クリーニング師

清掃・環境・ビル管理 職業分類:09_054-02 信頼度 ★★★★★

別名:アイロン仕上工(クリーニング)、クリーニング工、クリーニング仕上工、クリーニングプレス工、しみ抜き工、ドライクリーニング工、リネンサプライ業従事者(洗濯・洗濯仕上げに従事するもの)

クリーニング店やクリーニング工場において、衣類、皮革製品や特殊素材などのクリーニング処理を行う。

平均年収
298万円
レンジ 215〜486万円
最高年収の目安
486万円
上位10% 424万円
5年後の予想年収
351万円推定
2031年
10年後の予想年収
413万円推定
355〜480万円
将来性
52/100
★★★☆☆ ふつう
AI代替リスク
25%
低い
求人需要
高い
有効求人倍率 3.13倍

仕事内容

クリーニング店やクリーニング工場において、各種衣類、皮革製品や特殊素材などのクリーニング処理を行う。
 クリーニング師は、公衆衛生及び洗濯処理に関する専門知識を併せ持ったクリーニング店の管理責任者である。クリーニング業法では、取次のみを行う店を除き、クリーニング店には1人以上のクリーニング師を置かなければならないと定められている。
 お客から洗濯物を受け取ると、相互確認の上、洗濯表示、素材を確認し分類する。更に、汚れのひどいものと少ないものを見きわめ、ドライクリーニング機あるいは水洗機にかけ、洗い上がるとプレス機、アイロンなどで仕上げて綺麗にたたみ、包装する。デザインや素材、汚れのつき具合も確認し、適切な洗濯方法を判断する。たくさんの人が着用している衣類を同時に洗うため、衛生には厳重に注意を払う必要がある。
 洗濯の他に、和服や毛皮、じゅうたんなどの保管も行う場合もある。また、はっ水・防水加工、防虫加工、ひだの折り目加工などの各種加工や補修を引き受けることもある。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 ドライクリーニング機、水洗機、プレス機、アイロン、ドライ機、ランドリー機、プレス機

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

クリーニング店やクリーニング工場で勤務する。クリーニング工場では仕事はドライ機、ランドリー機、プレス機などの機械操作が中心になる。クリーニング店では、それに加えて店舗を訪れるお客の対応を行う場合もある。
 クリーニング店で勤務する人の年齢層としては、50歳代の割合が22%程度と高くなっている。また、クリーニング師として従事している人数は、32,525人となっている(2024年時点*)。
 クリーニング店については、約半数が個人経営の店舗であるが、近年はチェーン店の台頭等により個人経営の店舗数は減少傾向にある。
 クリーニング業には繁忙期と閑散期があり、各家庭で衣替えが行われる4~6月、10~11月は仕事量が多く労働時間が長くなるが、逆に7~8月はカジュアルな夏服が中心のため仕事量が減る。このため、年間を通じての変形労働時間制を採用している店も多い。

*厚生労働省 令和6年度衛生行政報告

クリーニング師の年収

クリーニング師の平均年収は298万円(令和7年賃金構造基本統計調査「クリーニング職,洗張職」・全国)。中央値の目安は277万円、年収レンジは215〜486万円、上位10%は424万円です。

平均年収
298万円
中央値(目安)
277万円
最低年収の目安
215万円
未経験・20代前半
上位10%
424万円
最高年収の目安
486万円
トップ層
時給(一般労働者)
1,462円
短時間労働者 1,138円
最低賃金との比
1.2倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
27.2万円
前年度比 +0.6万円

あなたの年収は、同じ年代のクリーニング師の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

クリーニング師の時給1,462円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.2倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
227万円
30代
261万円
40代
289万円
50代
314万円

平均年収と平均年齢(47.9歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
227万円
1〜3年
251万円
3〜5年
274万円
5〜10年
305万円
10年以上
341万円

雇用形態別の年収推定

正社員 298万円パート・アルバイト 125万円フリーランス・自営 313万円契約社員・派遣社員 233万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年286万円———
2022年267万円———
2023年287万円—3.27倍25.6万円
2024年297万円—3.22倍26.6万円
2025年298万円—3.13倍27.2万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

クリーニング師の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在298万円 → 3年後 329万円 → 5年後 351万円 → 10年後 413万円(10年後の予想レンジ 355〜480万円)。年率の伸びは+3.3%と見ています。

298万円
現在
2026年
329万円
3年後
2029年
304〜358万円
351万円
5年後
2031年
316〜391万円
413万円
10年後
2036年
355〜480万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +0.96%求人賃金の勢い +0.16%AIの影響 +0.19%退職による人手不足 +0.2%合計 +3.3%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

クリーニング師の将来性スコア

52/100
★★★☆☆
ふつう・全職業で241位
AI耐性
75点
参入障壁
4点
年収水準
0点
求人需要
90点
賃金の勢い
14点
人手不足(平均年齢)
89点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

クリーニング師のAI代替リスク

25%
低い
AIに奪われにくい順で全職業中121位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

クリーニング師の求人需要

有効求人倍率
3.13倍
全職業で55位
求人需要
高い
73/100
求人賃金(月額)
27.2万円
前年度比 +0.6万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
47.9歳
労働時間
161時間/月
5年後の求人数
+16.5%
推定
10年後の求人数
+29.7%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:クリーニング店の作業員の年収・将来性

クリーニング師に当たるアメリカの職業「クリーニング店の作業員」(米国の職業分類 51-6011)の年収の中央値は約549万円($34,890・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収298万円の1.8倍です。

日本:クリーニング師アメリカ:クリーニング店の作業員
年収(日本=平均・米国=中央値)298万円549万円
$34,890
上位10%424万円679万円
$43,190
10年後の予想年収413万円747万円
$47,500
将来性スコア5251
AI代替リスク25% 低い35% 低い
求人需要求人倍率 3.13倍雇用の増減予測 +4.3%
2025–35・BLS
就業者数—19.8万人
時給(平均)1,462円
最低賃金の1.2倍
2,516円
$16.00
連邦最低賃金の2.2倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—学歴不問

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:サービス・販売職の平均月収を国別に比べる

クリーニング師は国際標準職業分類で「サービス・販売職」に入ります。133か国・地域のサービス・販売職の平均月収を円に直すと、日本は月28.5万円で28位、1位はルクセンブルクの月82.4万円です。アメリカは月58.2万円で日本の2.0倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は24位です。

1. ルクセンブルク
82.4万円
2. ベルギー
79.5万円
3. デンマーク
73.2万円
4. スイス
71.2万円
5. アイスランド
65.8万円
8. ノルウェー
61.8万円
10. アメリカ
58.2万円
12. フランス
52.1万円
14. ドイツ
45.9万円
18. イギリス
40.4万円
21. 韓国
33.9万円
28. 日本
28.5万円

「サービス・販売職」全体の平均で、クリーニング師だけの値ではありません(販売店員、介護職員、調理人・接客、理容・美容師、警備員・警察官・消防官など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は32.5万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。サービス・販売職の世界ランキングを全部見る →

クリーニング師に必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
3.5
説明力
3.0
読解力
3.0
指導
2.6
対人援助サービス
2.6
文章力
2.5
他者との調整
2.5
他者の反応の理解
2.5

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

顧客サービス・対人サービス
1.9
事務処理
0.9
生産・加工
0.9
コミュニケーションとメディア
0.7
人事労務管理
0.7
日本語の語彙・文法
0.7
経済学・会計学
0.6
販売・マーケティング
0.6

仕事の中身(よく行う活動)

手と腕を使って物を取り扱い動かす意思決定と問題解決を行う仕事に関連する知識を更新し、活用する仕事を整理、計画する、優先順序を決める機械、および機械製造のプロセスをコントロールするクオリティを判断する継続的に状況を把握する設備、構造物、材料を検査する

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★☆☆☆☆ やさしい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

クリーニング師になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

クリーニング師になるには、各都道府県で行われるクリーニング師試験に合格後、申請して免許を取得する。クリーニング師試験は中学卒業以上の者であれば、年齢などの制限はない。
 試験学科は衛生法規に関する知識、公衆衛生に関する知識、洗濯物の処理に関する知識等であり、実地試験はワイシャツのアイロン仕上げ、繊維の識別、しみの識別等である。
 3年ごとに最新の知識習得、技術研鑽を目的とした資格の更新講習がある。
 現場で技術や経営法を学び、免許を取り、独立開業することもできる。お客に対する奉仕の気持ちがあり、汚れの原因を究明して対処する粘り強さ、客の品物を預かって確実に返すという責任感などが求められる。

クリーニング師のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「クリーニング職,洗張職」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「38 生活衛生サービス職業従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。