キャディ

職業分類:09_056-08 信頼度 ★★★★★

別名:キャディ(ハウスキャディ)

ゴルフ場でプレーヤーと一緒にコースをまわり、スムーズにプレーが進むように手助けをする。

平均年収
390万円
レンジ 281〜636万円
最高年収の目安
636万円
上位10% 554万円
5年後の予想年収
462万円推定
2031年
10年後の予想年収
548万円推定
471〜636万円
将来性
59/100
★★★☆☆ ふつう
AI代替リスク
0%
非常に低い
求人需要
高い
有効求人倍率 2.50倍

仕事内容

ゴルフ場でプレーヤーと一緒にコースをまわり、スムーズにプレーが進むように手助けをする。
 キャディにはゴルフ場に所属するハウスキャディと、プロゴルファーとツアーを転戦するキャディがいるが、ここではハウスキャディについて説明する。
 ゴルフのプレーは早朝から始まる。朝、ゴルフ場へ出勤すると、その日に受け持つお客を割り当てられる。スタートすると3~4人のお客を引率して、ゴルフバック運搬カート、あるいは、お客とゴルフバックを一緒に運ぶ乗用カートを操作してコースを回る。
 プレーが始まると、打球の方向を確認し、次のプレーのためにゴルフバックを移動させる。
 お客の求めに応じて、コースのレイアウトやプレー当日の風向き、芝の状態、ゴルフクラブの選択等に関してアドバイスも行う。初心者からプロ級まで様々なお客がいるため、それぞれに応じた的確なアドバイスが求められる。
 プレーヤーにゴルフ場でのエチケットやマナーを守ってもらうことや、打球によるけがなどを未然に防ぐこともキャディの仕事である。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 運搬カート、乗用カート

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

ハウスキャディはゴルフ場の近くに住んでいることが多く、キャディ用の送迎バスを用意しているゴルフ場もある。
 就業者は約32,000人となっている(2017年時点*)。
 働いている人は圧倒的に女性が多く、育児を終えた主婦が働いているケースもある。
 正社員の場合、給与は固定給にラウンド給(コースに出た回数分の手当)などの手当が加えられる。コース所属のキャディではなく、派遣のキャディを利用するゴルフ場もある。
 ゴルフプレーは早朝から行われるため、早朝出勤もある。1日に1~1.5ラウンドを回り、合計8~12km歩くことになる。ゴルフ場は土日祝日も営業しているので、ゴルフ場の休業日や平日に交替で休みをとる。
 近年、ゴルフのプレーをする人は減少しており、キャディを付けずにコースを回るセルフプレーの需要も増えている。
 一方で、インバウンドゴルファー受入れの取組みが広がりつつあり、海外からのゴルファーは増加する傾向にある。

*経済産業省、特定サービス産業実態調査報告書 スポーツ施設提供業編

キャディの年収

キャディの平均年収は390万円(令和7年賃金構造基本統計調査「娯楽場等接客員」・全国)。中央値の目安は363万円、年収レンジは281〜636万円、上位10%は554万円です。

平均年収
390万円
中央値(目安)
363万円
最低年収の目安
281万円
未経験・20代前半
上位10%
554万円
最高年収の目安
636万円
トップ層
時給(一般労働者)
1,935円
短時間労働者 1,326円
最低賃金との比
1.6倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
26万円
前年度比 +0.9万円

あなたの年収は、同じ年代のキャディの中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

キャディの時給1,935円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.6倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
311万円
30代
363万円
40代
406万円
50代
445万円

平均年収と平均年齢(40.6歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
296万円
1〜3年
328万円
3〜5年
359万円
5〜10年
399万円
10年以上
446万円

雇用形態別の年収推定

正社員 390万円パート・アルバイト 164万円フリーランス・自営 410万円契約社員・派遣社員 304万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年355万円———
2022年351万円———
2023年363万円—3.13倍24.2万円
2024年373万円—2.89倍25.1万円
2025年390万円—2.50倍26万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

キャディの将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在390万円 → 3年後 432万円 → 5年後 462万円 → 10年後 548万円(10年後の予想レンジ 471〜636万円)。年率の伸びは+3.5%と見ています。

390万円
現在
2026年
432万円
3年後
2029年
399〜470万円
462万円
5年後
2031年
416〜515万円
548万円
10年後
2036年
471〜636万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +0.65%求人賃金の勢い +0.62%AIの影響 +0.38%合計 +3.5%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

キャディの将来性スコア

59/100
★★★☆☆
ふつう・全職業で131位
AI耐性
100点
参入障壁
1点
年収水準
16点
求人需要
80点
賃金の勢い
65点
人手不足(平均年齢)
17点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

キャディのAI代替リスク

0%
非常に低い
AIに奪われにくい順で全職業中1位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

キャディの求人需要

有効求人倍率
2.50倍
全職業で104位
求人需要
高い
77/100
求人賃金(月額)
26万円
前年度比 +0.9万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
40.6歳
労働時間
162時間/月
5年後の求人数
+19.1%
推定
10年後の求人数
+34.3%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:遊園地・レジャー施設の係員の年収・将来性

キャディに当たるアメリカの職業「遊園地・レジャー施設の係員」(米国の職業分類 39-3091)の年収の中央値は約506万円($32,150・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収390万円の1.3倍です。

日本:キャディアメリカ:遊園地・レジャー施設の係員
年収(日本=平均・米国=中央値)390万円506万円
$32,150
上位10%554万円668万円
$42,490
10年後の予想年収548万円695万円
$44,200
将来性スコア5956
AI代替リスク0% 非常に低い17% 非常に低い
求人需要求人倍率 2.50倍雇用の増減予測 +3.7%
2025–35・BLS
就業者数—39.8万人
時給(平均)1,935円
最低賃金の1.6倍
2,359円
$15.00
連邦最低賃金の2.1倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—学歴不問

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:サービス・販売職の平均月収を国別に比べる

キャディは国際標準職業分類で「サービス・販売職」に入ります。133か国・地域のサービス・販売職の平均月収を円に直すと、日本は月28.5万円で28位、1位はルクセンブルクの月82.4万円です。アメリカは月58.2万円で日本の2.0倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は24位です。

1. ルクセンブルク
82.4万円
2. ベルギー
79.5万円
3. デンマーク
73.2万円
4. スイス
71.2万円
5. アイスランド
65.8万円
8. ノルウェー
61.8万円
10. アメリカ
58.2万円
12. フランス
52.1万円
14. ドイツ
45.9万円
18. イギリス
40.4万円
21. 韓国
33.9万円
28. 日本
28.5万円

「サービス・販売職」全体の平均で、キャディだけの値ではありません(販売店員、介護職員、調理人・接客、理容・美容師、警備員・警察官・消防官など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は32.5万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。サービス・販売職の世界ランキングを全部見る →

キャディに必要なスキル・資格

必要スキル

説明力
3.7
傾聴力
3.5
指導
2.9
他者の反応の理解
2.8
対人援助サービス
2.7
読解力
2.7
時間管理
2.3
道具、機器、設備の選択
2.2

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

顧客サービス・対人サービス
2.6
日本語の語彙・文法
1.1
心理学
1.0
コミュニケーションとメディア
0.9
社会学
0.8
外国語の語彙・文法
0.6
販売・マーケティング
0.6
教育訓練
0.6

仕事の中身(よく行う活動)

全身を使って身体的な活動を行う手と腕を使って物を取り扱い動かす乗り物を運転・操縦する人間関係を構築し、維持する仕事に関連する知識を更新し、活用する仕事を整理、計画する、優先順序を決める上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る組織外の人々とコミュニケーションを取る

必要資格

関連する資格はありません(資格が無くても就ける職業です)。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★☆☆☆☆ やさしい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

キャディになるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたり、特に学歴や資格は必要とされない。
 高校などを卒業してすぐにキャディになるケースは余り見られない。主婦等が最寄りのゴルフ場で勤めるケースが多い。学生がアルバイトで行う場合もある。
 最初はキャディマスター(後述)から講習を受け、ベテランキャディと一緒にコースへ出てコースレイアウトを把握できるよう経験を積む。屋外の仕事であるため、長距離を歩くだけの体力やボールの行方を見定められる視力(矯正でも可)、ゴルフのルールや技術についての知識が必要となる。お客が楽しくプレーできるようにするサービス精神も求められる。ゴルフ場のキャディマスターは、キャディの指導やスケジュール調整などの管理の仕事をしている。毎朝、キャディにお客を割り当てるのもキャディマスターの仕事である。キャディを長く務め、キャディマスターになる人もいる。

キャディのキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「娯楽場等接客員」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「40 接客・給仕職業従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。