エステティシャン
別名:美顔術師
顔や身体の手入れなどの「全身美容」を行う。
仕事内容
エステティックサロンではカウンセリング、フェイシャルトリートメント、ボディケア、美容脱毛のほか、ネイルケア、フットケア等を行う。
利用客に肌の状態や手入れの方法について「カウンセリング」を行い、どのようなエステをするかを決める。肌のトラブルは精神的な原因も大きいため、聞き役になり、リラックスさせ、ストレスの解消も図る。
エステティックの基本は、顔の肌の手入れをする「フェイシャルトリートメント」である。利用客をベッドに寝かせ、化粧品や専用の機器・用具を使って、肌の汚れを取る。次に、指・手・腕を使って、強弱を与えながらトリートメントを行い、血行をよくする。その後パックをして、暖めたタオル等で洗い流し、美容液などで仕上げる。
全身の手入れを行う「ボディケア」は、顔と同じように、全身にトリートメントやパックを行う。「美容脱毛」は、脱毛ワックスを使ったり、専用の機器により行う。
◇ よく使う道具、機材、情報技術等
専用機器・用具、美容機器
主なタスク
- お客の予約を管理する。(実施率 1%)
- 客をベッドに寝かせ、クリームや機器を使って、肌の汚れを取る。(実施率 1%)
- どのようなエステをするか決めるため、お客に肌の状態などを聞き、カウンセリングをする。(実施率 1%)
- 消耗品の在庫を確認し、発注する。(実施率 1%)
- 指・手・腕を使って、強弱を与えながらなでさすり、顔面の血行をよくする。(実施率 1%)
- 専用の機械を使って、肌の状態を診断する。(実施率 1%)
- 全身にマッサージやパックを行い、ボディケアをする。(実施率 1%)
- 施術中の客と会話する。(実施率 1%)
- サロンに合わせたブランディングを考案する。(実施率 1%)
- 脱毛ワックスや電気を利用した機器により美容脱毛をする。(実施率 0%)
- 美容器具を使用し、顔の手入れをする。(実施率 1%)
- 肌のたるみをとり、全身を引き締めて痩身をするマッサージ機器を操作する。(実施率 1%)
雇用形態(働いている人の割合)
労働条件の特徴
利用客は女性が多いが、メンズエステを提供する店もある。エステティシャンは女性がほとんどであり、施術を担当するのは若年層が中心となっている。よりよい雇用条件を求めて他の店に移ったり、結婚や出産を期に退職するなど、入職・離職の出入りが多い傾向がある。
昼の12時前後から夜9時、10時ごろまで営業する店が多い。多くは予約制となっている。また、休日はシフト制を採用している企業が多い。利用者が集中する土日祝日はほとんど休めないため、平日を店の定休日にしていることが多い。
ほとんどが立ち仕事であり、かなり手や腕を使うため、ある程度の体力が必要である。
エステティシャンの年収
エステティシャンの平均年収は354万円(令和7年賃金構造基本統計調査「美容サービス・浴場従事者(美容師を除く)」・全国)。中央値の目安は329万円、年収レンジは255〜577万円、上位10%は502万円です。
あなたの年収は、同じ年代のエステティシャンの中で上位何%?
入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。
エステティシャンの時給1,725円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.5倍です。都道府県別の最低賃金 →
年代別の年収推定
平均年収と平均年齢(37.9歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。
経験年数別の年収推定
雇用形態別の年収推定
年収の推移(統計の年ごと)
| 調査年 | 年収 | 就業者数 | 有効求人倍率 | 求人賃金(月額) |
|---|---|---|---|---|
| 2021年 | 320万円 | — | — | — |
| 2022年 | 323万円 | — | — | — |
| 2023年 | 321万円 | — | 3.27倍 | 25.6万円 |
| 2024年 | 329万円 | — | 3.22倍 | 26.6万円 |
| 2025年 | 354万円 | — | 3.13倍 | 27.2万円 |
エステティシャンの将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定
現在354万円 → 3年後 388万円 → 5年後 413万円 → 10年後 481万円(10年後の予想レンジ 414〜559万円)。年率の伸びは+3.1%と見ています。
年率の伸びの内訳
将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →
エステティシャンの将来性スコア
各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。
エステティシャンのAI代替リスク
AIによる仕事内容の変化
解説は準備中です。
AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →
エステティシャンの求人需要
有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。
アメリカでは:エステティシャンの年収・将来性
エステティシャンに当たるアメリカの職業「エステティシャン」(米国の職業分類 39-5094)の年収の中央値は約713万円($45,330・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収354万円の2.0倍です。
| 日本:エステティシャン | アメリカ:エステティシャン | |
|---|---|---|
| 年収(日本=平均・米国=中央値) | 354万円 | 713万円 $45,330 |
| 上位10% | 502万円 | 1,290万円 $82,050 |
| 10年後の予想年収 | 481万円 | 1,005万円 $63,900 |
| 将来性スコア | 46 | 73 |
| AI代替リスク | 23% 低い | 12% 非常に低い |
| 求人需要 | 求人倍率 3.13倍 | 雇用の増減予測 +8.8% 2025–35・BLS |
| 就業者数 | — | 7.3万人 |
| 時給(平均) | 1,725円 最低賃金の1.5倍 | 3,774円 $24.00 連邦最低賃金の3.3倍 |
| 最低賃金 | 1,177円 全国加重平均・2026年度 | 1,140円 連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり |
| 入職に必要な学歴(米国) | — | 職業訓練の修了証(学位なし) |
米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→
世界では:サービス・販売職の平均月収を国別に比べる
エステティシャンは国際標準職業分類で「サービス・販売職」に入ります。133か国・地域のサービス・販売職の平均月収を円に直すと、日本は月28.5万円で28位、1位はルクセンブルクの月82.4万円です。アメリカは月58.2万円で日本の2.0倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は24位です。
「サービス・販売職」全体の平均で、エステティシャンだけの値ではありません(販売店員、介護職員、調理人・接客、理容・美容師、警備員・警察官・消防官など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は32.5万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。サービス・販売職の世界ランキングを全部見る →
エステティシャンに必要なスキル・資格
必要スキル
job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。
必要な知識
仕事の中身(よく行う活動)
必要資格
job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。
学歴(働いている人の割合)
入職前の訓練期間
入職前の実務経験
なる難しさ:★★☆☆☆ やや易しい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)
エステティシャンになるには(未経験からの方法)
就くには(job tag)
一般財団法人日本エステティック協会が認定している「認定エステティシャン」などの資格を持っていると知識・技術の証明になる。
入職後の研修期間中は多くのエステティック専門店がOJTによる教育を行っている。
技術を身につける上で、腕や手が器用であれば有利である。その日の体調や気分によって変わる利用客の肌質を見きわめるためには、観察力が必要となる。利用客に「心地よさ」を感じてもらうために、思いやりや気配りをもって接することも大切である。
エステティシャンとして経験を積み、独立開業することもできる。
なお、施術内容等によっては、あん摩マッサージ指圧師等の国家資格が必要になる場合があるので、施術・開業に当たっては最寄りの保健所に相談することが望ましい。
エステティシャンのキャリアルートと年収アップ方法
解説は準備中です。