サッシ取付

製造 職業分類:14_091-07 信頼度 ★★★★★

別名:金属サッシ取付工、金属製ドア取付工、シャッター取付工

建築物の開口部に「窓」や「扉」などのサッシを取り付ける作業を専門に行う。

平均年収
467万円
レンジ 328〜779万円
最高年収の目安
779万円
上位10% 675万円
5年後の予想年収
551万円推定
2031年
10年後の予想年収
650万円推定
559〜754万円
将来性
61/100
★★★☆☆ ふつう
AI代替リスク
25%
低い
求人需要
非常に高い
有効求人倍率 4.37倍

仕事内容

建築物の開口部に「窓」や「扉」などのサッシを取り付ける作業を専門に行う。
 作業に当たっては、開口部の出入り、高さなどを正確に計測し、曲りやゆがみのないように取り付ける。また、開閉装置などの金物類を確実に取付けて、サッシの性能が十分発揮できるようにする。
 サッシの大きさや種類は様々で、施工法もそれぞれ異なる。コンクリート手順の場合、あらかじめ取り付ける部分に引かれた「墨」を見て取付位置を確認し、サッシ枠を仮に位置決めし、くさび等を使って取付位置を微調整の上、決定する。そしてコンクリート壁に埋め込まれた鉄筋とサッシ枠に装着の溶接用アンカー(鉄片)を電気溶接して固定した後、サッシ枠とコンクリート面の隙間にセメントと砂を水で練り合わせたモルタルを詰め込んでふさぐ。最後にガラスや金物などを取り付け、動きを調整する。
 サッシ施工は、建築物の出来栄えを左右する大きな要素である。仕事の内容も、体力が必要な仕事の他に、それぞれの現場に合わせた工法、全体の建築工程に合わせた施工計画、更には安全対策の検討なども必要となる。
 サッシ施工は数人でチームを組んで作業することが多く、規模の大きい現場では数チームが入って作業をすることになり、それを指揮する職長と各チーム長は、管理業務もこなす。管理者になると建設業者やサッシメーカー、関連職種との折衝や連携業務の管理、更に安全管理や原価管理など管理業務も行う。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 サッシ枠、くさび、電気溶接機、工具(かなづち、のこぎり等の手動工具、ドリル等の電動工具)、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

給料は日給月給制で支払われるのが一般的であり、技術の熟練度による差がある。
 労働時間は一般的に一日8時間、週休二日が原則だが、現場の進行状況により流動的な面がある。サッシ取付の仕事は、建築全体の工程に合わせて施工を進めるという事情から、前工程の進捗状況などによって休業になったり、逆に工程の遅れを取り戻すため、残業や夜間、休日出勤などの時間外労働が生じることもある。

サッシ取付の年収

サッシ取付の平均年収は467万円(令和7年賃金構造基本統計調査「その他の建設従事者」・全国)。中央値の目安は434万円、年収レンジは328〜779万円、上位10%は675万円です。

平均年収
467万円
中央値(目安)
434万円
最低年収の目安
328万円
未経験・20代前半
上位10%
675万円
最高年収の目安
779万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,161円
短時間労働者 1,601円
最低賃金との比
1.8倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
28.8万円
前年度比 +0.8万円

あなたの年収は、同じ年代のサッシ取付の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

サッシ取付の時給2,161円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.8倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
363万円
30代
427万円
40代
482万円
50代
531万円

平均年収と平均年齢(41.6歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
352万円
1〜3年
390万円
3〜5年
428万円
5〜10年
478万円
10年以上
536万円

雇用形態別の年収推定

正社員 467万円パート・アルバイト 196万円フリーランス・自営 490万円契約社員・派遣社員 364万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年432万円———
2022年461万円———
2023年453万円—4.82倍27.4万円
2024年453万円—4.59倍28万円
2025年467万円—4.37倍28.8万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

サッシ取付の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在467万円 → 3年後 515万円 → 5年後 551万円 → 10年後 650万円(10年後の予想レンジ 559〜754万円)。年率の伸びは+3.4%と見ています。

467万円
現在
2026年
515万円
3年後
2029年
476〜561万円
551万円
5年後
2031年
496〜613万円
650万円
10年後
2036年
559〜754万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +1.0%求人賃金の勢い +0.37%AIの影響 +0.19%合計 +3.4%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

サッシ取付の将来性スコア

61/100
★★★☆☆
ふつう・全職業で107位
AI耐性
75点
参入障壁
56点
年収水準
41点
求人需要
94点
賃金の勢い
31点
人手不足(平均年齢)
24点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

サッシ取付のAI代替リスク

25%
低い
AIに奪われにくい順で全職業中121位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

サッシ取付の求人需要

有効求人倍率
4.37倍
全職業で31位
求人需要
非常に高い
80/100
求人賃金(月額)
28.8万円
前年度比 +0.8万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
41.6歳
労働時間
168時間/月
5年後の求人数
+22.0%
推定
10年後の求人数
+39.5%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:ガラス工事の職人の年収・将来性

サッシ取付に当たるアメリカの職業「ガラス工事の職人」(米国の職業分類 47-2121)の年収の中央値は約898万円($57,080・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収467万円の1.9倍です。

日本:サッシ取付アメリカ:ガラス工事の職人
年収(日本=平均・米国=中央値)467万円898万円
$57,080
上位10%675万円1,412万円
$89,790
10年後の予想年収650万円1,230万円
$78,200
将来性スコア6151
AI代替リスク25% 低い9% 非常に低い
求人需要求人倍率 4.37倍雇用の増減予測 +1.9%
2025–35・BLS
就業者数—5.8万人
時給(平均)2,161円
最低賃金の1.8倍
4,403円
$28.00
連邦最低賃金の3.9倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—高卒

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:技能工の平均月収を国別に比べる

サッシ取付は国際標準職業分類で「技能工」に入ります。133か国・地域の技能工の平均月収を円に直すと、日本は月32.7万円で29位、1位はベルギーの月101万円です。アメリカは月84.6万円で日本の2.6倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は26位です。

1. ベルギー
101万円
2. デンマーク
100万円
3. スイス
99.9万円
4. アイスランド
96.4万円
5. ノルウェー
92.7万円
8. アメリカ
84.6万円
12. フランス
67.9万円
14. ドイツ
65.1万円
15. イギリス
61.6万円
21. 韓国
45.2万円
28. シンガポール
33万円
29. 日本
32.7万円

「技能工」全体の平均で、サッシ取付だけの値ではありません(大工・左官・電気工事士などの建設の職人、溶接工・板金工・整備士、食品・製品づくりの職人など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は39.3万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。技能工の世界ランキングを全部見る →

サッシ取付に必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
3.9
修理
3.8
道具、機器、設備の選択
3.6
指導
3.3
説明力
3.2
読解力
3.2
交渉
3.2
他者との調整
3.1

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

建築・建設
2.9
機械
1.9
数学
1.8
顧客サービス・対人サービス
1.6
設計
1.6
生産・加工
1.5
輸送
1.5
事務処理
1.4

仕事の中身(よく行う活動)

仕事を整理、計画する、優先順序を決める全身を使って身体的な活動を行う手と腕を使って物を取り扱い動かす仕事に関連する知識を更新し、活用する組織外の人々とコミュニケーションを取るスケジュールを作成する設備、構造物、材料を検査する人間関係を構築し、維持する

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★☆☆ ふつう(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

サッシ取付になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。まずサッシ施工会社に入職し、実務を通して業務に必要な技能や知識を習得する。補助の仕事をこなした後、2~3年で、通常の取付工事ができるようになる。10年以上のベテランになると、指名による仕事も増してくるが、サッシは製品も工法も改良が行われているので、それに対応した技能の向上が常に求められている。
 厚生労働省の定める技能検定の「サッシ施工技能士」や「カーテンウォール施工技能士」の資格を取得すると技術力の証明となる。
 経験を積み、技能と管理技術を身につけ、現場をまとめられるようになった人の中には、取付工事を一括請負をする人もいる。更に独立開業するケースもある。
 基本的には肉体労働であり、足場上の作業などもあるため、体力が必要である。

サッシ取付のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「その他の建設従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「66 建設従事者(建設躯体工事従事者を除く)」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。