看板制作

職業分類:12_080-03 信頼度 ★★★★★

別名:看板工、看板図案画工

街頭に設置される立て看板からビルの屋上に設置される大型の看板等まで、様々な種類の看板を制作する。

平均年収
498万円
レンジ 346〜839万円
最高年収の目安
839万円
上位10% 725万円
5年後の予想年収
553万円推定
2031年
10年後の予想年収
614万円推定
528〜713万円
将来性
43/100
★★☆☆☆ 低め
AI代替リスク
43%
中程度
求人需要
低い
有効求人倍率 0.86倍

仕事内容

街頭に設置される立て看板からビルの屋上に設置される大型の看板等、様々な種類の看板を制作する。
 まず、依頼主と打ち合わせを行い、どのような場所にどのような形態の看板を設置するのか意向を確認する。設置場所の状況などを調べて看板の形状を決め、何通りかのデザインを作成して依頼者に提案を行う。決定したデザインにしたがって、大きさや形状が屋外広告物条例や建築基準法の規制に違反しないように十分に注意し、平面図や側面図などの図面を作成する。工場では、作成した図面に従い、絵や文字を印刷したり、粘着シートをカッティングしたりして、様々な看板を制作する。光源を内蔵したプラスチック看板やLEDを使った看板を制作することもある。
 完成した看板をトラックに積み込んで設置場所まで運搬し、クレーン車などを使用して取り付けを行う。交通の障害とならないように、夜間に作業をすることもある。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 トラック、クレーン車、イラスト、デザイン作成ソフト(Illustrator、Clip Studio等)、画像等編集ソフト(Photoshop、GIMP等)、パソコン

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

賃金、労働時間等の労働条件は勤務先の規定による。受注から納品までのスケジュールは、案件ごとにまちまちであるため、労働時間は不規則になりがちである。会社の合併や社名変更の場合など、指定された日にいっせいに看板を変更することもある。営業の妨げにならないように、店舗が閉店した後の夜間に取り付け作業を行うことも多い。
 就業者には、男性が多いが女性も増えている。
 受注生産のため月々の売り上げの変動が比較的大きく、仕事量は景気に左右される。
 会社や施設の名称、商品やサービス内容を広く知らせるために、看板は効率的であり、将来的にみても一定の需要が見込まれる。
 バスや大型トラック等の車両のラッピング等制作される看板も多様化している。デジタル化も進んでおり、電子看板(デジタルサイネージ)の需要も拡大している。

看板制作の年収

看板制作の平均年収は498万円(令和7年賃金構造基本統計調査「画工,塗装・看板制作従事者」・全国)。中央値の目安は463万円、年収レンジは346〜839万円、上位10%は725万円です。

平均年収
498万円
中央値(目安)
463万円
最低年収の目安
346万円
未経験・20代前半
上位10%
725万円
最高年収の目安
839万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,317円
短時間労働者 1,530円
最低賃金との比
2.0倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
27.1万円
前年度比 +0.8万円

あなたの年収は、同じ年代の看板制作の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

看板制作の時給2,317円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の2.0倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
384万円
30代
454万円
40代
514万円
50代
568万円

平均年収と平均年齢(41.6歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
373万円
1〜3年
415万円
3〜5年
456万円
5〜10年
510万円
10年以上
572万円

雇用形態別の年収推定

正社員 498万円パート・アルバイト 209万円フリーランス・自営 523万円契約社員・派遣社員 388万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年463万円———
2022年462万円———
2023年462万円—0.92倍25.7万円
2024年442万円—0.89倍26.3万円
2025年498万円—0.86倍27.1万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

看板制作の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在498万円 → 3年後 530万円 → 5年後 553万円 → 10年後 614万円(10年後の予想レンジ 528〜713万円)。年率の伸びは+2.1%と見ています。

498万円
現在
2026年
530万円
3年後
2029年
489〜577万円
553万円
5年後
2031年
498〜616万円
614万円
10年後
2036年
528〜713万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) -0.17%求人賃金の勢い +0.43%AIの影響 +0.05%合計 +2.1%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

看板制作の将来性スコア

43/100
★★☆☆☆
低め・全職業で417位
AI耐性
57点
参入障壁
43点
年収水準
46点
求人需要
33点
賃金の勢い
47点
人手不足(平均年齢)
24点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

看板制作のAI代替リスク

43%
中程度
AIに奪われにくい順で全職業中245位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

看板制作の求人需要

有効求人倍率
0.86倍
全職業で365位
求人需要
低い
36/100
求人賃金(月額)
27.1万円
前年度比 +0.8万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
41.6歳
労働時間
165時間/月
5年後の求人数
+5.2%
推定
10年後の求人数
+9.3%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:塗装・装飾の作業員の年収・将来性

看板制作に当たるアメリカの職業「塗装・装飾の作業員」(米国の職業分類 51-9123)の年収の中央値は約654万円($41,600・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収498万円の1.3倍です。

日本:看板制作アメリカ:塗装・装飾の作業員
年収(日本=平均・米国=中央値)498万円654万円
$41,600
上位10%725万円956万円
$60,820
10年後の予想年収614万円877万円
$55,800
将来性スコア4338
AI代替リスク43% 中程度35% 低い
求人需要求人倍率 0.86倍雇用の増減予測 +1.3%
2025–35・BLS
就業者数—7,940人
時給(平均)2,317円
最低賃金の2.0倍
3,302円
$21.00
連邦最低賃金の2.9倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—学歴不問

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:技能工の平均月収を国別に比べる

看板制作は国際標準職業分類で「技能工」に入ります。133か国・地域の技能工の平均月収を円に直すと、日本は月32.7万円で29位、1位はベルギーの月101万円です。アメリカは月84.6万円で日本の2.6倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は26位です。

1. ベルギー
101万円
2. デンマーク
100万円
3. スイス
99.9万円
4. アイスランド
96.4万円
5. ノルウェー
92.7万円
8. アメリカ
84.6万円
12. フランス
67.9万円
14. ドイツ
65.1万円
15. イギリス
61.6万円
21. 韓国
45.2万円
28. シンガポール
33万円
29. 日本
32.7万円

「技能工」全体の平均で、看板制作だけの値ではありません(大工・左官・電気工事士などの建設の職人、溶接工・板金工・整備士、食品・製品づくりの職人など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は39.3万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。技能工の世界ランキングを全部見る →

看板制作に必要なスキル・資格

必要スキル

道具、機器、設備の選択
3.8
傾聴力
3.7
説明力
3.6
読解力
3.2
他者との調整
3.2
文章力
3.2
指導
3.0
学習方法の選択・実践
2.9

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

生産・加工
2.2
設計
2.0
顧客サービス・対人サービス
1.7
機械
1.7
事務処理
1.7
コンピュータと電子工学
1.6
芸術
1.6
建築・建設
1.6

仕事の中身(よく行う活動)

コンピュータを用いて作業を行うスケジュールを作成する仕事を整理、計画する、優先順序を決める組織外の人々とコミュニケーションを取る人間関係を構築し、維持する法律や規定、基準を適用する設備、構造物、材料を検査する創造的に考える

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★☆☆ ふつう(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

看板制作になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、新規学卒の場合には、美術系の大学や専門学校などでデザインを学んでから入職することが多い。コンピュータ化が進んでおり、パソコンを使用したデザイン制作技術が求められている。また、大学や専門学校などで工学や建築を勉強して、構造の設計に携わることもある。中途採用では、経験者が優遇されることが多い。職業訓練校で技術を身につけることもできる。
 必要な資格は特にないが、ネオンサインの看板等は、「電気工事士」の資格を取得していなければ、業務に従事できない場合もある。
 関連資格としては、厚生労働省が定める技能検定の「広告美術仕上げ技能士」がある。
 また、業界団体が認定する「屋外広告士」がある。これらの資格を取得することが屋外広告物の管理者や安全点検担当者になるための要件になっていることも多い。
 小さな事業所では、一人の人が最初から最後まで一貫して制作にあたることも多く、経験を積んで独立することもある。
 手先の器用さやデザインのセンスが求められる。広告を取り付ける際には、景観への配慮ができる知識や都道府県の条例の知識も必要となる。

看板制作のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「画工,塗装・看板制作従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「59 生産関連・生産類似作業従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2019。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。