電気工事士

建設 職業分類:14_094-05 信頼度 ★★★★★

別名:エアコン取付作業員(家庭用)、屋内電気配線工事作業員、オール電化工事作業員、航空機配線作業員、産業用電気装置据付作業員、照明器取付作業員、船舶配線作業員、太陽光発電装置据付作業員(電気工事)

建物内で、電線を配線し、電気を利用するための設備を設置する。

平均年収
628万円
レンジ 416〜1,104万円
最高年収の目安
1,104万円
上位10% 946万円
5年後の予想年収
740万円推定
2031年
10年後の予想年収
871万円推定
749〜1,011万円
将来性
70/100
★★★★☆ 高い
AI代替リスク
15%
非常に低い
求人需要
高い
有効求人倍率 3.37倍

仕事内容

電力会社から送電された電気を変圧する変電設備の据え付けをはじめ、建物の各階へ電気を送る幹線の敷設、分電盤の据え付け、配線、コンセントや照明器具の取り付けなど電気を利用するための設備等の工事を行う。
 情報の伝達設備である放送通信施設、インターホン、防災防犯などの設備、電話や通信の回線を納める配管、避雷針の工事なども行う。
 基本的な作業は、機器の据え付け、器具の所定個所への取り付け、それらの機器や器具への配線などで、建設作業と並行して行われることが多い。作業は通常、2~4人のグループで行われ、それぞれのグループは職長が中心となり、その指揮下で作業が進められる。大きな建設現場では、電気工事の責任者がいて、グループごとの1日の作業内容が決められ、指示が与えられる。指示は通常図面によって示されるので、電気工事士はその図面を読解し、それに基づいて材料、工具、作業手順などを決めて作業を進める。全部の作業が終了すると、確認のために必ず試験を行って、試験成績書を作成する。
 電気工事は様々な法令によって基準が定められており、法令を守って安全確実な仕事をすることが必要である。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 分電盤、配線、工具(かなづち、のこぎり等の手動工具、ドリル等の電動工具)、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

電気工事士の作業は建設現場で行うことが多いので、担当現場に応じて作業場所は移動する。また作業の内容も、建設作業の工程が進むにつれて変わってくる。
 就業者のうち、女性は約1%と少数となっている(2016年2月時点*)。
 大部分の企業が労働時間を実働8時間、休日を週休二日制としているが、建築工事の進行具合によっては土曜・日曜が休日となるとは限らず、他の曜日に休む場合もある。
 建築物の大型化、高層化が進んでいることに加えて、省力化、省エネルギーへの対応、保安や防災面の強化、管理の自動化のために、複雑で高度な電気設備が採用されるようになっており、こうした施設、設備等の変化に伴う高度な技能が電気工事士には求められている。

*一般社団法人日本建設業連合会、女性技能者の現況等に関するアンケート調査結果

電気工事士の年収

電気工事士の平均年収は628万円(令和7年賃金構造基本統計調査「電気工事従事者」・全国)。中央値の目安は584万円、年収レンジは416〜1,104万円、上位10%は946万円です。

平均年収
628万円
中央値(目安)
584万円
最低年収の目安
416万円
未経験・20代前半
上位10%
946万円
最高年収の目安
1,104万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,908円
短時間労働者 1,754円
最低賃金との比
2.5倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
28.2万円
前年度比 +0.7万円

あなたの年収は、同じ年代の電気工事士の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

電気工事士の時給2,908円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の2.5倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
471万円
30代
567万円
40代
652万円
50代
728万円

平均年収と平均年齢(41.6歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
463万円
1〜3年
518万円
3〜5年
573万円
5〜10年
645万円
10年以上
727万円

雇用形態別の年収推定

正社員 628万円パート・アルバイト 264万円フリーランス・自営 660万円契約社員・派遣社員 490万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年511万円———
2022年507万円———
2023年551万円—3.20倍26.7万円
2024年548万円—3.30倍27.5万円
2025年628万円—3.37倍28.2万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

電気工事士の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在628万円 → 3年後 693万円 → 5年後 740万円 → 10年後 871万円(10年後の予想レンジ 749〜1,011万円)。年率の伸びは+3.3%と見ています。

628万円
現在
2026年
693万円
3年後
2029年
640〜754万円
740万円
5年後
2031年
666〜824万円
871万円
10年後
2036年
749〜1,011万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +1.0%求人賃金の勢い +0.26%AIの影響 +0.26%合計 +3.3%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

電気工事士の将来性スコア

70/100
★★★★☆
高い・全職業で24位
AI耐性
85点
参入障壁
88点
年収水準
81点
求人需要
91点
賃金の勢い
21点
人手不足(平均年齢)
24点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

電気工事士のAI代替リスク

15%
非常に低い
AIに奪われにくい順で全職業中49位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

電気工事士の求人需要

有効求人倍率
3.37倍
全職業で52位
求人需要
高い
75/100
求人賃金(月額)
28.2万円
前年度比 +0.7万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
41.6歳
労働時間
163時間/月
5年後の求人数
+19.3%
推定
10年後の求人数
+34.8%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

電気工事士に必要なスキル・資格

必要スキル

修理
4.2
故障等の原因特定
4.1
設置と設定
4.1
傾聴力
4.0
道具、機器、設備の選択
4.0
読解力
4.0
説明力
3.8
保守点検
3.8

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

建築・建設
2.7
通信技術
2.1
機械
2.1
設計
2.1
数学
1.7
工学
1.7
事務処理
1.7
物理学
1.5

仕事の中身(よく行う活動)

上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る仕事を整理、計画する、優先順序を決める法律や規定、基準を適用する人間関係を構築し、維持するスケジュールを作成する組織外の人々とコミュニケーションを取る仕事に関連する知識を更新し、活用する継続的に状況を把握する

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★★★ 難しい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

電気工事士になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

電気工事を行うには「電気工事士」の資格が必要となるが、一般的には職業訓練校、専門学校、電気工事業組合の養成施設などで所定の課程を修了し、資格を取得してから入職するか、入社後に企業内の養成施設で訓練を受けて資格を取得する。「電気工事士」には第一種及び第二種があり、それぞれ従事できる業務の範囲が定められている。
 工業高校の電気科卒業者だけでなく、専門学校・高専・短大・大学卒業者が入職するケースもある。
 大企業などでは15~20年の経験を積むと現場の責任者である職長として数人の部下を任せられるようになる。また、「電気主任技術者」などの資格を取り、ビル管理技術者や電気工事管理者の仕事に転じたり、独立して電気工事業を営む場合もある。
 脚立やはしごの上など高くて狭い所での作業が多いので、平衡感覚が優れていて手先が器用な人が向いている。また、電気設備を取り扱うため、慎重さ、責任感なども求められる。

電気工事士のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「電気工事従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「67 電気工事従事者」)(e-Stat、2026/10/31取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。