フラワーデザイナー

デザイン 職業分類:03_017-99 信頼度 ★★★☆☆

ディスプレイ用やプレゼントに使われる、生花を中心とした装飾作品を制作する。

平均年収
540万円
レンジ 370〜922万円
最高年収の目安
922万円
上位10% 794万円
5年後の予想年収
582万円推定
2031年
10年後の予想年収
628万円推定
540〜729万円
将来性
35/100
★★☆☆☆ 低め
AI代替リスク
41%
中程度
求人需要
非常に低い
有効求人倍率 0.17倍

仕事内容

ディスプレイ用やプレゼントに使われる、生花を中心とした装飾作品を制作する。
 具体的には、店舗やイベント会場などのディスプレイを生花で装飾する。また、結婚式会場の装花や花嫁のブーケや髪飾りを制作することもある。フラワーショップなどで希望する商品を予算内でアレンジすることもある。フラワーデザインのスクールで趣味でフラワーアレンジメントを楽しむ人に教えたり、デザイナーの育成を行うこともある。
 ディスプレイを行うデザイナーの場合は、依頼を受け、完成予想図をプレゼンテーションし、制作する。フラワーデザイン以外の部分はディスプレイ制作会社に依頼することが多いため、そのような会社との共同作業となる。
 フラワーショップのデザイナーの場合は、お客の要望にあった花束やアレンジメントを作る。お客を待たせて作ることが多いため、スピードが要求される。生花の仕入れ、管理、販売なども行う。
 フラワーデザインの講師の場合は、花の扱い方だけではなく、色彩、流行、ファッション等の幅広い知識が求められる。生徒に対して花の魅力を的確に伝える技術も必要とされる。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 パソコン、花鋏、ワイヤー、グルーガン

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

就業場所は全国にわたるが、都市部で働いている人の割合が高い。フラワーデザイナーが所属する大規模なフラワーショップの数は限られている。
 就業者の男女比では、女性の割合が高いが、近年男性の活躍もみられる。
 雇用形態や賃金形態等の労働条件は、勤務先により様々である。フラワーショップに勤務する場合には週休二日が一般的である。しかし、土日もオープンしているショップが多く、休みは交代で取る。勤務時間も、ショップの営業時間に合わせてシフト制で勤務することが多い。5月~6月などは母の日や結婚式が多い繁忙期のため、週末は夜間まで残業することもある。ディスプレイのデザイナーの場合は、百貨店等の閉店から開店までの間に作業をすることが多い。
 生活に潤いを与えるという観点から、花や緑に対する関心が高まり、マスコミ等にも登場する有名デザイナーもいるなど、フラワーデザイナーの活躍の場が広がっている。結婚式やパーティーなどのイベントには、花は必要不可欠な存在であり、今後も一定の需要が見込まれるものと思われる。また、店舗を持たずにインターネット通販サイトでアレンジメントされた花を販売するなど、販売経路も多様化している。

フラワーデザイナーの年収

フラワーデザイナーの平均年収は540万円(令和7年賃金構造基本統計調査「デザイナー」・全国)。中央値の目安は502万円、年収レンジは370〜922万円、上位10%は794万円です。

平均年収
540万円
中央値(目安)
502万円
最低年収の目安
370万円
未経験・20代前半
上位10%
794万円
最高年収の目安
922万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,614円
短時間労働者 1,755円
最低賃金との比
2.2倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
26.6万円
前年度比 +0.6万円

あなたの年収は、同じ年代のフラワーデザイナーの中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

フラワーデザイナーの時給2,614円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の2.2倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
425万円
30代
506万円
40代
576万円
50代
639万円

平均年収と平均年齢(39.1歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
403万円
1〜3年
448万円
3〜5年
494万円
5〜10年
553万円
10年以上
622万円

雇用形態別の年収推定

正社員 540万円パート・アルバイト 227万円フリーランス・自営 567万円契約社員・派遣社員 421万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年479万円———
2022年481万円———
2023年509万円—0.20倍25.2万円
2024年484万円—0.18倍26万円
2025年540万円—0.17倍26.6万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

フラワーデザイナーの将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在540万円 → 3年後 565万円 → 5年後 582万円 → 10年後 628万円(10年後の予想レンジ 540〜729万円)。年率の伸びは+1.5%と見ています。

540万円
現在
2026年
565万円
3年後
2029年
521〜615万円
582万円
5年後
2031年
525〜648万円
628万円
10年後
2036年
540〜729万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) -0.52%求人賃金の勢い +0.18%AIの影響 +0.07%合計 +1.5%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

フラワーデザイナーの将来性スコア

35/100
★★☆☆☆
低め・全職業で511位
AI耐性
59点
参入障壁
76点
年収水準
58点
求人需要
3点
賃金の勢い
16点
人手不足(平均年齢)
11点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

フラワーデザイナーのAI代替リスク

41%
中程度
AIに奪われにくい順で全職業中230位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

フラワーデザイナーの求人需要

有効求人倍率
0.17倍
全職業で521位
求人需要
非常に低い
6/100
求人賃金(月額)
26.6万円
前年度比 +0.6万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
39.1歳
労働時間
164時間/月
5年後の求人数
+2.2%
推定
10年後の求人数
+3.9%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:フラワーデザイナーの年収・将来性

フラワーデザイナーに当たるアメリカの職業「フラワーデザイナー」(米国の職業分類 27-1023)の年収の中央値は約587万円($37,360・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収540万円の1.1倍です。

日本:フラワーデザイナーアメリカ:フラワーデザイナー
年収(日本=平均・米国=中央値)540万円587万円
$37,360
上位10%794万円802万円
$51,000
10年後の予想年収628万円758万円
$48,200
将来性スコア3536
AI代替リスク41% 中程度42% 中程度
求人需要求人倍率 0.17倍雇用の増減予測 −5.6%
2025–35・BLS
就業者数—4.1万人
時給(平均)2,614円
最低賃金の2.2倍
2,988円
$19.00
連邦最低賃金の2.6倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—高卒

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:専門職の平均月収を国別に比べる

フラワーデザイナーは国際標準職業分類で「専門職」に入ります。133か国・地域の専門職の平均月収を円に直すと、日本は月42.6万円で36位、1位はルクセンブルクの月183万円です。アメリカは月136万円で日本の3.2倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は35位です。

1. ルクセンブルク
183万円
2. スイス
151万円
3. アメリカ
136万円
4. ベルギー
127万円
5. デンマーク
127万円
11. ノルウェー
113万円
13. フランス
108万円
14. ドイツ
99.6万円
16. シンガポール
81.6万円
18. イギリス
80.1万円
25. 韓国
56.5万円
36. 日本
42.6万円

「専門職」全体の平均で、フラワーデザイナーだけの値ではありません(医師・看護師・薬剤師、エンジニア・プログラマー、教員、弁護士・会計士、記者・デザイナーなど。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は52.9万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。専門職の世界ランキングを全部見る →

フラワーデザイナーに必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
4.3
指導
4.2
他者との調整
3.9
学習方法の選択・実践
3.8
説明力
3.8
他者の反応の理解
3.7
文章力
3.4
交渉
3.4

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

顧客サービス・対人サービス
2.7
販売・マーケティング
2.5
芸術
2.4
生産・加工
2.1
事務処理
1.9
コミュニケーションとメディア
1.8
ビジネスと経営
1.7
教育訓練
1.6

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★★☆ やや難しい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

フラワーデザイナーになるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、農業高校や園芸高校、専門学校のフラワーデザイン科などで専門的な知識や技能を身につける場合が多い。未経験から目指すには、フラワーショップのアルバイトからはじめる方法もある。
 趣味でフラワーデザインをする人は多いが、実際に職業として続けていくためには、多くの経験と技術を身につけることが必要とされる。フラワーショップなどで経験を積み、フラワーショップを開業、フリーランスのフラワーデザイナーとして独立していく人もいる。
 関連資格としては、厚生労働省の定める技能検定の「フラワー装飾技能士」や、関係団体の認定する資格がある。
 大手のフラワーショップなどを除き、新規学卒の採用はほとんど行われていない。フラワーショップのスタッフやスクールの講師アシスタントなどを中心に中途採用が行われている。
 花を扱う職場のため華やかなイメージがあるが、花によってそれぞれ異なる扱い方が求められ、水揚げの処理や手入れの方法など地道な作業も多い。フラワーショップでの仕事には、花と水の入った重いバケツを運ぶ、注文を受けた商品を車に積んで配達するなど、体力を要する仕事もある。薬品などの取り扱い方法なども学ぶ必要がある。また、花だけが相手ではなく、顧客の要望を的確に聞き、予算内で提案するなど経験や高いコミュニケーションスキルも必要となる。

フラワーデザイナーのキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「デザイナー」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「22 美術家,デザイナー,写真家,映像撮影者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2019。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。