太陽光発電の設計・施工

職業分類:02_008-04 信頼度 ★★★★☆

太陽光発電の装置、建造物等を設計し、工事の施工を管理する。

平均年収
625万円
レンジ 415〜1,098万円
最高年収の目安
1,098万円
上位10% 940万円
5年後の予想年収
701万円推定
2031年
10年後の予想年収
787万円推定
677〜913万円
将来性
62/100
★★★☆☆ ふつう
AI代替リスク
69%
高い
求人需要
高い
有効求人倍率 5.58倍

仕事内容

設計は太陽光発電システムを設計し、施工は工程管理などを行う。
 太陽光発電には発電した電気を自らが使用する「自家消費型」と、事業や投資などを目的に、発電した電気をすべて電力会社に売る(売電)「全量売電型」に分類される。
 設計においては太陽光発電設置者が設置する目的と予算などのニーズに応えつつ、最適な発電性能と安全性の高い発電所とするべく、電気設計、構造設計を行う。架台、基礎、地盤強度などは、「日本産業規格(JIS)」、「電気設備に関する技術基準」などの基準や関係法規・法令に則した設計を行う必要がある。守らなければならない基準や法規・法令は、設置する地域や場所など、設置環境によって異なる。
 施工においては、設計された発電所の建設を進めるために日程、工程、安全、予算を管理していく。建設にあたっては設計を忠実に守って行うだけでなく作業を進めていく上で変化する近隣や設置環境を考慮し、設計通りに進まないことが予測される、または進まなくなった場合に設計の変更を提言・実行する必要がある。
 設計、施工いずれにおいても、設置者の目的と予算に則しつつも、太陽光発電所は20年以上の長期間にわたって稼働し続けるものであることを念頭に、安全面、耐久性を最優先事項として取り組む必要がある。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 パソコン、普通自動車(普通免許(第一種、第二種)で運転可能なもの)

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

太陽光発電事業を行う企業、また、建設、電機、機械などの会社の関連部門等で働き、職場は全国にわたる。
 太陽光発電の設計・施工担当者として特別な給与の設定等はないが、電気工事施工管理技士、電気主任技術者、電気工事士などの、資格手当などが付加されるケースもある。
 勤務条件は他の職種の社員と同様である。納期や現場対応のために残業となることもある。
 近年、地上に広範囲にわたって設置するメガソーラーは、適地の減少、売電価格の下落、などの理由で新設件数は減少している。一方で、自家消費型はSDGsやESG対策として環境負荷軽減に取り組むための手段として太陽光発電を設置する法人が増えていることや、電力購入単価が上昇傾向にあることなどを背景に増加している。
 太陽光発電市場は過渡期にあり、従来のやり方にとらわれない柔軟な発想力とチャレンジ精神が求められる。

太陽光発電の設計・施工の年収

太陽光発電の設計・施工の平均年収は625万円(令和7年賃金構造基本統計調査「土木技術者」・全国)。中央値の目安は581万円、年収レンジは415〜1,098万円、上位10%は940万円です。

平均年収
625万円
中央値(目安)
581万円
最低年収の目安
415万円
未経験・20代前半
上位10%
940万円
最高年収の目安
1,098万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,993円
短時間労働者 1,767円
最低賃金との比
2.5倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
34.3万円
前年度比 +0.7万円

あなたの年収は、同じ年代の太陽光発電の設計・施工の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

太陽光発電の設計・施工の時給2,993円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の2.5倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
444万円
30代
534万円
40代
614万円
50代
685万円

平均年収と平均年齢(46.0歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
461万円
1〜3年
516万円
3〜5年
570万円
5〜10年
641万円
10年以上
723万円

雇用形態別の年収推定

正社員 625万円パート・アルバイト 262万円フリーランス・自営 656万円契約社員・派遣社員 487万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年567万円———
2022年573万円———
2023年604万円—5.57倍32.9万円
2024年597万円—5.58倍33.6万円
2025年625万円—5.58倍34.3万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

太陽光発電の設計・施工の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在625万円 → 3年後 670万円 → 5年後 701万円 → 10年後 787万円(10年後の予想レンジ 677〜913万円)。年率の伸びは+2.3%と見ています。

625万円
現在
2026年
670万円
3年後
2029年
618〜729万円
701万円
5年後
2031年
632〜781万円
787万円
10年後
2036年
677〜913万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +1.0%求人賃金の勢い +0.1%AIの影響 -0.57%合計 +2.3%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

太陽光発電の設計・施工の将来性スコア

62/100
★★★☆☆
ふつう・全職業で98位
AI耐性
31点
参入障壁
86点
年収水準
80点
求人需要
96点
賃金の勢い
10点
人手不足(平均年齢)
81点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

太陽光発電の設計・施工のAI代替リスク

69%
高い
AIに奪われにくい順で全職業中429位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

太陽光発電の設計・施工の求人需要

有効求人倍率
5.58倍
全職業で17位
求人需要
高い
77/100
求人賃金(月額)
34.3万円
前年度比 +0.7万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
46.0歳
労働時間
162時間/月
5年後の求人数
+15.6%
推定
10年後の求人数
+28.1%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:太陽光パネルの設置工の年収・将来性

太陽光発電の設計・施工に当たるアメリカの職業「太陽光パネルの設置工」(米国の職業分類 47-2231)の年収の中央値は約836万円($53,140・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収625万円の1.3倍です。

日本:太陽光発電の設計・施工アメリカ:太陽光パネルの設置工
年収(日本=平均・米国=中央値)625万円836万円
$53,140
上位10%940万円1,258万円
$79,970
10年後の予想年収787万円1,179万円
$75,000
将来性スコア6278
AI代替リスク69% 高い10% 非常に低い
求人需要求人倍率 5.58倍雇用の増減予測 +36.5%
2025–35・BLS
就業者数—3.1万人
時給(平均)2,993円
最低賃金の2.5倍
4,246円
$27.00
連邦最低賃金の3.7倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—高卒

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:専門職の平均月収を国別に比べる

太陽光発電の設計・施工は国際標準職業分類で「専門職」に入ります。133か国・地域の専門職の平均月収を円に直すと、日本は月42.6万円で36位、1位はルクセンブルクの月183万円です。アメリカは月136万円で日本の3.2倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は35位です。

1. ルクセンブルク
183万円
2. スイス
151万円
3. アメリカ
136万円
4. ベルギー
127万円
5. デンマーク
127万円
11. ノルウェー
113万円
13. フランス
108万円
14. ドイツ
99.6万円
16. シンガポール
81.6万円
18. イギリス
80.1万円
25. 韓国
56.5万円
36. 日本
42.6万円

「専門職」全体の平均で、太陽光発電の設計・施工だけの値ではありません(医師・看護師・薬剤師、エンジニア・プログラマー、教員、弁護士・会計士、記者・デザイナーなど。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は52.9万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。専門職の世界ランキングを全部見る →

太陽光発電の設計・施工に必要なスキル・資格

必要な知識

設計
2.8
建築・建設
2.7
機械
2.3
事務処理
2.3
工学
2.2
顧客サービス・対人サービス
2.2
物理学
2.1
数学
2.1

仕事の中身(よく行う活動)

法律や規定、基準を適用する仕事を整理、計画する、優先順序を決めるクオリティを判断する創造的に考える仕事に関連する知識を更新し、活用するスケジュールを作成する意思決定と問題解決を行う数値の算出・推計を行う

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★★☆ やや難しい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

太陽光発電の設計・施工になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、電気工事施工管理技士、電気主任技術者、電気工事士などの有資格者でなければ行えない作業もあるので、資格を所持していると仕事に役立つ。
 大学や専門学校などで電気や建築、土木、機械などを学んでいると、業務に必要な知識を習得しやすい。電気・機械やプラント関連の一般企業や民間研究所から転職してくる入職者の中には電気・機械工学などの大学院修士課程修了者もいる。
 入職後は企業内研修制度やOJTなどの実践を重ね3年前後の経験を積めば一人前として期待される。

太陽光発電の設計・施工のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「土木技術者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「09 建築・土木・測量技術者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。