メイクアップアーティスト

美容 職業分類:09_053-02 信頼度 ★★★★☆

メイクアップやヘアセットの技術を駆使して、個性やイメージを表現し、人をより美しく演出する。

平均年収
389万円
レンジ 280〜633万円
最高年収の目安
633万円
上位10% 552万円
5年後の予想年収
455万円推定
2031年
10年後の予想年収
534万円推定
459〜620万円
将来性
56/100
★★★☆☆ ふつう
AI代替リスク
10%
非常に低い
求人需要
高い
有効求人倍率 3.13倍

仕事内容

メイクアップやヘアセットの技術を駆使して、個性やイメージを表現し、人をより美しく演出する。
 雑誌・広告物などの印刷物、テレビ番組やコマーシャル・映画などの映像、ファッションショーで、登場するモデルや俳優、出演者のメイクアップやヘアセットを行う。
 まず、制作会社や編集者から仕事の依頼を受けると、絵コンテなどの企画プランから、どのようなメイクが求められているか、といったイメージをつかむ。必要に応じて、ディレクターやスタイリストと打ち合わせをし、確認をとるなどして仕事の概要を把握し、必要なメイクアップ道具、化粧品類、ヘアアクセサリー類などを準備する。
 仕事の当日は、モデルや俳優が衣装合わせを済ませた後、メイクアップを始める。モデルが気持ち良く撮影に入れるよう、リラックスした雰囲気づくりを心掛け、与えられた時間内に仕上げて、カメラマンやディレクターに確認してもらう。要求されたイメージを作り上げられるように、様々な仕上げ技術が必要となる。ヘアセットとトータルで仕上げる場合が多い。
 演出や撮影の邪魔にならない場所で常に待機し、モデルの顔が汗ばんだり、髪形が乱れたりしたときにはタイミングを見て直すのも重要な仕事となる。終了後は、モデルのメイクを落とし、ヘアを元に戻す。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
メイクアップ道具、化粧品類、ヘアアクセサリー類

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

職場は、雑誌などの仕事を手掛ける美容室、ヘアメイク専門のプロダクション等である。
 経験を積んでフリーになったり、数人で小さな事務所をつくる場合もある。
 就業者は女性が大半を占めているが、有名なメイクアップアーティストとして活躍する男性もいる。給与については、美容室に所属する場合は、勤務先の規定による。プロダクションに所属する場合は、月給と歩合制を合わせた形をとっている場合が多い。フリーの場合は、契約した仕事量や内容によって報酬が支払われる。給与や報酬の額は、個人の経験や実力、ロケーションの場所、拘束時間、モデル数など条件の違いにより異なる。
 労働時間や休日・休暇については、撮影スケジュールに左右されるため、不規則になることが多い。スタジオ撮影で仕事が夜間に及ぶ場合や海外ロケーション等もある。
 仕事は基本的に受注によるため、需要は景気の動向に左右される部分が大きい。

メイクアップアーティストの年収

メイクアップアーティストの平均年収は389万円(令和7年賃金構造基本統計調査「理容・美容師」・全国)。中央値の目安は361万円、年収レンジは280〜633万円、上位10%は552万円です。

平均年収
389万円
中央値(目安)
361万円
最低年収の目安
280万円
未経験・20代前半
上位10%
552万円
最高年収の目安
633万円
トップ層
時給(一般労働者)
1,789円
短時間労働者 1,648円
最低賃金との比
1.5倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
27.2万円
前年度比 +0.6万円

あなたの年収は、同じ年代のメイクアップアーティストの中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

メイクアップアーティストの時給1,789円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.5倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
355万円
30代
413万円
40代
463万円
50代
507万円

平均年収と平均年齢(30.0歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
295万円
1〜3年
326万円
3〜5年
357万円
5〜10年
398万円
10年以上
444万円

雇用形態別の年収推定

正社員 389万円パート・アルバイト 163万円フリーランス・自営 408万円契約社員・派遣社員 303万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年324万円———
2022年330万円———
2023年380万円—3.27倍25.6万円
2024年372万円—3.22倍26.6万円
2025年389万円—3.13倍27.2万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

メイクアップアーティストの将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在389万円 → 3年後 427万円 → 5年後 455万円 → 10年後 534万円(10年後の予想レンジ 459〜620万円)。年率の伸びは+3.2%と見ています。

389万円
現在
2026年
427万円
3年後
2029年
395〜465万円
455万円
5年後
2031年
410〜507万円
534万円
10年後
2036年
459〜620万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +0.96%求人賃金の勢い +0.16%AIの影響 +0.3%合計 +3.2%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

メイクアップアーティストの将来性スコア

56/100
★★★☆☆
ふつう・全職業で174位
AI耐性
90点
参入障壁
64点
年収水準
16点
求人需要
90点
賃金の勢い
14点
人手不足(平均年齢)
0点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

メイクアップアーティストのAI代替リスク

10%
非常に低い
AIに奪われにくい順で全職業中27位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

メイクアップアーティストの求人需要

有効求人倍率
3.13倍
全職業で55位
求人需要
高い
73/100
求人賃金(月額)
27.2万円
前年度比 +0.6万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
30.0歳
労働時間
175時間/月
5年後の求人数
+18.9%
推定
10年後の求人数
+34.1%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:舞台のメイクアップアーティストの年収・将来性

メイクアップアーティストに当たるアメリカの職業「舞台のメイクアップアーティスト」(米国の職業分類 39-5091)の年収の中央値は約1,528万円($97,150・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収389万円の3.9倍です。

日本:メイクアップアーティストアメリカ:舞台のメイクアップアーティスト
年収(日本=平均・米国=中央値)389万円1,528万円
$97,150
上位10%552万円2,633万円
$167,470
10年後の予想年収534万円2,128万円
$135,300
将来性スコア5681
AI代替リスク10% 非常に低い15% 非常に低い
求人需要求人倍率 3.13倍雇用の増減予測 +6.1%
2025–35・BLS
就業者数—2,340人
時給(平均)1,789円
最低賃金の1.5倍
7,705円
$49.00
連邦最低賃金の6.8倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—職業訓練の修了証(学位なし)

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:サービス・販売職の平均月収を国別に比べる

メイクアップアーティストは国際標準職業分類で「サービス・販売職」に入ります。133か国・地域のサービス・販売職の平均月収を円に直すと、日本は月28.5万円で28位、1位はルクセンブルクの月82.4万円です。アメリカは月58.2万円で日本の2.0倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は24位です。

1. ルクセンブルク
82.4万円
2. ベルギー
79.5万円
3. デンマーク
73.2万円
4. スイス
71.2万円
5. アイスランド
65.8万円
8. ノルウェー
61.8万円
10. アメリカ
58.2万円
12. フランス
52.1万円
14. ドイツ
45.9万円
18. イギリス
40.4万円
21. 韓国
33.9万円
28. 日本
28.5万円

「サービス・販売職」全体の平均で、メイクアップアーティストだけの値ではありません(販売店員、介護職員、調理人・接客、理容・美容師、警備員・警察官・消防官など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は32.5万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。サービス・販売職の世界ランキングを全部見る →

メイクアップアーティストに必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
4.4
説明力
3.8
他者の反応の理解
3.8
指導
3.5
時間管理
3.4
対人援助サービス
3.4
文章力
3.3
他者との調整
3.2

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

顧客サービス・対人サービス
3.7
販売・マーケティング
2.2
事務処理
1.8
心理学
1.8
コミュニケーションとメディア
1.7
ビジネスと経営
1.7
芸術
1.7
人事労務管理
1.4

仕事の中身(よく行う活動)

仕事に関連する知識を更新し、活用するクオリティを判断する人間関係を構築し、維持する創造的に考える情報を取得する組織外の人々とコミュニケーションを取る手と腕を使って物を取り扱い動かす上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★☆☆ ふつう(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

メイクアップアーティストになるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたっては、美容師の免許が必要となる。
 美容師になるには、都道府県知事指定の美容師養成施設昼間・夜間課程の通常課程は2年以上(修得者課程は1年以上)、通信課程の通常課程は3年以上(修得者課程は1年6月以上)で美容師になるために必要な知識・技能を修得・卒業し、美容師国家試験に合格しなければならない。合格後、美容師免許申請をすることで美容師免許証が交付される。
 2018年4月より、一部の養成施設では理容師免許の有資格者を対象に「修得者課程」が設けられている。修得者課程は履修課程の大幅な減免や履修期間が短縮されており、美容師の資格が取得しやすくなっている。
 初めはメイクを受注する美容室、プロダクション等に勤務する場合がほとんどで、そこで何年か経験を積み、独立する(フリーになる)ケースもある。2~5人ぐらいのメイクアップアーティストが一つの事務所(プロダクション)をつくるケースや、フリーのメイクアップアーティストの下でアシスタントを勤めた後、独立する例もある。
 言葉づかいや礼儀、対人関係に気を配り、顧客からの信頼を得ることも求められる。トレンドに敏感であることや、技術や芸術的センスを磨く努力も必要となる。撮影が早朝や夜間に及び、屋外の炎天、寒冷の中での仕事という場合もあるため、体力、健康管理も大切となる。

メイクアップアーティストのキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「理容・美容師」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「38 生活衛生サービス職業従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。