自動車教習指導員

教育 職業分類:05_031-99 信頼度 ★★★★★

自動車教習所で、法律に定められたカリキュラムに沿って自動車の安全運転に必要な技能と知識を教える。

平均年収
503万円
レンジ 349〜848万円
最高年収の目安
848万円
上位10% 733万円
5年後の予想年収
559万円推定
2031年
10年後の予想年収
623万円推定
536〜723万円
将来性
48/100
★★☆☆☆ ふつう
AI代替リスク
26%
低い
求人需要
低い
有効求人倍率 1.38倍

仕事内容

自動車教習所で、法律に定められたカリキュラムに沿って自動車の安全運転に必要な技能と知識を教える。
 自動車教習所は自動車学校、ドライビングスクール等とも呼ばれる。
 技能教習では、まず教習所内のコースでハンドル操作やブレーキ操作、車を走らせる位置や止まる位置、狭い道路や交差点、曲がり角の運転、坂道発進、進路変更、駐車の方法など、運転操作について指導する。指導員は助手席に座って原則1対1で指導し、時には運転の手本を見せてポイントを教える。必要な教習を修了し、修了検定・仮免学科試験に合格し、仮免許証を取得した教習生には、一般道路に出て路上教習を行う。1時限ごとに教習生が次のステップに進めるかどうかを判断し、記録をつけ、未熟な運転操作などについては指導する。
 学科教習では、技能教習と並行して、運転者の心得、運転に必要な道路交通法規や安全運転に必要な知識を教本やビデオを使って教える。また、応急救護処置の実技教習も行う。
 都道府県の公安委員会から法に定められた基準に適合しているものとして指定を受けた自動車教習所では、教習を終えた人に対して技能検定員の資格を持つ指導員が技能検定を行い、一定の基準を満たした者に対し、卒業証明書を発行する。指導員のうち技能検定員の資格を持つ者は約6割となっている(2024年時点*)。
 マンツーマンの指導を行う技能教習では、毎回違った教習生を教えるのが一般的である。運転シミュレーターなどを使って、複数の教習生を教えることもある。

*警察庁交通局運転免許課、運転免許統計 令和6年版

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 普通自動車(普通免許(第一種、第二種)で運転可能なもの)、大型、中型、準中型、特殊自動車等(普通免許だけでは運転できないもの)

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

自動車教習所には、届出自動車教習所(カリキュラムや最低教習時間の定めがない教習所で、公安委員会に届出はしているが、指定を受けていない教習所)と指定自動車教習所(公安委員会の指定を受けた教習所)とがある。指定自動車教習所は、法に定めた一定の基準に適合している場合、申請によって都道府県の公安委員会が「指定」する。指定自動車教習所は、市区町村の人口に比例して設置されているが、交通の便の良い所に集中する傾向がある。
 就業者は約28,588人となっている(2024年末時点*)。男性が多かったが、女性指導員や技能検定員も増えている。
 年末年始を除いて年中無休の教習所や、土日、早朝、夜間教習を実施している教習所もあり、時差出勤や交替勤務で働くことになる。
 自動車教習所では一般の教習のほか、ペーパードライバーの再教育、安全運転のための講習、高齢運転者の再教育なども行っている。また、教習所の施設、機材、知識、技能を活用して交通安全の普及のために各種の講習や交通安全教室などを行い、地域の交通安全の拠点としての役割も果している。

*警察庁交通局運転免許課、運転免許統計 令和6年版

自動車教習指導員の年収

自動車教習指導員の平均年収は503万円(令和7年賃金構造基本統計調査「その他の教員」・全国)。中央値の目安は467万円、年収レンジは349〜848万円、上位10%は733万円です。

平均年収
503万円
中央値(目安)
467万円
最低年収の目安
349万円
未経験・20代前半
上位10%
733万円
最高年収の目安
848万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,393円
短時間労働者 3,572円
最低賃金との比
2.0倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
24.5万円
前年度比 +0.5万円

あなたの年収は、同じ年代の自動車教習指導員の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

自動車教習指導員の時給2,393円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の2.0倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
368万円
30代
436万円
40代
494万円
50代
546万円

平均年収と平均年齢(46.0歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
377万円
1〜3年
419万円
3〜5年
461万円
5〜10年
515万円
10年以上
578万円

雇用形態別の年収推定

正社員 503万円パート・アルバイト 211万円フリーランス・自営 528万円契約社員・派遣社員 392万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年488万円———
2022年494万円———
2023年483万円—1.35倍23.5万円
2024年491万円—1.37倍24万円
2025年503万円—1.38倍24.5万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

自動車教習指導員の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在503万円 → 3年後 536万円 → 5年後 559万円 → 10年後 623万円(10年後の予想レンジ 536〜723万円)。年率の伸びは+2.2%と見ています。

503万円
現在
2026年
536万円
3年後
2029年
495〜583万円
559万円
5年後
2031年
504〜623万円
623万円
10年後
2036年
536〜723万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +0.09%求人賃金の勢い +0.1%AIの影響 +0.18%合計 +2.2%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

自動車教習指導員の将来性スコア

48/100
★★☆☆☆
ふつう・全職業で325位
AI耐性
74点
参入障壁
21点
年収水準
47点
求人需要
44点
賃金の勢い
10点
人手不足(平均年齢)
81点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

自動車教習指導員のAI代替リスク

26%
低い
AIに奪われにくい順で全職業中132位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

自動車教習指導員の求人需要

有効求人倍率
1.38倍
全職業で301位
求人需要
低い
37/100
求人賃金(月額)
24.5万円
前年度比 +0.5万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
46.0歳
労働時間
163時間/月
5年後の求人数
+9.2%
推定
10年後の求人数
+16.6%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

自動車教習指導員に必要なスキル・資格

必要スキル

指導
4.6
傾聴力
4.5
説明力
4.4
読解力
4.1
他者の反応の理解
3.8
文章力
3.7
学習方法の選択・実践
3.7
説得
3.6

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

顧客サービス・対人サービス
2.8
教育訓練
2.2
心理学
2.0
事務処理
1.5
日本語の語彙・文法
1.3
社会学
1.2
法律学、政治学
1.2
人事労務管理
1.0

仕事の中身(よく行う活動)

乗り物を運転・操縦する仕事に関連する知識を更新し、活用する法律や規定、基準を適用する人間関係を構築し、維持する上司、同僚、部下とコミュニケーションを取るスケジュールを作成する他者の訓練と教育を行う仕事を整理、計画する、優先順序を決める

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★☆☆☆ やや易しい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

自動車教習指導員になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴は必要とされないが、指導資格を取得するには車種に応じた運転免許が必要とされる。
 教習所に採用されると「現場事前教養」と「職員講習」を受けるか、自動車安全運転センターが行う研修課程を修了し、公安委員会の教習指導員資格審査を受ける。なお、教習指導員資格審査の受験資格は満21歳以上となっている。合格すると「教習指導員資格者証」が得られ、「現場事後教養」を受けてから指導員として仕事を始める。
 管理者の推薦申請により公安委員会の行う技能検定員資格審査を受け、合格すると技能検定員となることができる。優秀な運転技術や車の構造、運転に必要なルールなどの知識が欠かせない。また、わかりやすく説明できること、教習生に対しての思いやりが必要であり、事故が起きないように細心の注意を払って丁寧に教えることなども求められる。

自動車教習指導員のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「その他の教員」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「19 教員」)(e-Stat、2026/10/31取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。