トリマー

職業分類:09_058-07 信頼度 ★★★★★

別名:グルーマー、ペットトリマー

飼い犬や猫などのペットの毛を洗ったり整えるなど手入れ全般を行う。

平均年収
403万円
レンジ 290〜657万円
最高年収の目安
657万円
上位10% 572万円
5年後の予想年収
469万円推定
2031年
10年後の予想年収
546万円推定
469〜634万円
将来性
62/100
★★★☆☆ ふつう
AI代替リスク
8%
非常に低い
求人需要
ふつう
有効求人倍率 1.63倍

仕事内容

飼い犬や猫などのペットの毛を洗ったり整えるなど手入れ全般を行う。毛をカットする意味のトリミングから、日本では「トリマー」の名称で呼ばれている。
 トリミングをするペットはほとんどが室内で飼う犬が多い。飼い主にとって大型犬や長毛犬の毛を洗ったり、カットするのは難しく、犬の美容師としてトリマーが必要とされるようになってきた。
 人間の美容室などと同じように、予約を受け、来店した飼い主から希望を聞いて、作業を進める。健康状態をチェックし、毛をとかし、シャンプー・リンス・ドライヤーや耳そうじ、また、爪きりなどグルーミング(手入れ全般)を中心に行い、長毛犬種はトリミングも行う。カットにはシザー、クリッパー、プラッキングナイフ(毛を抜く道具)などの道具を使用し、犬の種類によって使い分ける。プードルのカットは300種類もあり、トリマーのセンスと技術が求められる。
 小型犬の場合は一人でもできるが、気性の激しい犬や大型犬になると複数人で行う。
 また、美容面だけでなく、犬の食事の世話や散歩、首輪の販売なども行う場合もある。健康管理は重要な仕事の一つで、ペットホテルを設けているところでは、食事やトイレ、健康状態にも気を配らなければならない。時には、ショーに出場する犬のコンディションを整え、犬を訓練するハンドラーの仕事の依頼もある。

 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等
  ドライヤー、爪きり、シザー、クリッパー、プラッキングナイフ(毛を抜く道具)

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

ペットショップやグルーミングサロン、動物病院、ペットホテルなどで働く。地域的には、以前は都市部に集中していたが、現在は地方都市にもペットショップ、動物病院があり、就職の機会は全国に広がっている。
 働いている人は圧倒的に女性が多い。パートタイマーとして就業する人も増えている。
 平日に休むところが多い。夏と年末が繁忙期である。

トリマーの年収

トリマーの平均年収は403万円(令和7年賃金構造基本統計調査「その他のサービス職業従事者」・全国)。中央値の目安は374万円、年収レンジは290〜657万円、上位10%は572万円です。

平均年収
403万円
中央値(目安)
374万円
最低年収の目安
290万円
未経験・20代前半
上位10%
572万円
最高年収の目安
657万円
トップ層
時給(一般労働者)
1,928円
短時間労働者 1,355円
最低賃金との比
1.6倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
23.6万円
前年度比 +0.9万円

あなたの年収は、同じ年代のトリマーの中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

トリマーの時給1,928円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.6倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
311万円
30代
363万円
40代
407万円
50代
446万円

平均年収と平均年齢(43.4歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
306万円
1〜3年
338万円
3〜5年
370万円
5〜10年
412万円
10年以上
461万円

雇用形態別の年収推定

正社員 403万円パート・アルバイト 169万円フリーランス・自営 423万円契約社員・派遣社員 314万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年386万円———
2022年382万円———
2023年394万円—1.72倍22万円
2024年396万円—1.71倍22.7万円
2025年403万円—1.63倍23.6万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

トリマーの将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在403万円 → 3年後 441万円 → 5年後 469万円 → 10年後 546万円(10年後の予想レンジ 469〜634万円)。年率の伸びは+3.1%と見ています。

403万円
現在
2026年
441万円
3年後
2029年
407〜480万円
469万円
5年後
2031年
422〜522万円
546万円
10年後
2036年
469〜634万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +0.21%求人賃金の勢い +0.76%AIの影響 +0.32%合計 +3.1%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

トリマーの将来性スコア

62/100
★★★☆☆
ふつう・全職業で98位
AI耐性
92点
参入障壁
61点
年収水準
22点
求人需要
50点
賃金の勢い
80点
人手不足(平均年齢)
52点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

トリマーのAI代替リスク

8%
非常に低い
AIに奪われにくい順で全職業中15位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

トリマーの求人需要

有効求人倍率
1.63倍
全職業で266位
求人需要
ふつう
57/100
求人賃金(月額)
23.6万円
前年度比 +0.9万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
43.4歳
労働時間
163時間/月
5年後の求人数
+14.6%
推定
10年後の求人数
+26.3%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:動物の世話係(ペットシッター・飼育員)の年収・将来性

トリマーに当たるアメリカの職業「動物の世話係(ペットシッター・飼育員)」(米国の職業分類 39-2021)の年収の中央値は約556万円($35,360・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収403万円の1.4倍です。

日本:トリマーアメリカ:動物の世話係(ペットシッター・飼育員)
年収(日本=平均・米国=中央値)403万円556万円
$35,360
上位10%572万円787万円
$50,060
10年後の予想年収546万円785万円
$49,900
将来性スコア6265
AI代替リスク8% 非常に低い27% 低い
求人需要求人倍率 1.63倍雇用の増減予測 +12.1%
2025–35・BLS
就業者数—26.7万人
時給(平均)1,928円
最低賃金の1.6倍
2,673円
$17.00
連邦最低賃金の2.3倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—高卒

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:サービス・販売職の平均月収を国別に比べる

トリマーは国際標準職業分類で「サービス・販売職」に入ります。133か国・地域のサービス・販売職の平均月収を円に直すと、日本は月28.5万円で28位、1位はルクセンブルクの月82.4万円です。アメリカは月58.2万円で日本の2.0倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は24位です。

1. ルクセンブルク
82.4万円
2. ベルギー
79.5万円
3. デンマーク
73.2万円
4. スイス
71.2万円
5. アイスランド
65.8万円
8. ノルウェー
61.8万円
10. アメリカ
58.2万円
12. フランス
52.1万円
14. ドイツ
45.9万円
18. イギリス
40.4万円
21. 韓国
33.9万円
28. 日本
28.5万円

「サービス・販売職」全体の平均で、トリマーだけの値ではありません(販売店員、介護職員、調理人・接客、理容・美容師、警備員・警察官・消防官など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は32.5万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。サービス・販売職の世界ランキングを全部見る →

トリマーに必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
4.4
説明力
3.7
学習方法の選択・実践
2.9
他者の反応の理解
2.8
指導
2.8
読解力
2.7
説得
2.6
新しい情報の応用力
2.6

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

顧客サービス・対人サービス
3.4
生物学
2.4
販売・マーケティング
2.0
ビジネスと経営
1.6
事務処理
1.4
心理学
1.3
コミュニケーションとメディア
1.2
経済学・会計学
1.2

仕事の中身(よく行う活動)

手と腕を使って物を取り扱い動かす仕事に関連する知識を更新し、活用する仕事を整理、計画する、優先順序を決める人間関係を構築し、維持する全身を使って身体的な活動を行うクオリティを判断するスケジュールを作成する上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★☆☆ ふつう(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

トリマーになるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要ないが、トリマー養成コースのある専門学校等を卒業してから就職するのが一般的である。トリマーの資格を発行している団体は複数あり、そのどれかを取得する場合が多い。
 専門学校等では、トリミング、グルーミング、カットだけでなく、犬種や解剖学、公衆衛生学、消毒法など様々なことを学ぶ。
 犬のカットにも流行があり、基本的なカット方法に加えて流行をキャッチする積極的な姿勢も求められる。
 ドッグショーに出陳する犬のグルーミングやトリミングは更に勉強が必要で、相当の修練を積まなければならない。
 犬が好きな人、犬についてよく知ろうという意欲のある人が向いている。飼い主との信頼関係を築けるコミュニケーション能力、また仕事のほとんどが立ち仕事であるため一定の体力も求められる。

トリマーのキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「その他のサービス職業従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「42 その他のサービス職業従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。