海上保安官

警察・消防 職業分類:10_061-01 信頼度 ★★★☆☆

海洋や港湾を巡視船や航空機を使って監視し、治安と安全の維持につとめ、環境保全の活動等を行う。

平均年収
—
統計の年収
最高年収の目安
—
上位10% —
5年後の予想年収
—推定
2031年
10年後の予想年収
—推定
—
将来性
70/100
★★★★☆ 高い
AI代替リスク
38%
低い
求人需要
—
有効求人倍率 —

仕事内容

海を巡視船や航空機を使って監視し、治安と安全の維持につとめ、環境保全の活動等を行う。
 海上保安官の主要な業務は、「警備救難業務」、「海洋情報業務」、「海上交通業務」の3つに分かれる。
 「警備救難業務」では、密輸・密航・密漁など海上犯罪の取締り、遭難した人や船の捜索救助、船舶火災の消火活動を行うほか、東京湾のような船舶交通が活発な海域では、交通指導や取締りを行う。国境の海域周辺を警備し、不審船への対応や海洋汚染の監視を行う。
 「海洋情報業務」では、海の水深、海底地形、潮の流れなどについて測量船を使って調査し、海図を作成する。調査から得た情報や航路障害物の情報など安全な航海に必要な情報を、無線で船舶に提供するなどしている。
 「海上交通業務」では、海の道しるべである灯台などの建設や保守を行ったり、人工衛星からの電波を使って夜や霧の中でも船舶の位置が分かるシステムを運用して、海上交通の安全を確保している。
 また、本人の希望と適性に応じて、潜水士や特殊救難隊員、国際捜査官など様々な仕事に就くことができる。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 巡視船、航空機、測量船、無線機、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、 安全靴等)

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

正規の職員、従業員
1%

労働条件の特徴

海上保安官は、国土交通省の外局である海上保安庁に勤める国家公務員である。海上保安庁の組織には、中央の本庁の他、地方に11の管区海上保安本部があり、教育機関として海上保安大学校、海上保安学校がある。
 陸上勤務と海上勤務とがある。
 基本は1日8時間勤務で週休2日制である。警備救難の仕事についている職員は、交替制のため休日出勤もある。巡視船艇乗組員の場合、勤務時間は1日8時間だが巡視船艇行動中は24時間パトロールを行っているため、乗務員を3つの当直に分け、4時間ごとの交代制をとっている。
 海上保安官は、行政職の国家公務員に比べて給与は高い。船艇勤務の場合は、更に手当が支給される。海上保安大学校・海上保安学校の学生は、入学と同時に海上保安庁の職員となり、給与が支給される。
 海上保安庁の定員は14,889人(2025年現在)である。また、女性の割合は8.6%である(2022年)。

海上保安官の年収

この職業の統計の年収はまだ入っていません。

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

海上保安官の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

統計の年収が無いため、予測はまだありません。

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

海上保安官の将来性スコア

70/100
★★★★☆
高い・全職業で24位
AI耐性
62点
参入障壁
90点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

海上保安官のAI代替リスク

38%
低い
AIに奪われにくい順で全職業中210位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

海上保安官の求人需要

有効求人倍率
—
職業安定業務統計
求人需要
—
求人賃金(月額)
—
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
—
労働時間
—
5年後の求人数
+4.9%
推定
10年後の求人数
+8.9%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

世界では:サービス・販売職の平均月収を国別に比べる

海上保安官は国際標準職業分類で「サービス・販売職」に入ります。133か国・地域のサービス・販売職の平均月収を円に直すと、日本は月28.5万円で28位、1位はルクセンブルクの月82.4万円です。アメリカは月58.2万円で日本の2.0倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は24位です。

1. ルクセンブルク
82.4万円
2. ベルギー
79.5万円
3. デンマーク
73.2万円
4. スイス
71.2万円
5. アイスランド
65.8万円
8. ノルウェー
61.8万円
10. アメリカ
58.2万円
12. フランス
52.1万円
14. ドイツ
45.9万円
18. イギリス
40.4万円
21. 韓国
33.9万円
28. 日本
28.5万円

「サービス・販売職」全体の平均で、海上保安官だけの値ではありません(販売店員、介護職員、調理人・接客、理容・美容師、警備員・警察官・消防官など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は32.5万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。サービス・販売職の世界ランキングを全部見る →

海上保安官に必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
4.9
指導
4.5
説得
4.5
他者との調整
4.4
読解力
4.4
説明力
4.3
文章力
4.3
時間管理
4.1

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

法律学、政治学
3.5
事務処理
3.1
公衆安全・危機管理
2.8
通信技術
2.8
地理学
2.7
コミュニケーションとメディア
2.6
教育訓練
2.5
外国語の語彙・文法
2.2

仕事の中身(よく行う活動)

法律や規定、基準を適用する乗り物を運転・操縦する上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る意思決定と問題解決を行う仕事に関連する知識を更新し、活用する部下への指導、指示、動機づけを行う機械装置の修理と保守を行う情報を取得する

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★★☆ やや難しい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

海上保安官になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

海上保安官になるためには、海上保安大学校か海上保安学校の学生採用試験に合格し、卒業する必要がある。海上保安大学校(本科4年とそれに続く専攻科6カ月)を卒業すると、更に3カ月間の研修(研修科国際業務課程)の後、全国各地の巡視船艇等に配属され、主任航海士等として2~3年乗り組み陸上勤務と海上勤務を繰り返しながら幹部職員としてキャリアを積む。
 海上保安学校(1年又は2年)を卒業すると警備救難、海洋情報、海上交通等のエキスパートとして活躍する。
 また、海上保安大学校・海上保安学校において船を操縦できる資格を取得する。
 海技免状、無線従事者免状、航空従事者免許、航空整備士免許の有資格者を対象とした採用試験も行っており、試験合格後、海上保安学校門司分校において必要な研修を受けた後、海上保安官となる道もある。

海上保安官のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計(job tag 掲載の統計データ、2026/11/01取得)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。