内装工

建設 職業分類:14_091-07 信頼度 ★★★★★

別名:クロス張り職、ゴム床張工、室内装飾工、じゅうたん張工、プラスチック床張工、壁装工、リノリウム床張工

建物の室内を快適な居住空間とするため、床、天井・壁などの内装の仕上げを行う。

平均年収
467万円
レンジ 328〜779万円
最高年収の目安
779万円
上位10% 675万円
5年後の予想年収
552万円推定
2031年
10年後の予想年収
653万円推定
561〜758万円
将来性
64/100
★★★☆☆ ふつう
AI代替リスク
18%
非常に低い
求人需要
非常に高い
有効求人倍率 4.37倍

仕事内容

建物の室内を快適な居住空間とするため、床、天井・壁などの内装の仕上げを行う。
 内装仕上げには床仕上げと壁・天井仕上げなどがあり、建物の種別、用途などにより、それぞれ用いられる材料が異なる。建物の用途、種類、面積によっては、建築基準法と消防法や条例などによって材料、施工方法が規制を受ける。
 用いられる材料は、寸法、色調、デザインなど材料メーカー独自のものも多く、用途によって非常に多様である。このため、内装仕上げに従事する内装工の仕事は多くの専門領域に分かれ、その主なものは床仕上げ工、鋼製下地組立工、ボード張り工、壁装工であるが、様々な作業をこなせる多能工を目指す人も多い。
 床仕上げ工は、左官が仕上げたコンクリート床や大工が仕上げた木造床の床面に基準線を引いて、中心からタイル、フローリング、シート類を張ったり、カーペットやじゅうたんを敷き込む。鋼製下地組立工は、軽量鉄骨や付属金物を使って、各部屋を仕切る壁や二重天井の下地を組み立てる。ボード張り工は、鋼製下地組立工が組み立てた鋼製下地や大工が作った木製下地に、合板、繊維板、石膏ボードなどを張って仕上げる。壁装工は、左官仕上げされた壁、天井、ボード張り面などの下地に、ビニールクロスなどの壁紙類を張る。
 カーテンの縫製取付やブラインドの取付、ふすまや障子の紙張りなども内装工の仕事である。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 工具(かなづち、のこぎり等の手動工具、ドリル等の電動工具)、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

内装工は建設現場をはじめ、建築物のあるところが職場となり、建築物の完成に伴って職場が次々に変わっていく。
 就業者は男性がほとんどで、女性比率は約1%と少数である(2016年2月時点*)。
 労働条件として、賃金の体系は、日給又は月給制であるが、技能が一定の基準に達してからは、月給制から出来高給に変わるというケースが多い。
 労働時間については、午前8時頃始業、午後5時頃終業というケースが一般的であるが、工事現場の作業環境、工期、施工時期などの関係で、一定しない場合もある。内装仕上げは建築工事の最終工程であるため、他の工程の影響を受けやすい。また、改装工事の場合は建物の使用者がいない夜間や休日に工事を行うことから、残業や夜間作業・休日出勤などになることもある。ただ、屋内作業のため、屋外作業の建築系職種のように天候に左右されることはほとんどない。

*一般社団法人日本建設業連合会、女性技能者の現況等に関するアンケート調査結果

内装工の年収

内装工の平均年収は467万円(令和7年賃金構造基本統計調査「その他の建設従事者」・全国)。中央値の目安は434万円、年収レンジは328〜779万円、上位10%は675万円です。

平均年収
467万円
中央値(目安)
434万円
最低年収の目安
328万円
未経験・20代前半
上位10%
675万円
最高年収の目安
779万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,161円
短時間労働者 1,601円
最低賃金との比
1.8倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
28.8万円
前年度比 +0.8万円

あなたの年収は、同じ年代の内装工の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

内装工の時給2,161円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.8倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
363万円
30代
427万円
40代
482万円
50代
531万円

平均年収と平均年齢(41.6歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
352万円
1〜3年
390万円
3〜5年
428万円
5〜10年
478万円
10年以上
536万円

雇用形態別の年収推定

正社員 467万円パート・アルバイト 196万円フリーランス・自営 490万円契約社員・派遣社員 364万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年432万円———
2022年461万円———
2023年453万円—4.82倍27.4万円
2024年453万円—4.59倍28万円
2025年467万円—4.37倍28.8万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

内装工の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在467万円 → 3年後 516万円 → 5年後 552万円 → 10年後 653万円(10年後の予想レンジ 561〜758万円)。年率の伸びは+3.4%と見ています。

467万円
現在
2026年
516万円
3年後
2029年
477〜562万円
552万円
5年後
2031年
497〜615万円
653万円
10年後
2036年
561〜758万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +1.0%求人賃金の勢い +0.37%AIの影響 +0.24%合計 +3.4%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

内装工の将来性スコア

64/100
★★★☆☆
ふつう・全職業で77位
AI耐性
82点
参入障壁
72点
年収水準
41点
求人需要
94点
賃金の勢い
31点
人手不足(平均年齢)
24点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

内装工のAI代替リスク

18%
非常に低い
AIに奪われにくい順で全職業中75位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

内装工の求人需要

有効求人倍率
4.37倍
全職業で31位
求人需要
非常に高い
80/100
求人賃金(月額)
28.8万円
前年度比 +0.8万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
41.6歳
労働時間
168時間/月
5年後の求人数
+23.1%
推定
10年後の求人数
+41.6%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

内装工に必要なスキル・資格

必要スキル

道具、機器、設備の選択
4.2
傾聴力
3.7
設置と設定
3.4
指導
3.4
他者との調整
3.3
読解力
3.3
資材管理
3.3
説明力
3.3

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

建築・建設
2.5
機械
1.7
事務処理
1.5
数学
1.3
顧客サービス・対人サービス
1.3
設計
1.2
日本語の語彙・文法
1.1
経済学・会計学
1.1

仕事の中身(よく行う活動)

仕事を整理、計画する、優先順序を決める手と腕を使って物を取り扱い動かす全身を使って身体的な活動を行う人間関係を構築し、維持するスケジュールを作成する組織外の人々とコミュニケーションを取る数値の算出・推計を行う設備、構造物、材料を検査する

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★☆☆ ふつう(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

内装工になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。一般に、内装工事会社に入職し、見習からスタートして徐々に専門的な仕事をマスターしていくというケースが多い。また職業訓練校へ入って、各種内装仕上工としての訓練を受けて基礎を固めてから入職することで、その後の技能の習得を効率化させるケースもある。
 厚生労働省の技能検定の「内装仕上げ施工技能士」、「表装技能士」の資格を取得すると、技術の証明となり、仕事の幅が広がる。
 一人前の内装仕上げができるようになるには、ある程度の時間が必要だが、技能が身につけば若くして独立することも可能である。
 内装仕上げの各職種とも、基本的には肉体労働で、壁・天井仕上げ施工では足場作業などもあるため、体力が求められる。また、いずれも仕上げの美しさに関係する仕事であることから、美的感覚や空間判断力が望まれる。
 様々なライフスタイルに合わせてニーズが多様化しているため、トータルインテリアの提案や施工が求められている。

内装工のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「その他の建設従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「66 建設従事者(建設躯体工事従事者を除く)」)(e-Stat、2026/10/31取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。