ビル清掃

清掃・環境・ビル管理 職業分類:15_096-01 信頼度 ★★★★★

別名:ガラス清掃員、トイレ清掃員(ビル・建物)、ビル清掃員、ポリッシャー(自動床洗浄機)作業員、床磨作業員

オフィスビルをはじめ、店舗、学校、病院など、様々な建物の清掃を行う。

平均年収
297万円
レンジ 214〜485万円
最高年収の目安
485万円
上位10% 422万円
5年後の予想年収
347万円推定
2031年
10年後の予想年収
405万円推定
349〜471万円
将来性
55/100
★★★☆☆ ふつう
AI代替リスク
11%
非常に低い
求人需要
ふつう
有効求人倍率 1.22倍

仕事内容

オフィスビルをはじめ、店舗、学校、病院など、様々な建物の清掃を行う。
 ビル清掃には、大きく分けて室外清掃と室内清掃がある。室外清掃では外壁や窓ガラス、屋上、玄関などビルの外側の清掃を行う。室内清掃では、床、壁や天井、ドア・ガラス、照明器具や吸排気口、トイレや湯沸かし室などの清掃とゴミの回収を行う。
 室内清掃のうち床の清掃については、建材に合わせた清掃方法で行う。塩化ビニールタイルなどの弾性床材の床では、日常的にはダストモップや自在ぼうきなどでちりやほこりを取り除く作業を行い、定期的には床に付着した汚れをモップで拭き取った上で、汚れや傷みから建材を守るためにワックスがけを行う。カーペットの床では、掃除機でほこりを取り除き、必要に応じてしみ抜きや洗浄を行う。
 トイレや洗面室など汚れやすい箇所は、1日に数回見回って念入りに清掃し、トイレットペーパーなどを補充する。事務所や店舗など昼間使用される場所では、夜間や早朝にゴミの回収や清掃を行う。毎日行う日常清掃では、毎日頻繁に使用され、汚れの激しい場所の清掃を行い、1週間から1ヶ月に一回行う定期清掃では、汚れの少ない場所や日常清掃で十分にできない場所の念入りな清掃、損傷部分の補修、内装材の保護処理などを行う。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 ダストモップ、自在ぼうき

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

総合ビル管理会社や専門のビル清掃会社に雇用されて働くのが一般的で、契約先の建物で清掃を行う。
 パートタイマーが多く、学生アルバイトもいるが、就業者は中高年齢者と女性の割合が大きい。高所作業などのある屋外清掃では男性が多く、パートタイマーでは女性が多い。なお、パートタイマーの場合の就業時間は3~4時間程度の短時間勤務で、週に3~4日程度の出勤となることが多い。他の仕事からの転職者も多く、入職・離職が多いという特徴がある。
 賃金形態は、正社員は月給制、パートタイマーやアルバイトは日給制又は時間給制の場合が多い。
 契約先の営業時間外に清掃をしなければならない施設もあり、早朝や夜間に作業を行う場合もある。

ビル清掃の年収

ビル清掃の平均年収は297万円(令和7年賃金構造基本統計調査「ビル・建物清掃員」・全国)。中央値の目安は277万円、年収レンジは214〜485万円、上位10%は422万円です。

平均年収
297万円
中央値(目安)
277万円
最低年収の目安
214万円
未経験・20代前半
上位10%
422万円
最高年収の目安
485万円
トップ層
時給(一般労働者)
1,502円
短時間労働者 1,233円
最低賃金との比
1.3倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
22.3万円
前年度比 +0.9万円

あなたの年収は、同じ年代のビル清掃の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

ビル清掃の時給1,502円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.3倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
219万円
30代
251万円
40代
279万円
50代
303万円

平均年収と平均年齢(52.1歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
226万円
1〜3年
250万円
3〜5年
274万円
5〜10年
305万円
10年以上
340万円

雇用形態別の年収推定

正社員 297万円パート・アルバイト 125万円フリーランス・自営 312万円契約社員・派遣社員 232万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年265万円———
2022年280万円———
2023年278万円—1.66倍20.8万円
2024年286万円—1.42倍21.4万円
2025年297万円—1.22倍22.3万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

ビル清掃の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在297万円 → 3年後 326万円 → 5年後 347万円 → 10年後 405万円(10年後の予想レンジ 349〜471万円)。年率の伸びは+3.1%と見ています。

297万円
現在
2026年
326万円
3年後
2029年
301〜355万円
347万円
5年後
2031年
313〜387万円
405万円
10年後
2036年
349〜471万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +0.01%求人賃金の勢い +0.84%AIの影響 +0.29%退職による人手不足 +0.2%合計 +3.1%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

ビル清掃の将来性スコア

55/100
★★★☆☆
ふつう・全職業で192位
AI耐性
89点
参入障壁
6点
年収水準
0点
求人需要
42点
賃金の勢い
82点
人手不足(平均年齢)
97点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

ビル清掃のAI代替リスク

11%
非常に低い
AIに奪われにくい順で全職業中31位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

ビル清掃の求人需要

有効求人倍率
1.22倍
全職業で315位
求人需要
ふつう
51/100
求人賃金(月額)
22.3万円
前年度比 +0.9万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
52.1歳
労働時間
158時間/月
5年後の求人数
+12.5%
推定
10年後の求人数
+22.5%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:ビル清掃員の年収・将来性

ビル清掃に当たるアメリカの職業「ビル清掃員」(米国の職業分類 37-2011)の年収の中央値は約579万円($36,840・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収297万円の1.9倍です。

日本:ビル清掃アメリカ:ビル清掃員
年収(日本=平均・米国=中央値)297万円579万円
$36,840
上位10%422万円790万円
$50,270
10年後の予想年収405万円789万円
$50,200
将来性スコア5550
AI代替リスク11% 非常に低い20% 非常に低い
求人需要求人倍率 1.22倍雇用の増減予測 +2.2%
2025–35・BLS
就業者数—221.0万人
時給(平均)1,502円
最低賃金の1.3倍
2,830円
$18.00
連邦最低賃金の2.5倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—学歴不問

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:単純作業の平均月収を国別に比べる

ビル清掃は国際標準職業分類で「単純作業」に入ります。133か国・地域の単純作業の平均月収を円に直すと、日本は月28.8万円で21位、1位はデンマークの月71.7万円です。アメリカは月57万円で日本の2.0倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は18位です。

1. デンマーク
71.7万円
2. スイス
68.2万円
3. アイスランド
67.8万円
4. ベルギー
67.6万円
5. ルクセンブルク
63.6万円
6. ノルウェー
61.3万円
9. アメリカ
57万円
13. フランス
43.1万円
15. ドイツ
39万円
19. イギリス
31.1万円
20. 韓国
29.1万円
21. 日本
28.8万円

「単純作業」全体の平均で、ビル清掃だけの値ではありません(清掃員、倉庫・運搬・積み下ろし、包装、土木作業員など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は32.7万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。単純作業の世界ランキングを全部見る →

ビル清掃に必要なスキル・資格

必要スキル

指導
2.4
説明力
2.4
傾聴力
2.4
読解力
2.0
道具、機器、設備の選択
2.0
文章力
1.9
他者の反応の理解
1.9
時間管理
1.8

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

顧客サービス・対人サービス
1.0
公衆安全・危機管理
0.5
教育訓練
0.3
人事労務管理
0.3
日本語の語彙・文法
0.3
建築・建設
0.3
化学
0.2
事務処理
0.2

仕事の中身(よく行う活動)

全身を使って身体的な活動を行う仕事を整理、計画する、優先順序を決める手と腕を使って物を取り扱い動かす上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る人間関係を構築し、維持する組織外の人々とコミュニケーションを取る継続的に状況を把握する設備、構造物、材料を検査する

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★☆☆☆☆ やさしい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

ビル清掃になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。他の職業からの転職や主婦の再就職など、中途採用もある。
 正社員として入社した場合は、経験を積んで現場責任者になると、作業計画や人員配置計画を立てる仕事も行う。
 関連する資格として、厚生労働省が認定する技能検定の「ビルクリーニング技能士」の資格があり、資格を取得すると技術の証明として評価される。「ビルクリーニング技能士」の1級は、「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」にもとづく建築物清掃業の事業登録を行う場合、清掃作業監督者になるために必要な資格である。
 建材・洗剤の知識や、機械や洗剤・床維持剤の使い方などの作業方法について習得する必要がある。
 顧客の事務所や店舗で作業をするため、顧客の信頼を得ることが重要である。きれい好きで几帳面な人、共同作業が多いことからチームワークで仕事ができる人が向いている。

ビル清掃のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「ビル・建物清掃員」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「71 清掃従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。