豆腐製造、豆腐職人

製造 職業分類:12_072-06 信頼度 ★★★★☆

別名:油揚製造工、がんもどき製造工、豆腐製造工、生揚製造工、焼豆腐製造工

豆腐店やメーカーの工場で、豆腐、油揚げ、生揚げ(厚揚げ)などを作る。

平均年収
397万円
レンジ 286〜647万円
最高年収の目安
647万円
上位10% 563万円
5年後の予想年収
452万円推定
2031年
10年後の予想年収
514万円推定
442〜597万円
将来性
46/100
★★☆☆☆ ふつう
AI代替リスク
38%
低い
求人需要
ふつう
有効求人倍率 1.67倍

仕事内容

豆腐店やメーカーの工場で、豆腐、油揚げ、生揚げ(厚揚げ)などを作る。
 豆腐を作るには、原料の大豆を前日にきれいに洗い、8~20時間ほど水につけておく。翌朝、水を吸って2~3倍の大きさになった大豆を、水を加えながら豆摺機(グラインダー)で摺り、ペースト状の生呉(なまご)にする。この生呉を十分煮込み、絞り機で豆乳とおからに分ける。
 次に、豆乳の濃度と温度で凝固剤の「にがり」の量を判断して加え、機械か手作業で攪拌する。特に「絹ごし」の場合、攪拌は細心の注意が求められ、豆腐の出来栄えを大きく左右する。「木綿」では固めてから15分ほど熟成させた寄せ豆腐を、穴のあいた型箱に盛り込み、20~30kgの重石をのせて30分ほどプレスする。
 最後に成形された豆腐を、冷水を張った水槽に移し、1丁ずつに切り分けて冷やす。
 油揚げは、豆腐とは異なる工程で煮込みを行い、生地を作る。油揚げ生地は、薄く切ってスダレに並べてプレスし、1時間ほどかけて完全に水切りをした後、低温の油槽に入れて生地を十分にふくらませ、それを高温の油槽に移してカリッときつね色に揚げる。生揚げの場合は、豆腐の水分を十分に切った生地を200℃の高温で一気に1回で揚げる。
 できあがった豆腐や油揚げ、生揚げなどは包装するなどして店頭で販売するか、卸し先に配達する。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 豆摺機(グラインダー)、絞り機

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

小規模な手造り豆腐店については、そのほとんどは夫婦や家族で製造し販売している。都市周辺部には、大手豆腐メーカーの工場があり、多くのパートタイマーが働いている。また、スーパーやデパートの中で製造販売するインショップ・ファクトリーもある。
 豆腐は変質しやすく、また生で食べることの多い食品なので、衛生管理には十分な注意を払わなければならず、作業環境は清潔であるといえる。
 従来は町の豆腐店は早朝作業というイメージであったが、機械化・省力化による製造時間の短縮などにより、労働時間の短縮が進んでいる。大規模工場では、二交替制の工場がある。
 開業した場合、収入は売上次第だが、町の豆腐店では高齢化が進み、新規参入も少ないため減少傾向が続いており、豆腐メーカーの工場での量産が主流になっている。

豆腐製造、豆腐職人の年収

豆腐製造、豆腐職人の平均年収は397万円(令和7年賃金構造基本統計調査「食料品・飲料・たばこ製造従事者」・全国)。中央値の目安は369万円、年収レンジは286〜647万円、上位10%は563万円です。

平均年収
397万円
中央値(目安)
369万円
最低年収の目安
286万円
未経験・20代前半
上位10%
563万円
最高年収の目安
647万円
トップ層
時給(一般労働者)
1,847円
短時間労働者 1,184円
最低賃金との比
1.6倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
22.4万円
前年度比 +0.7万円

あなたの年収は、同じ年代の豆腐製造、豆腐職人の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

豆腐製造、豆腐職人の時給1,847円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.6倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
307万円
30代
358万円
40代
401万円
50代
439万円

平均年収と平均年齢(43.5歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
302万円
1〜3年
333万円
3〜5年
365万円
5〜10年
406万円
10年以上
454万円

雇用形態別の年収推定

正社員 397万円パート・アルバイト 167万円フリーランス・自営 417万円契約社員・派遣社員 309万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年341万円———
2022年345万円———
2023年342万円—1.96倍20.9万円
2024年366万円—1.78倍21.7万円
2025年397万円—1.67倍22.4万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

豆腐製造、豆腐職人の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在397万円 → 3年後 429万円 → 5年後 452万円 → 10年後 514万円(10年後の予想レンジ 442〜597万円)。年率の伸びは+2.6%と見ています。

397万円
現在
2026年
429万円
3年後
2029年
396〜467万円
452万円
5年後
2031年
407〜503万円
514万円
10年後
2036年
442〜597万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +0.23%求人賃金の勢い +0.5%AIの影響 +0.09%合計 +2.6%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

豆腐製造、豆腐職人の将来性スコア

46/100
★★☆☆☆
ふつう・全職業で365位
AI耐性
62点
参入障壁
4点
年収水準
18点
求人需要
55点
賃金の勢い
55点
人手不足(平均年齢)
56点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

豆腐製造、豆腐職人のAI代替リスク

38%
低い
AIに奪われにくい順で全職業中210位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

豆腐製造、豆腐職人の求人需要

有効求人倍率
1.67倍
全職業で230位
求人需要
ふつう
55/100
求人賃金(月額)
22.4万円
前年度比 +0.7万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
43.5歳
労働時間
164時間/月
5年後の求人数
+9.4%
推定
10年後の求人数
+16.9%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:食品製造の作業員の年収・将来性

豆腐製造、豆腐職人に当たるアメリカの職業「食品製造の作業員」(米国の職業分類 51-3092)の年収の中央値は約665万円($42,290・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収397万円の1.7倍です。

日本:豆腐製造、豆腐職人アメリカ:食品製造の作業員
年収(日本=平均・米国=中央値)397万円665万円
$42,290
上位10%563万円927万円
$58,940
10年後の予想年収514万円884万円
$56,200
将来性スコア4653
AI代替リスク38% 低い58% 中程度
求人需要求人倍率 1.67倍雇用の増減予測 +6.5%
2025–35・BLS
就業者数—17.5万人
時給(平均)1,847円
最低賃金の1.6倍
3,302円
$21.00
連邦最低賃金の2.9倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—高卒

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:技能工の平均月収を国別に比べる

豆腐製造、豆腐職人は国際標準職業分類で「技能工」に入ります。133か国・地域の技能工の平均月収を円に直すと、日本は月32.7万円で29位、1位はベルギーの月101万円です。アメリカは月84.6万円で日本の2.6倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は26位です。

1. ベルギー
101万円
2. デンマーク
100万円
3. スイス
99.9万円
4. アイスランド
96.4万円
5. ノルウェー
92.7万円
8. アメリカ
84.6万円
12. フランス
67.9万円
14. ドイツ
65.1万円
15. イギリス
61.6万円
21. 韓国
45.2万円
28. シンガポール
33万円
29. 日本
32.7万円

「技能工」全体の平均で、豆腐製造、豆腐職人だけの値ではありません(大工・左官・電気工事士などの建設の職人、溶接工・板金工・整備士、食品・製品づくりの職人など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は39.3万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。技能工の世界ランキングを全部見る →

豆腐製造、豆腐職人に必要なスキル・資格

必要スキル

道具、機器、設備の選択
3.4
複雑な問題解決
3.3
継続的観察と評価
3.3
説明力
3.3
指導
3.3
クオリティチェック
3.3
学習方法の選択・実践
3.2
他者の反応の理解
3.1

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

生産・加工
2.6
輸送
1.1
機械
0.9
顧客サービス・対人サービス
0.9
農業・畜産業
0.9
工学
0.9
日本語の語彙・文法
0.8
コミュニケーションとメディア
0.8

仕事の中身(よく行う活動)

機械、および機械製造のプロセスをコントロールする機械装置の修理と保守を行うクオリティを判断する上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る仕事を整理、計画する、優先順序を決める継続的に状況を把握する設備、構造物、材料を検査する全身を使って身体的な活動を行う

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★☆☆☆☆ やさしい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

豆腐製造、豆腐職人になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。特殊な技術を必要とするので、豆腐店で見習から始めて技術を習得し独立するか、家業を継ぐのが一般的である。
 一通りの作業ができるまでに1~2年、季節による気温・水温の差に合わせた製造方法を体得し、店独自の「味」を維持するためのコツや勘を習得するには、4~5年の経験が必要となる。
 独立・開業するには、店舗と製造設備、保管・販売設備などを揃えることが最低限必要になる。また、「食品衛生責任者」の資格の取得なども必要である。
 また、力仕事が多いので、体力が求められる。

豆腐製造、豆腐職人のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「食料品・飲料・たばこ製造従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「53 製品製造・加工処理従事者(金属製品を除く)」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。