タイル工

職業分類:14_091-02 信頼度 ★★★☆☆

別名:タイル壁張工、タイル張工(見習)、タイル床張工

建物の床・壁などにタイルを張り付け、表面仕上げを行う。

平均年収
467万円
レンジ 328〜779万円
最高年収の目安
779万円
上位10% 675万円
5年後の予想年収
553万円推定
2031年
10年後の予想年収
655万円推定
564〜761万円
将来性
66/100
★★★☆☆ 高い
AI代替リスク
13%
非常に低い
求人需要
非常に高い
有効求人倍率 4.37倍

仕事内容

建物の床・壁などにタイルを張り付け、表面仕上げを行う。
 タイル張りはれんが積みから発展した技術を用いているため、両方の作業を併せて行う人も多く、兼業している場合もある。
 タイル張りの作業は、まずタイルを張る床・壁などの下地を清掃し、タイル張りの位置を示す墨を出し、水糸を張って基準を決めてから割付図にしたがってタイルの割り付けを行う。
 次に、セメントと砂と水を練り合わせたモルタルを下地面に規定の厚さに塗りつけて、タイルを所定の位置に目地幅通りに張り付ける。タイルの張り付けはヴィブラートという振動工具やコテの柄などでタイルをモルタルに密着させ表面を揃え、目地部の余分なモルタルをかき落とす。モルタルがある程度硬化した時期(タイル張り後1日以上経過)を見計らって目地詰めを行い、目地モルタル硬化後、表面を水洗いなどにより清掃する。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 水糸、ヴィブラート、コテ、工具(かなづち等の手動工具、ドリル等の電動工具)、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

タイル工事会社は、中小企業が多いが、数人の技能者を抱えて自営するケースも見られる。働く場所は、ビル、マンション、店舗、住宅などの建築現場である。
 タイル工は一般的に、入職してから一人前になるまでの間は月給、技術が一定の水準に達してからは施工面積に応じたいわゆる出来高給に変わるというケースが多い。
 労働時間は、基本的に勤務先の規定による。工事現場の作業環境、工期、施工時期などの関係で一定しない場合もある。工程の都合で、残業や夜間・休日の出勤などもあるが、出来高制のため、能率よく仕事をして早く仕事を切り上げることも可能である。
 タイルは仕上げ材料の主力となっており、マンションの外壁など、より美しく高級感のある建築物が求められる中で需要が伸びている。

タイル工の年収

タイル工の平均年収は467万円(令和7年賃金構造基本統計調査「その他の建設従事者」・全国)。中央値の目安は434万円、年収レンジは328〜779万円、上位10%は675万円です。

平均年収
467万円
中央値(目安)
434万円
最低年収の目安
328万円
未経験・20代前半
上位10%
675万円
最高年収の目安
779万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,161円
短時間労働者 1,601円
最低賃金との比
1.8倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
28.8万円
前年度比 +0.8万円

あなたの年収は、同じ年代のタイル工の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

タイル工の時給2,161円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.8倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
363万円
30代
427万円
40代
482万円
50代
531万円

平均年収と平均年齢(41.6歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
352万円
1〜3年
390万円
3〜5年
428万円
5〜10年
478万円
10年以上
536万円

雇用形態別の年収推定

正社員 467万円パート・アルバイト 196万円フリーランス・自営 490万円契約社員・派遣社員 364万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年432万円———
2022年461万円———
2023年453万円—4.82倍27.4万円
2024年453万円—4.59倍28万円
2025年467万円—4.37倍28.8万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

タイル工の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在467万円 → 3年後 517万円 → 5年後 553万円 → 10年後 655万円(10年後の予想レンジ 564〜761万円)。年率の伸びは+3.5%と見ています。

467万円
現在
2026年
517万円
3年後
2029年
477〜562万円
553万円
5年後
2031年
498〜616万円
655万円
10年後
2036年
564〜761万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +1.0%求人賃金の勢い +0.37%AIの影響 +0.28%合計 +3.5%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

タイル工の将来性スコア

66/100
★★★☆☆
高い・全職業で56位
AI耐性
87点
参入障壁
78点
年収水準
41点
求人需要
94点
賃金の勢い
31点
人手不足(平均年齢)
24点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

タイル工のAI代替リスク

13%
非常に低い
AIに奪われにくい順で全職業中39位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

タイル工の求人需要

有効求人倍率
4.37倍
全職業で31位
求人需要
非常に高い
80/100
求人賃金(月額)
28.8万円
前年度比 +0.8万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
41.6歳
労働時間
168時間/月
5年後の求人数
+23.9%
推定
10年後の求人数
+43.0%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

タイル工に必要なスキル・資格

必要スキル

指導
3.6
道具、機器、設備の選択
3.5
傾聴力
3.4
他者との調整
3.3
数学的素養
3.2
説明力
3.1
複雑な問題解決
3.0
読解力
3.0

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

建築・建設
2.7
数学
1.9
機械
1.9
顧客サービス・対人サービス
1.5
事務処理
1.4
設計
1.4
ビジネスと経営
1.4
人事労務管理
1.3

仕事の中身(よく行う活動)

手と腕を使って物を取り扱い動かす全身を使って身体的な活動を行うスケジュールを作成する仕事を整理、計画する、優先順序を決める部下への指導、指示、動機づけを行うチームを構築する人間関係を構築し、維持する設備、構造物、材料を検査する

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★☆☆ ふつう(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

タイル工になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。学校卒業後すぐにタイル工事会社へ就職し、熟練技能者のもとで見習から始めて次第に高度な仕事を覚えていくケースが多い。職業訓練校で半年~1年ぐらいタイル工としての訓練を受けてから入職する方が、入職後の技術の習得が早い。一人前のタイル工になるには、ある程度時間がかかるが、腕が上がれば独立することもできる。
 空間判断力や形態知覚、それに加えて指先・手腕の器用さなどが求められる。また、建築現場での作業であり屋外での作業もある。体力があり、根気強さなども必要である。
 厚生労働省の定める技能検定の「タイル張り技能士」があり、資格を取得すると技術力の証明となる。

タイル工のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「その他の建設従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「66 建設従事者(建設躯体工事従事者を除く)」)(e-Stat、2026/10/31取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。