ツアーコンダクター

観光 職業分類:09_058-01 信頼度 ★★★★★

別名:ツアーガイド、旅行添乗員、見学ツアーガイド(観光)、山岳ガイド、自然ガイド、トラベルガイド、名所・旧跡案内人、旅行・観光案内人

団体旅行に同行して、予定通りの旅行ができるよう、また、参加者が快適な旅を楽しめるように世話をする。

平均年収
403万円
レンジ 290〜657万円
最高年収の目安
657万円
上位10% 572万円
5年後の予想年収
463万円推定
2031年
10年後の予想年収
533万円推定
458〜619万円
将来性
53/100
★★★☆☆ ふつう
AI代替リスク
41%
中程度
求人需要
ふつう
有効求人倍率 1.63倍

仕事内容

団体旅行に同行して、予定通りの旅行ができるよう、また、参加者が快適な旅を楽しめるようにするのがツアーコンダクター(旅程管理主任者)である。添乗員とも呼ばれ、世界や日本全国を舞台に仕事をする。
 仕事は大きく二つに分けられる。一つはデスクワークで、出発前には、目的地の下調べや手配担当者との打ち合わせ、参加者に確認、連絡を行い、旅行から帰った後には精算やレポートの作成などをする。もう一つは添乗業務で、担当するツアーの責任者として、集合・出発から解散まで参加者と行動をともにする。集合場所で参加者の点呼をし、搭乗券等を受け渡し、旅行中の注意事項などを説明する。目的地に着くと、現地スタッフとスケジュールを再確認し、見学や観光に向かう。食事や観光施設の入場料の精算を行い、宿泊ホテルでは参加者全員のチェックインを行う。
 この他にも様々な役割があり、参加者の相談に応じたり、ツアーを盛り上げる企画を考えたり、交通機関の遅延等への対応や、病人・けが人が出た場合の対処等を行うのもツアーコンダクターの仕事となる。

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

旅行会社で働くツアーコンダクターもいるが、派遣会社に所属し、ツアーごとに派遣されて働く人がほとんどを占める。
 旅行会社の社員の場合、月給に添乗日数分の日当が加えられる。派遣会社の場合には日給が原則で、旅行の種類や経験、資格の有無によって金額に幅がある。
 また前後に少なくとも各1日の準備と、精算・報告の仕事がある。
 ゴールデンウィークや夏休み、年末・年始は最も忙しい時期となり、逆に1月中旬から2月、11月下旬から12月中旬は閑散期にあたるなど派遣社員の場合、収入は時期により変動する。
 近年、海外旅行者が増加し旅行業界は発展してきたが、政情不安や自然災害などの影響もあり、需要の変動が大きい業界となっている。

ツアーコンダクターの年収

ツアーコンダクターの平均年収は403万円(令和7年賃金構造基本統計調査「その他のサービス職業従事者」・全国)。中央値の目安は374万円、年収レンジは290〜657万円、上位10%は572万円です。

平均年収
403万円
中央値(目安)
374万円
最低年収の目安
290万円
未経験・20代前半
上位10%
572万円
最高年収の目安
657万円
トップ層
時給(一般労働者)
1,928円
短時間労働者 1,355円
最低賃金との比
1.6倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
23.6万円
前年度比 +0.9万円

あなたの年収は、同じ年代のツアーコンダクターの中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

ツアーコンダクターの時給1,928円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.6倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
311万円
30代
363万円
40代
407万円
50代
446万円

平均年収と平均年齢(43.4歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
306万円
1〜3年
338万円
3〜5年
370万円
5〜10年
412万円
10年以上
461万円

雇用形態別の年収推定

正社員 403万円パート・アルバイト 169万円フリーランス・自営 423万円契約社員・派遣社員 314万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年386万円———
2022年382万円———
2023年394万円—1.72倍22万円
2024年396万円—1.71倍22.7万円
2025年403万円—1.63倍23.6万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

ツアーコンダクターの将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在403万円 → 3年後 438万円 → 5年後 463万円 → 10年後 533万円(10年後の予想レンジ 458〜619万円)。年率の伸びは+2.8%と見ています。

403万円
現在
2026年
438万円
3年後
2029年
404〜477万円
463万円
5年後
2031年
417〜516万円
533万円
10年後
2036年
458〜619万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +0.21%求人賃金の勢い +0.76%AIの影響 +0.07%合計 +2.8%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

ツアーコンダクターの将来性スコア

53/100
★★★☆☆
ふつう・全職業で226位
AI耐性
59点
参入障壁
53点
年収水準
22点
求人需要
50点
賃金の勢い
80点
人手不足(平均年齢)
52点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

ツアーコンダクターのAI代替リスク

41%
中程度
AIに奪われにくい順で全職業中230位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

ツアーコンダクターの求人需要

有効求人倍率
1.63倍
全職業で266位
求人需要
ふつう
57/100
求人賃金(月額)
23.6万円
前年度比 +0.9万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
43.4歳
労働時間
163時間/月
5年後の求人数
+9.3%
推定
10年後の求人数
+16.8%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:旅行ガイドの年収・将来性

ツアーコンダクターに当たるアメリカの職業「旅行ガイド」(米国の職業分類 39-7012)の年収の中央値は約0万円(—・1ドル157.25円で換算)。

日本:ツアーコンダクターアメリカ:旅行ガイド
年収(日本=平均・米国=中央値)403万円—
上位10%572万円—
10年後の予想年収533万円—
将来性スコア5348
AI代替リスク41% 中程度42% 中程度
求人需要求人倍率 1.63倍雇用の増減予測 —
・BLS
就業者数——
時給(平均)1,928円
最低賃金の1.6倍
—
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:サービス・販売職の平均月収を国別に比べる

ツアーコンダクターは国際標準職業分類で「サービス・販売職」に入ります。133か国・地域のサービス・販売職の平均月収を円に直すと、日本は月28.5万円で28位、1位はルクセンブルクの月82.4万円です。アメリカは月58.2万円で日本の2.0倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は24位です。

1. ルクセンブルク
82.4万円
2. ベルギー
79.5万円
3. デンマーク
73.2万円
4. スイス
71.2万円
5. アイスランド
65.8万円
8. ノルウェー
61.8万円
10. アメリカ
58.2万円
12. フランス
52.1万円
14. ドイツ
45.9万円
18. イギリス
40.4万円
21. 韓国
33.9万円
28. 日本
28.5万円

「サービス・販売職」全体の平均で、ツアーコンダクターだけの値ではありません(販売店員、介護職員、調理人・接客、理容・美容師、警備員・警察官・消防官など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は32.5万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。サービス・販売職の世界ランキングを全部見る →

ツアーコンダクターに必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
4.9
説明力
4.7
文章力
4.3
読解力
4.1
交渉
4.0
対人援助サービス
3.9
他者の反応の理解
3.9
時間管理
3.9

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

顧客サービス・対人サービス
3.2
外国語の語彙・文法
2.5
日本語の語彙・文法
2.2
歴史学・考古学
1.9
コミュニケーションとメディア
1.8
事務処理
1.6
輸送
1.6
販売・マーケティング
1.6

仕事の中身(よく行う活動)

スケジュールを作成する情報を取得する仕事に関連する知識を更新し、活用する継続的に状況を把握する情報の整理と検知を行う仕事を整理、計画する、優先順序を決める意思決定と問題解決を行う法律や規定、基準を適用する

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★☆☆ ふつう(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

ツアーコンダクターになるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、大学や旅行・観光関係の専門学校等を卒業して旅行会社に入るか、ツアーコンダクター派遣会社に所属するのが一般的である。ツアーコンダクターとしてツアーに同行するようになるには、規定の研修を受けたのちアシスタントツアーコンダクターとして経験を積む必要がある。
 なお、ツアーコンダクターの資格である「旅程管理主任者」(国内旅程管理主任者・総合旅程管理主任者)は、一般社団法人日本添乗サービス協会の正会員会社(添乗員派遣会社)、一般社団法人日本旅行業協会、又は一般社団法人全国旅行業協会の正会員会社(旅行会社)に所属し、団体や企業が行う講習の受講と実務経験を積むことなどにより取得できる。旅行業法、各種約款の基本的な理解や、国内外の観光地情報、歴史・文化等の知識が必要とされる。
 海外ツアーに添乗する場合は語学力に加えて、出入国や関税に関する知識、訪問国の法令、慣習等の知識が必要である。積極的、社交的、サービス精神が旺盛で、コースによっては数十名の人を統率できること、また、添乗中は旅行会社の代表者であり責任者でもあるため、強い責任感が求められる。更に、添乗中は昼夜を問わず緊急時には対応を求められ、肉体的にもハードであるため自己の体調管理が重要となる。

ツアーコンダクターのキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「その他のサービス職業従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「42 その他のサービス職業従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。