ピッキング作業員

物流 職業分類:15_098-02 信頼度 ★★★★★

別名:商品仕分け作業員、商品取集め作業員、商品ピッキング作業員、ピッキング作業員(倉庫)、ピッキング作業員(倉庫卸・小売店)

倉庫や工場等に搬入された商品を、伝票又は指示書に従って取り集めや仕分けをし、搬出準備を行う。

平均年収
354万円
レンジ 255〜576万円
最高年収の目安
576万円
上位10% 502万円
5年後の予想年収
398万円推定
2031年
10年後の予想年収
448万円推定
385〜520万円
将来性
40/100
★★☆☆☆ 低め
AI代替リスク
29%
低い
求人需要
低い
有効求人倍率 0.31倍

仕事内容

倉庫や工場等に搬入された商品を、伝票又は指示書に従って取り集めや仕分けをし、搬出準備を行う。
 ピッキング作業には、オーダー別ピッキング(摘み取り方式)とトータルピッキング(種まき方式)がある。オーダー別ピッキングは、伝票に従い、発送先ごとに必要な商品を倉庫内から取り集める。個人向けの通信販売のように発送先が多く、出荷数が少ない場合に多く用いられる。トータルピッキングは、限られた納入先に少ない品数で大量の出荷をする場合に多く用いられる。
 最近はハンディターミナルを使ってバーコードによって商品管理を行うピッキングシステムが用いられる。商品が入荷・移動・出荷される度にバーコードで商品管理するので、収納されている商品の場所をリアルタイムでデータ化することができ、商品の在庫管理におけるミスの発生を抑えることができる。また、2人一組になってリストを読み上げる作業などがなくなり省力化にも寄与している。
 職場の一日の仕事の流れをみると、入庫の受け入れ作業としてバーコードリーダーを使い、商品を確認チェックするなど入庫受付を行う。受け入れた商品を、賞味期限の長短別に仕分けし倉庫に格納する。次いで商品を発送先ごとに、伝票に従い数量を合わせピッキングする。検品を済ませた商品の数量記入を行い、積付(形、重さが不揃いのものを効率よく配置)する。発送数が記載された個数票をケースに取り付け、発送先ごとの商品をドライバーに受け渡し積み込み作業して行く。商品出荷後の倉庫の棚卸しを行う。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 ハンディターミナル、ピッキングシステム、バーコードリーダー

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

勤務先は物流、流通関連企業等の倉庫が多く全国に分布している。倉庫は、幹線道路などの交通網が発達した地域に立地することが多い。
 雇用形態は、パート・アルバイト、契約社員、派遣労働者など非正規社員の比率が高い。就業者の年齢構成は幅広い。
 賃金は時給制となっていることが多い。
 中元・歳暮といったシーズンには、物流量が多くなり残業も生じることがある。勤務形態では日勤、夜勤の交代制が採られていることが多い。土日が休日になるとは限らない。作業環境については、冷暖房が整備されている倉庫が多いが、常温の倉庫や冷蔵倉庫での作業もある。
 ピッキングの自動化を可能にするピッキング・ロボットの研究・開発も進んでおり、将来的には完全自動化、完全無人化された工場、倉庫の出現も見込まれている。

ピッキング作業員の年収

ピッキング作業員の平均年収は354万円(令和7年賃金構造基本統計調査「他に分類されない運搬・清掃・包装等従事者」・全国)。中央値の目安は329万円、年収レンジは255〜576万円、上位10%は502万円です。

平均年収
354万円
中央値(目安)
329万円
最低年収の目安
255万円
未経験・20代前半
上位10%
502万円
最高年収の目安
576万円
トップ層
時給(一般労働者)
1,733円
短時間労働者 1,229円
最低賃金との比
1.5倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
22.3万円
前年度比 +0.8万円

あなたの年収は、同じ年代のピッキング作業員の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

ピッキング作業員の時給1,733円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.5倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
259万円
30代
301万円
40代
335万円
50代
366万円

平均年収と平均年齢(50.3歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
269万円
1〜3年
297万円
3〜5年
325万円
5〜10年
362万円
10年以上
405万円

雇用形態別の年収推定

正社員 354万円パート・アルバイト 149万円フリーランス・自営 371万円契約社員・派遣社員 276万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年316万円———
2022年333万円———
2023年340万円—0.34倍20.9万円
2024年345万円—0.32倍21.5万円
2025年354万円—0.31倍22.3万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

ピッキング作業員の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在354万円 → 3年後 380万円 → 5年後 398万円 → 10年後 448万円(10年後の予想レンジ 385〜520万円)。年率の伸びは+2.4%と見ています。

354万円
現在
2026年
380万円
3年後
2029年
350〜413万円
398万円
5年後
2031年
358〜443万円
448万円
10年後
2036年
385〜520万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) -0.44%求人賃金の勢い +0.67%AIの影響 +0.16%退職による人手不足 +0.2%合計 +2.4%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

ピッキング作業員の将来性スコア

40/100
★★☆☆☆
低め・全職業で458位
AI耐性
71点
参入障壁
1点
年収水準
3点
求人需要
8点
賃金の勢い
69点
人手不足(平均年齢)
94点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

ピッキング作業員のAI代替リスク

29%
低い
AIに奪われにくい順で全職業中147位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

ピッキング作業員の求人需要

有効求人倍率
0.31倍
全職業で504位
求人需要
低い
21/100
求人賃金(月額)
22.3万円
前年度比 +0.8万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
50.3歳
労働時間
162時間/月
5年後の求人数
+5.8%
推定
10年後の求人数
+10.4%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

ピッキング作業員に必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
2.1
読解力
1.8
説明力
1.8
指導
1.8
文章力
1.6
新しい情報の応用力
1.6
他者との調整
1.5
他者の反応の理解
1.4

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

輸送
0.7
生産・加工
0.6
顧客サービス・対人サービス
0.6
事務処理
0.6
日本語の語彙・文法
0.5
コンピュータと電子工学
0.5
コミュニケーションとメディア
0.5
販売・マーケティング
0.4

仕事の中身(よく行う活動)

手と腕を使って物を取り扱い動かす全身を使って身体的な活動を行う上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る人間関係を構築し、維持する仕事を整理、計画する、優先順序を決める法律や規定、基準を適用するコンピュータを用いて作業を行うクオリティを判断する

必要資格

関連する資格はありません(資格が無くても就ける職業です)。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★☆☆☆☆ やさしい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

ピッキング作業員になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。中途採用が多い。
 入職後はOJTにより経験を積む。
 商品を丁寧に取り扱う姿勢と状況に応じた判断力が求められる。作業処理の迅速性、正確性も必要である。経験や知識・記憶力が求められていたが、業務のデジタル化が進み、短時間でより多くの件数を処理できるようになったことから、新しい技術に対する適応力が必要となっている。

ピッキング作業員のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「他に分類されない運搬・清掃・包装等従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「73 その他の運搬・清掃・包装等従事者」)(e-Stat、2026/10/31取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2019。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。