交通事故や風水害、地震などが発生した場合には、警察・消防と協力し早期回復を図るとともに、後続の車による2次的な事故を防止する。
 特に高速道路と一般有料道路の道路パトロール隊員は交通管理隊員と呼ばれ、2人1組で巡回車(パトロールカー)に乗り、1人が運転、もう1人が路上監視・無線連絡・記録等の業務を行いながら道路の巡回を行う(定期巡回)。その際、交通事故や路上障害物(落下物等)などを発見した場合には、落下物を取り除いたり、警察等と協力して交通規制や交通整理を行い、その対処にあたる。
 また、定期巡回以外の時間は、巡回車の点検・整備のほか、巡回の報告書等の作成、交通・気象状況の情報収集などを行う。緊急の場合には、いつでも出動(緊急出動)できる体制をとっている。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 巡回車(パトロールカー普通免許(第一種、第二種)で運転可能なもの)、無線機、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

高速道路の100kmに1箇所程度ある管理事務所に出勤する。1つの管理事務所では約10~30人が働いている。
 交通管理の仕事は24時間体制となっており、1回の巡回は2時間程度で1日に数回行う。昼間勤務と夜間勤務を交替で行い、ローテーションに合わせての週休二日制がとられている。例えば、1つのサイクルの中で昼間勤務3回、夜間勤務1回、休み2回となっている場合がある。土曜日・日曜日が休日と決まっている訳ではないため勤務は変則的である。
 この仕事は屋外で自動車に乗務している時間が長く、事務室での執務中でもいつ緊急事態が発生しても対応できる体制をとっておく必要があり、緊張感が要求される。
 高速道路などでは一般の道路よりも高い安全性が求められるため、高速道路の開通距離が伸びるにつれて、道路パトロール隊員は増えてきた。今後も高速道路の開通の推移によっては需要が見込まれる。

道路パトロール隊員の年収

道路パトロール隊員の平均年収は335万円(令和7年賃金構造基本統計調査「その他の保安職業従事者」・全国)。中央値の目安は312万円、年収レンジは241〜546万円、上位10%は476万円です。

平均年収
335万円
中央値(目安)
312万円
最低年収の目安
241万円
未経験・20代前半
上位10%
476万円
最高年収の目安
546万円
トップ層
時給(一般労働者)
1,643円
短時間労働者 1,300円
最低賃金との比
1.4倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
22.1万円
前年度比 +0.8万円

あなたの年収は、同じ年代の道路パトロール隊員の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

道路パトロール隊員の時給1,643円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.4倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
235万円
30代
272万円
40代
303万円
50代
330万円

平均年収と平均年齢(56.6歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
255万円
1〜3年
282万円
3〜5年
308万円
5〜10年
343万円
10年以上
384万円

雇用形態別の年収推定

正社員 335万円パート・アルバイト 141万円フリーランス・自営 352万円契約社員・派遣社員 262万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年308万円———
2022年312万円———
2023年350万円—6.66倍20.5万円
2024年329万円—6.56倍21.3万円
2025年335万円—6.38倍22.1万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

道路パトロール隊員の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在335万円 → 3年後 372万円 → 5年後 398万円 → 10年後 473万円(10年後の予想レンジ 407〜549万円)。年率の伸びは+3.5%と見ています。

335万円
現在
2026年
372万円
3年後
2029年
343〜404万円
398万円
5年後
2031年
359〜444万円
473万円
10年後
2036年
407〜549万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +1.0%求人賃金の勢い +0.68%AIの影響 +0.18%退職による人手不足 +0.2%合計 +3.5%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

道路パトロール隊員の将来性スコア

66/100
★★★☆☆
高い・全職業で56位
AI耐性
74点
参入障壁
11点
年収水準
2点
求人需要
99点
賃金の勢い
77点
人手不足(平均年齢)
99点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

道路パトロール隊員のAI代替リスク

26%
低い
AIに奪われにくい順で全職業中132位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

道路パトロール隊員の求人需要

有効求人倍率
6.38倍
全職業で5位
求人需要
非常に高い
94/100
求人賃金(月額)
22.1万円
前年度比 +0.8万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
56.6歳
労働時間
161時間/月
5年後の求人数
+23.8%
推定
10年後の求人数
+42.9%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:道路の維持管理作業員の年収・将来性

道路パトロール隊員に当たるアメリカの職業「道路の維持管理作業員」(米国の職業分類 47-4051)の年収の中央値は約790万円($50,260・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収335万円の2.4倍です。

日本:道路パトロール隊員アメリカ:道路の維持管理作業員
年収(日本=平均・米国=中央値)335万円790万円
$50,260
上位10%476万円1,132万円
$71,970
10年後の予想年収473万円1,088万円
$69,200
将来性スコア6652
AI代替リスク26% 低い13% 非常に低い
求人需要求人倍率 6.38倍雇用の増減予測 +3.4%
2025–35・BLS
就業者数—15.5万人
時給(平均)1,643円
最低賃金の1.4倍
3,931円
$25.00
連邦最低賃金の3.4倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—高卒

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:サービス・販売職の平均月収を国別に比べる

道路パトロール隊員は国際標準職業分類で「サービス・販売職」に入ります。133か国・地域のサービス・販売職の平均月収を円に直すと、日本は月28.5万円で28位、1位はルクセンブルクの月82.4万円です。アメリカは月58.2万円で日本の2.0倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は24位です。

1. ルクセンブルク
82.4万円
2. ベルギー
79.5万円
3. デンマーク
73.2万円
4. スイス
71.2万円
5. アイスランド
65.8万円
8. ノルウェー
61.8万円
10. アメリカ
58.2万円
12. フランス
52.1万円
14. ドイツ
45.9万円
18. イギリス
40.4万円
21. 韓国
33.9万円
28. 日本
28.5万円

「サービス・販売職」全体の平均で、道路パトロール隊員だけの値ではありません(販売店員、介護職員、調理人・接客、理容・美容師、警備員・警察官・消防官など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は32.5万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。サービス・販売職の世界ランキングを全部見る →

道路パトロール隊員に必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
4.1
文章力
3.3
読解力
3.1
説明力
3.1
指導
3.0
対人援助サービス
2.8
他者との調整
2.7
保守点検
2.6

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

公衆安全・危機管理
1.5
顧客サービス・対人サービス
1.5
事務処理
1.2
教育訓練
1.1
コミュニケーションとメディア
1.1
法律学、政治学
1.1
輸送
1.0
日本語の語彙・文法
1.0

仕事の中身(よく行う活動)

上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る乗り物を運転・操縦する人間関係を構築し、維持する意思決定と問題解決を行う継続的に状況を把握する公共の場で一般の人々のために働いたり、直接応対する仕事を整理、計画する、優先順序を決める組織外の人々とコミュニケーションを取る

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★☆☆☆ やや易しい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

道路パトロール隊員になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

学歴は高校卒業程度で、緊急自動車の運転資格を得るために普通自動車運転免許取得から2年以上経過していることを採用条件としている場合が多い。定期的な採用はあまりなく、欠員が出た場合にハローワークや新聞、求人広告などを通じて、その都度募集している。
 採用されると2人1組のチームを組み、現場での実地研修を行う。初めのうちはパトロールカーの後部座席に同乗して、巡回の方法、無線連絡の仕方、緊急事態の対処方法などを実際に経験しながら仕事を覚える。デスクワーク時には、報告書などの書類作成方法や仕事に関係する法律や規則を覚える。隊員から班長・副隊長・隊長(会社によって呼び方は異なる)へと昇任するのが一般的である。
 道路パトロールには法律を守る精神と責任感が必要であり、緊急事態にも対処できるための的確な判断力や冷静さが重要となる。

道路パトロール隊員のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「その他の保安職業従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「45 その他の保安職業従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。