ジュエリーデザイナー

デザイン 職業分類:03_017-99 信頼度 ★★★☆☆

別名:アクセサリーデザイナー

指輪、ネックレス、ブローチ、イヤリングなど、「身を飾る装身具」をデザインする。

平均年収
540万円
レンジ 370〜922万円
最高年収の目安
922万円
上位10% 794万円
5年後の予想年収
577万円推定
2031年
10年後の予想年収
617万円推定
530〜716万円
将来性
31/100
★★☆☆☆ 低め
AI代替リスク
54%
中程度
求人需要
非常に低い
有効求人倍率 0.17倍

仕事内容

指輪、ネックレス、ブローチ、イヤリングなど、「身を飾る装身具」をデザインする。
 ジュエリーデザイナーには、貴金属や宝石にとらわれず、あらゆる素材を使用してジュエリーをデザインするデザイナーと、宝石やプラチナ、金・銀といった貴金属などの素材を使用して、ジュエリーをデザインするデザイナーがいる。
 前者は主にデザインから製作までを個人で行い、個展などで作品を発表し、販売している場合が多い。
 後者には、ジュエリーを製作したり、販売する会社に勤めて流行やニーズに合わせたジュエリーをデザインする企業内デザイナーと、独立して、企業にジュエリーのデザインを供給しているフリーランスのデザイナーがいる。また、会社を興し、自分でデザインしたジュエリーを自社で製作し販売まで行っている自営のデザイナーもいる。
 企業内デザイナー、フリーランスデザイナーは、まず商品開発にあたり何をどのような対象に向けてデザインするかを打ち合わせ、デザインを考える。デザインが決まると、製作者と打ち合わせ、製品が完成するまでを監修する。フリーランスのデザイナーの中にはデザインだけではなく製品を完成させて、それを企業に販売している人もいる。会社を経営し、自分のデザインを製作、販売しているデザイナーの場合は、デザインから、製作の監修、コスト計算、在庫管理、販売などの業務を行う。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 CADソフト、パソコン、工具(手動工具、電動工具)

労働条件の特徴

企業内デザイナーは、都市部か、山梨県など地場産業でジュエリーに関わりのある地域で勤務する場合が多い。企業に就職するのでなければ、全国どこででも仕事をすることができる。
 労働時間は、企業内デザイナーの場合は勤務先の規定による。時期によっては、残業時間が多くなることもある。フリーランスのデザイナーの場合は、デザインの締め切り間近、又は仕事が集中した時とそうでない時で、就労時間が不規則になる場合もある。販売までを業務としているデザイナーは、販売地域が広範囲の場合は出張が多くなり、時間も不規則になる場合が多い。
 年齢層は企業内のアシスタントクラスの20歳代から、キャリアを積んだデザイナーでは高齢期になっても活躍している人もいるなど幅広い。
 近年、企業内デザイナーの需要は減少する傾向にある。フリーランスや自営の場合は、キャリアや知名度によって仕事量の差が大きい。

ジュエリーデザイナーの年収

ジュエリーデザイナーの平均年収は540万円(令和7年賃金構造基本統計調査「デザイナー」・全国)。中央値の目安は502万円、年収レンジは370〜922万円、上位10%は794万円です。

平均年収
540万円
中央値(目安)
502万円
最低年収の目安
370万円
未経験・20代前半
上位10%
794万円
最高年収の目安
922万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,614円
短時間労働者 1,755円
最低賃金との比
2.2倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
26.6万円
前年度比 +0.6万円

あなたの年収は、同じ年代のジュエリーデザイナーの中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

ジュエリーデザイナーの時給2,614円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の2.2倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
425万円
30代
506万円
40代
576万円
50代
639万円

平均年収と平均年齢(39.1歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
403万円
1〜3年
448万円
3〜5年
494万円
5〜10年
553万円
10年以上
622万円

雇用形態別の年収推定

正社員 540万円パート・アルバイト 227万円フリーランス・自営 567万円契約社員・派遣社員 421万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年479万円———
2022年481万円———
2023年509万円—0.20倍25.2万円
2024年484万円—0.18倍26万円
2025年540万円—0.17倍26.6万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

ジュエリーデザイナーの将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在540万円 → 3年後 562万円 → 5年後 577万円 → 10年後 617万円(10年後の予想レンジ 530〜716万円)。年率の伸びは+1.3%と見ています。

540万円
現在
2026年
562万円
3年後
2029年
519〜611万円
577万円
5年後
2031年
520〜642万円
617万円
10年後
2036年
530〜716万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) -0.52%求人賃金の勢い +0.18%AIの影響 -0.12%合計 +1.3%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

ジュエリーデザイナーの将来性スコア

31/100
★★☆☆☆
低め・全職業で533位
AI耐性
46点
参入障壁
67点
年収水準
58点
求人需要
3点
賃金の勢い
16点
人手不足(平均年齢)
11点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

ジュエリーデザイナーのAI代替リスク

54%
中程度
AIに奪われにくい順で全職業中324位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

ジュエリーデザイナーの求人需要

有効求人倍率
0.17倍
全職業で521位
求人需要
非常に低い
6/100
求人賃金(月額)
26.6万円
前年度比 +0.6万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
39.1歳
労働時間
164時間/月
5年後の求人数
+0.1%
推定
10年後の求人数
+0.2%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:デザイナー(その他)の年収・将来性

ジュエリーデザイナーに当たるアメリカの職業「デザイナー(その他)」(米国の職業分類 27-1029)の年収の中央値は約1,021万円($64,950・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収540万円の1.9倍です。

日本:ジュエリーデザイナーアメリカ:デザイナー(その他)
年収(日本=平均・米国=中央値)540万円1,021万円
$64,950
上位10%794万円2,030万円
$129,110
10年後の予想年収617万円1,354万円
$86,100
将来性スコア3155
AI代替リスク54% 中程度50% 中程度
求人需要求人倍率 0.17倍雇用の増減予測 +1.2%
2025–35・BLS
就業者数—9,480人
時給(平均)2,614円
最低賃金の2.2倍
5,976円
$38.00
連邦最低賃金の5.2倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—学士号(大卒)

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:専門職の平均月収を国別に比べる

ジュエリーデザイナーは国際標準職業分類で「専門職」に入ります。133か国・地域の専門職の平均月収を円に直すと、日本は月42.6万円で36位、1位はルクセンブルクの月183万円です。アメリカは月136万円で日本の3.2倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は35位です。

1. ルクセンブルク
183万円
2. スイス
151万円
3. アメリカ
136万円
4. ベルギー
127万円
5. デンマーク
127万円
11. ノルウェー
113万円
13. フランス
108万円
14. ドイツ
99.6万円
16. シンガポール
81.6万円
18. イギリス
80.1万円
25. 韓国
56.5万円
36. 日本
42.6万円

「専門職」全体の平均で、ジュエリーデザイナーだけの値ではありません(医師・看護師・薬剤師、エンジニア・プログラマー、教員、弁護士・会計士、記者・デザイナーなど。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は52.9万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。専門職の世界ランキングを全部見る →

ジュエリーデザイナーに必要なスキル・資格

必要スキル

説明力
4.5
道具、機器、設備の選択
4.4
傾聴力
4.3
カスタマイズと開発
4.2
資金管理
4.0
他者の反応の理解
4.0
クオリティチェック
4.0
要件分析(仕様作成)
4.0

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

芸術
3.2
生産・加工
3.0
販売・マーケティング
2.8
顧客サービス・対人サービス
2.7
事務処理
2.0
ビジネスと経営
1.9
コミュニケーションとメディア
1.8
設計
1.6

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★☆☆ ふつう(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

ジュエリーデザイナーになるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。ジュエリーの専門学校で専門知識を学んだり、大学等で美術、金工等を学んでいる場合が一般的である。独学で学ぶこともある。
 企業に就職してデザインの経験を積み、その後独立し開業する場合がある。学校卒業後、企業に就職せずに、自身で活動し経験を重ねていく場合もある。日本だけではなく、世界的なデザインコンテストが多種あり、登竜門として新人に門戸を開いている。これに応募し、入選・入賞を重ねたり、個人で個展等を開くことが、実績の評価に繋がる。
 関連資格としては、厚生労働省の定める技能検定の「貴金属装身具製作技能士」がある。
 デザインだけを行い製作は他者に委ねる場合と、デザインから製作までを行う場合があるが、いずれにしても製作に関する知識や使用する材料(金属、宝石)の特性に関する知識が必要である。デザイン画は手書きも多いが、CADを使用したデザインソフトで行う場合もある。常に新しいデザインや消費者の好みの動きに気を配り、豊かで独創的な発想力を高めていくことが求められる。

ジュエリーデザイナーのキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「デザイナー」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「22 美術家,デザイナー,写真家,映像撮影者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2019。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。