花火師

職業分類:12_073-01 信頼度 ★★★★★

花火大会などで打ち揚げられる美しく大きな花火を製作し、打ち揚げる。

平均年収
550万円
レンジ 375〜943万円
最高年収の目安
943万円
上位10% 812万円
5年後の予想年収
623万円推定
2031年
10年後の予想年収
706万円推定
607〜820万円
将来性
53/100
★★★☆☆ ふつう
AI代替リスク
—
—
求人需要
ふつう
有効求人倍率 1.67倍

仕事内容

花火大会などで打ち揚げられる美しく大きな花火を製作し、打ち揚げる。
 主に花火を作る(製造作業)、花火大会のための準備作業(花火・打揚筒等各種機材を現場へ搬入し、設置作業をおこなう)、花火を打ち揚げる、花火大会後の片付け作業(各種機材の撤収・搬出、落下物の点検、回収・処理玉殻等ゴミの収集)の4つがある。
 花火(煙火)の製造は、火薬を扱う作業のため電気製品等の使用が難しく、機械化ができない工程もあり、熟練した手作業を必要とする。製造工程では、星掛け機以外はほとんど手作業である。
 酸化剤、炎色剤(色火剤)、助燃剤といった材料を計量し、ふるいなどを使って混ぜ合わせ、粉末の火薬を作る。この火薬に粉や水を混ぜて練り、乾燥させて固める。和紙等を貼り合わせた玉皮に星を入れて、中心部に玉を開かせるための割火薬をつめる。星や割火薬の組成、配列を変えることによって、空中で開いたときの形や色、音を変化させる。
 花火師の仕事は、花火大会の準備から始まる。毎回異なる花火をどのように演出するか、そのプログラム作りや花火製作に必要な材料を準備する。完成後の花火のイメージや表現などの芸術性を可能な限り考慮する。
 大会当日には、製作した花火を現場に運び、現地に設置した打揚筒に玉をセットする。連発で打ち揚げる花火には、速火線・導火線をつなぎ、所定の秒時差で点火する。大会終了後には、玉殻や上空で開かず地上に落下した玉(黒玉という)など落下物を回収する。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 星掛け機、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

労働条件の特徴

勤務先は、煙火製造工場等である。火薬類を扱うので、製造工場は安全のため市街地から離れた山間部に設置されている場合が多い。
 賃金、労働時間等労働条件は勤務先の規定による。製造工場では朝から夕方までの勤務形態が一般的であるが、花火の打ち揚げは土・日の夜に開催されることが多く、作業も深夜までかかる場合が多いため、午後出勤や平日に代休をとったりしている。
 仕事が最も忙しいのは花火シーズンである夏で、7月~8月の花火大会には多数の臨時作業員が雇用される。この他の季節にも秋祭りや運動会、スポーツ大会やテーマパークでのイベントなどがあり、夏季以外の仕事が増えている。

花火師の年収

花火師の平均年収は550万円(令和7年賃金構造基本統計調査「化学製品製造従事者」・全国)。中央値の目安は511万円、年収レンジは375〜943万円、上位10%は812万円です。

平均年収
550万円
中央値(目安)
511万円
最低年収の目安
375万円
未経験・20代前半
上位10%
812万円
最高年収の目安
943万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,712円
短時間労働者 1,348円
最低賃金との比
2.3倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
22.4万円
前年度比 +0.7万円

あなたの年収は、同じ年代の花火師の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

花火師の時給2,712円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の2.3倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
419万円
30代
499万円
40代
569万円
50代
631万円

平均年収と平均年齢(41.7歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
410万円
1〜3年
456万円
3〜5年
503万円
5〜10年
564万円
10年以上
634万円

雇用形態別の年収推定

正社員 550万円パート・アルバイト 231万円フリーランス・自営 577万円契約社員・派遣社員 429万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年486万円———
2022年510万円———
2023年509万円—1.96倍20.9万円
2024年537万円—1.78倍21.7万円
2025年550万円—1.67倍22.4万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

花火師の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在550万円 → 3年後 593万円 → 5年後 623万円 → 10年後 706万円(10年後の予想レンジ 607〜820万円)。年率の伸びは+2.5%と見ています。

550万円
現在
2026年
593万円
3年後
2029年
547〜645万円
623万円
5年後
2031年
562〜694万円
706万円
10年後
2036年
607〜820万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +0.23%求人賃金の勢い +0.5%合計 +2.5%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

花火師の将来性スコア

53/100
★★★☆☆
ふつう・全職業で226位
参入障壁
59点
年収水準
62点
求人需要
55点
賃金の勢い
55点
人手不足(平均年齢)
29点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

花火師のAI代替リスク

計算中です。

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

花火師の求人需要

有効求人倍率
1.67倍
全職業で230位
求人需要
ふつう
55/100
求人賃金(月額)
22.4万円
前年度比 +0.7万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
41.7歳
労働時間
156時間/月
5年後の求人数
+7.5%
推定
10年後の求人数
+13.4%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

花火師に必要なスキル・資格

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

なる難しさ:★★★☆☆ ふつう(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

花火師になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、煙火関係事業所の多くは代々世襲制を主とする中小の企業であり、縁故による採用が多い。毎年、打揚花火大会の最盛期に雇われる臨時作業員として繰り返して働き、能力を認められて正式に雇われることもある。
 入職後、花火玉、打揚筒などの運搬・固定など補助作業から始め、経験を積んで打揚技能を習得し、保安講習会を受講して「煙火消費保安手帳」を取得する必要がある。花火の製作・打揚作業に習熟すると、保安管理や人事管理など次第に責任の重い仕事を担当するようになる。
 「火薬類取扱保安責任者」及び「火薬類製造保安責任者」の資格のある者がいなければ煙火の貯蔵や製造が出来ないことになっている。実際には煙火製造工場で作業に従事し日常の作業の中で経験を積みながら、関係法令や知識を身につけて、上記の資格試験に挑戦することもでき、そのような有資格従事者も多数いる。
 煙火の製造は危険物である火薬類を取り扱うため、責任感と注意深さが求められる。また、各種資材の運搬、花火大会等の現場での準備作業、終了後の撤去作業等、肉体的にもかなりの重労働を伴うことが多く一定の体力が必要である。

花火師のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「化学製品製造従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「53 製品製造・加工処理従事者(金属製品を除く)」)(e-Stat、2026/10/31取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2019。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。