ベビーシッター

職業分類:09_052-99 信頼度 ★★★★★

別名:チャイルドシッター、乳幼児シッター

個人宅等へ出向き、子供を預かり保育や世話をする。

平均年収
403万円
レンジ 290〜657万円
最高年収の目安
657万円
上位10% 572万円
5年後の予想年収
478万円推定
2031年
10年後の予想年収
568万円推定
488〜659万円
将来性
65/100
★★★☆☆ 高い
AI代替リスク
12%
非常に低い
求人需要
非常に高い
有効求人倍率 2.92倍

仕事内容

個人宅等へ出向き、子供を預かり保育や世話をする。
 預かる場所、子供、保育に係る留意点を事前に把握し、具体的な保育内容については利用者と打ち合わせをする。何よりも子供の安全を第一に考えた保育方針を立てることが重要である。コミュニケーションを密にし、利用者から信頼されることが仕事を続けていく上で大切である。
 ベビーシッターの仕事を一日の仕事の流れに沿ってみると、まず、子供を預かる場所に出向き、保護者等から子供を預かる。子供と遊んだり、身の回りの世話をする。食事の時間が近づいてきたら、食事の用意をすることもある。利用者からの要望で買い物や掃除、洗濯等の家事支援を行うこともある。また、保育施設等への送迎を行う場合もある。子供を預かった間の様子等を報告書等に記載しておき、保護者が帰宅し保育が終了する時に報告する。なお、利用者等から利用料金を受け取る場合もある。
 食品アレルギー等がある子供を預かる場合は十分な食品等へのチェックが必要となる。もしものことがあった場合の備えを保護者に確認しておくことも重要である。
 病気の子供を預かる場合は、病状に合った看病や世話が必要となる。持病のある子供を預かる場合は、かかりつけ医などの確認は欠かせない。障害のある子供の世話をすることもあり、障害の状況等を踏まえた世話が必要になる。小学生の保育や産後の母子や妊娠中の母親に代わって子どものケアを手がけることもある。

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

就業場所は人口が密集する都市部が中心となっている。就業者は女性が多く年齢層は幅広い。男性ベビーシッターの割合は数パーセントである(2019年時点*)。
 ベビーシッターを派遣する会社に登録して働く者が多いが、個人事業として自営的に働いている者もいる。企業に雇用されている場合は、事故等が発生した場合の補償制度がある。
 労働時間は不規則である。未就園児では日中に保育をするケースもあるが、子どもを保育園に迎えに行って寝かしつけまで担当するケースなど、夕方から夜にかけての勤務が中心となっている。昼間の勤務では赤ちゃんのケアや病児のケアなどが多い。
 保育士免許があれば給与面で考慮される場合もある。
 最近はサービスが多様化しており、保育とは別メニューとして、子どもや児童の日常生活に伴う家事付きサービスや沐浴サービスなどオプションや、教育面を重視したサービスなどもある。さらに、乳幼児が小学生に成長しても学童の下校や放課後の世話、あるいは簡単な家事仕事や塾通いの弁当つくりを手助けするプランなどもある。

*取材結果から

ベビーシッターの年収

ベビーシッターの平均年収は403万円(令和7年賃金構造基本統計調査「その他のサービス職業従事者」・全国)。中央値の目安は374万円、年収レンジは290〜657万円、上位10%は572万円です。

平均年収
403万円
中央値(目安)
374万円
最低年収の目安
290万円
未経験・20代前半
上位10%
572万円
最高年収の目安
657万円
トップ層
時給(一般労働者)
1,928円
短時間労働者 1,355円
最低賃金との比
1.6倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
23.9万円
前年度比 +0.8万円

あなたの年収は、同じ年代のベビーシッターの中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

ベビーシッターの時給1,928円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.6倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
311万円
30代
363万円
40代
407万円
50代
446万円

平均年収と平均年齢(43.4歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
306万円
1〜3年
338万円
3〜5年
370万円
5〜10年
412万円
10年以上
461万円

雇用形態別の年収推定

正社員 403万円パート・アルバイト 169万円フリーランス・自営 423万円契約社員・派遣社員 314万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年386万円———
2022年382万円———
2023年394万円—3.45倍22.2万円
2024年396万円—3.29倍23.1万円
2025年403万円—2.92倍23.9万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

ベビーシッターの将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在403万円 → 3年後 446万円 → 5年後 478万円 → 10年後 568万円(10年後の予想レンジ 488〜659万円)。年率の伸びは+3.5%と見ています。

403万円
現在
2026年
446万円
3年後
2029年
412〜486万円
478万円
5年後
2031年
431〜533万円
568万円
10年後
2036年
488〜659万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +0.86%求人賃金の勢い +0.58%AIの影響 +0.28%合計 +3.5%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

ベビーシッターの将来性スコア

65/100
★★★☆☆
高い・全職業で66位
AI耐性
88点
参入障壁
47点
年収水準
22点
求人需要
86点
賃金の勢い
59点
人手不足(平均年齢)
52点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

ベビーシッターのAI代替リスク

12%
非常に低い
AIに奪われにくい順で全職業中37位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

ベビーシッターの求人需要

有効求人倍率
2.92倍
全職業で77位
求人需要
非常に高い
80/100
求人賃金(月額)
23.9万円
前年度比 +0.8万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
43.4歳
労働時間
163時間/月
5年後の求人数
+18.7%
推定
10年後の求人数
+33.7%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:保育スタッフ・ベビーシッターの年収・将来性

ベビーシッターに当たるアメリカの職業「保育スタッフ・ベビーシッター」(米国の職業分類 39-9011)の年収の中央値は約550万円($34,980・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収403万円の1.4倍です。

日本:ベビーシッターアメリカ:保育スタッフ・ベビーシッター
年収(日本=平均・米国=中央値)403万円550万円
$34,980
上位10%572万円724万円
$46,010
10年後の予想年収568万円736万円
$46,800
将来性スコア6548
AI代替リスク12% 非常に低い16% 非常に低い
求人需要求人倍率 2.92倍雇用の増減予測 −2.0%
2025–35・BLS
就業者数—51.9万人
時給(平均)1,928円
最低賃金の1.6倍
2,516円
$16.00
連邦最低賃金の2.2倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—高卒

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:サービス・販売職の平均月収を国別に比べる

ベビーシッターは国際標準職業分類で「サービス・販売職」に入ります。133か国・地域のサービス・販売職の平均月収を円に直すと、日本は月28.5万円で28位、1位はルクセンブルクの月82.4万円です。アメリカは月58.2万円で日本の2.0倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は24位です。

1. ルクセンブルク
82.4万円
2. ベルギー
79.5万円
3. デンマーク
73.2万円
4. スイス
71.2万円
5. アイスランド
65.8万円
8. ノルウェー
61.8万円
10. アメリカ
58.2万円
12. フランス
52.1万円
14. ドイツ
45.9万円
18. イギリス
40.4万円
21. 韓国
33.9万円
28. 日本
28.5万円

「サービス・販売職」全体の平均で、ベビーシッターだけの値ではありません(販売店員、介護職員、調理人・接客、理容・美容師、警備員・警察官・消防官など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は32.5万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。サービス・販売職の世界ランキングを全部見る →

ベビーシッターに必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
4.3
他者の反応の理解
3.9
読解力
3.5
説明力
3.5
文章力
3.5
他者との調整
3.4
対人援助サービス
3.4
説得
3.1

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

顧客サービス・対人サービス
2.1
心理学
2.1
コミュニケーションとメディア
1.9
教育訓練
1.8
セラピーとカウンセリング
1.8
社会学
1.7
医学・歯学
1.5
日本語の語彙・文法
1.5

仕事の中身(よく行う活動)

他者に対する支援とケアを行う人間関係を構築し、維持する全身を使って身体的な活動を行う仕事に関連する知識を更新し、活用する継続的に状況を把握する手と腕を使って物を取り扱い動かす情報を取得する仕事を整理、計画する、優先順序を決める

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★☆☆☆ やや易しい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

ベビーシッターになるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。専門学校等を卒業して保育士資格を取得し入職するケース、保育園や幼稚園等で就業経験のある人や、子育て経験者が入職するケースも多い。幼稚園教諭免許や保育士資格、看護師、民間資格の「認定ベビーシッター」などを有していると、仕事をする際に有利になる。
 入職後のマナーや心得など事前研修制度を設けている会社もある。
 ベビーシッターにとって何よりも大切なことは、保護者との信頼関係の構築にある。子供が好きということも重要である。子供と遊ぶので一定の体力も必要となる。子供の体調や体質面の留意点等を正確に把握し、理解する能力、気配り、子供や保護者と円滑なコミュニケーションを図ることができる能力も大切な条件である。また、栄養に関する知識や衛生管理、安全管理の知識なども重要である。

ベビーシッターのキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「その他のサービス職業従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「35 家庭生活支援サービス職業従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2019。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。