刑務官

警察・消防 職業分類:10_062-01 信頼度 ★★★☆☆

刑務所や少年刑務所、拘置所に収容されている者に対し、日常生活の指導、職業訓練指導、悩みごとに対する助言指導を行う。

平均年収
—
統計の年収
最高年収の目安
—
上位10% —
5年後の予想年収
—推定
2031年
10年後の予想年収
—推定
—
将来性
76/100
★★★★☆ 高い
AI代替リスク
29%
低い
求人需要
非常に高い
有効求人倍率 6.38倍

仕事内容

原則として、刑務所や少年刑務所、拘置所に勤務し、収容されている者に対し、日常生活の指導、職業訓練指導、悩みごとに対する助言指導を行う。また、刑務所等の保安警備にも従事する。
 刑務所及び少年刑務所は、主に刑が確定した受刑者を収容し、社会復帰(改善更生)のための働き掛けを行う施設であり、拘置所は主に刑事裁判で刑が確定していない未決拘禁者を収容する施設である。
 刑務官は、刑務所及び少年刑務所では、受刑者への指導を通じて、その社会復帰(改善更生)を実現するよう、様々な働き掛けを行う。
 また、拘置所では、主として勾留中の被疑者、被告人について、逃走や証拠の隠滅を防止するとともに、公平な裁判を受けられるように配慮している。
 具体的には、刑務所や拘置所などの巡回警備業務に始まり、受刑者が刑務作業を行う工場や、被収容者が生活している居室棟での、指導や監督といった担当業務、改善指導の実施や出所後の帰住先や就労の調整、施設運営を支える事務系の業務などに従事する。

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

正規の職員、従業員
1%

労働条件の特徴

刑務官は、受刑者や未決拘禁者等を収容し、24時間体制でその身柄の確保や施設内外の保安警備を行うとともに、被収容者の処遇や生活指導に当たるなどの職務に従事していることから、一般の国家公務員に適用される行政職俸給表(一)に比べて12%程度給与水準の高い公安職俸給表(一)が適用されるほか、扶養手当、住居手当、通勤手当、期末・勤勉手当、超過勤務手当等の各種手当が支給される。1週当たりの勤務時間は38時間45分(週休2日制)で、採用後数年間は、主として交替制勤務(昼間勤務と昼夜間勤務がある。)に従事する。
 勤務地については、本人の希望を考慮して決定され、原則として採用施設を所管する矯正管区の管轄地域内で異動する。制服は、季節に応じて定期的に貸与される。宿舎は、勤務する庁舎の近隣に設けられている。
 なお、刑務所、少年刑務所は全国に66庁、拘置所は8庁が設置され、それぞれで刑務官が勤務している。(2024年現在)

刑務官の年収

この職業の統計の年収はまだ入っていません。

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

刑務官の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

統計の年収が無いため、予測はまだありません。

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

刑務官の将来性スコア

76/100
★★★★☆
高い・全職業で1位
AI耐性
71点
参入障壁
31点
求人需要
99点
賃金の勢い
77点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

刑務官のAI代替リスク

29%
低い
AIに奪われにくい順で全職業中147位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

刑務官の求人需要

有効求人倍率
6.38倍
全職業で5位
求人需要
非常に高い
94/100
求人賃金(月額)
22.1万円
前年度比 +0.8万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
—
労働時間
—
5年後の求人数
+23.4%
推定
10年後の求人数
+42.1%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:刑務官の年収・将来性

刑務官に当たるアメリカの職業「刑務官」(米国の職業分類 33-3012)の年収の中央値は約927万円($58,940・1ドル157.25円で換算)。

日本:刑務官アメリカ:刑務官
年収(日本=平均・米国=中央値)—927万円
$58,940
上位10%—1,466万円
$93,220
10年後の予想年収—1,201万円
$76,400
将来性スコア7636
AI代替リスク29% 低い24% 低い
求人需要求人倍率 6.38倍雇用の増減予測 −7.4%
2025–35・BLS
就業者数—38.0万人
時給(平均)—4,718円
$30.00
連邦最低賃金の4.1倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—高卒

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:サービス・販売職の平均月収を国別に比べる

刑務官は国際標準職業分類で「サービス・販売職」に入ります。133か国・地域のサービス・販売職の平均月収を円に直すと、日本は月28.5万円で28位、1位はルクセンブルクの月82.4万円です。アメリカは月58.2万円で日本の2.0倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は24位です。

1. ルクセンブルク
82.4万円
2. ベルギー
79.5万円
3. デンマーク
73.2万円
4. スイス
71.2万円
5. アイスランド
65.8万円
8. ノルウェー
61.8万円
10. アメリカ
58.2万円
12. フランス
52.1万円
14. ドイツ
45.9万円
18. イギリス
40.4万円
21. 韓国
33.9万円
28. 日本
28.5万円

「サービス・販売職」全体の平均で、刑務官だけの値ではありません(販売店員、介護職員、調理人・接客、理容・美容師、警備員・警察官・消防官など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は32.5万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。サービス・販売職の世界ランキングを全部見る →

刑務官に必要なスキル・資格

必要スキル

指導
4.2
傾聴力
4.2
説得
4.1
文章力
3.9
説明力
3.9
他者の反応の理解
3.8
他者との調整
3.7
継続的観察と評価
3.7

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

法律学、政治学
3.5
事務処理
2.7
教育訓練
2.6
心理学
2.5
セラピーとカウンセリング
2.4
社会学
2.4
公衆安全・危機管理
2.3
日本語の語彙・文法
2.0

仕事の中身(よく行う活動)

法律や規定、基準を適用する上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る仕事に関連する知識を更新し、活用する設備、構造物、材料を検査する情報の整理と検知を行う人間関係を構築し、維持する情報の文書化と記録を行う意思決定と問題解決を行う

必要資格

関連する資格はありません(資格が無くても就ける職業です)。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★☆☆ ふつう(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

刑務官になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

国家公務員採用試験である刑務官A(男性)又は刑務官B(女性)試験に合格すると採用候補者名簿に登載され、この名簿の中から採用が決定される。一次試験で公務員として必要な基礎能力を確認され、二次試験で個別面接・身体検査・視力測定・体力検査が行われる。また、29歳以下を対象に「武道(柔道又は剣道)」を実技試験として実施する刑務官A(男性)(武道)、刑務官B(女性)(武道)区分や、40歳未満の社会人経験者を対象とした刑務官A(男性)(社会人)、刑務官B(女性)(社会人)区分もある。なお、「武道」の区分で受験して採用された場合には、主に刑事施設の保安警備など、技能を生かした業務に従事することが多くなる。
 刑務官は、受刑者等に直接接し、その生活指導、職業訓練指導などを行い、その者の改善更生や円滑な社会復帰を促していくという、社会の安心・安全を守るための仕事に従事するため、職務に対する強い情熱や使命感、高い倫理観が求められる。また、受刑者などの被収容者の身柄を拘束して様々な処遇を行うため、刑事収容施設法はもとより、刑法、刑事訴訟法など職務に関連する法律などについての知識、心理学、教育学などの人間科学に関する知識や、それを高めていく自己研さんが常に求められる。さらに、同僚と協力して職務に当たったり、検察庁、保護観察所など関係機関の職員と協力して仕事を進める協調性や柔軟性も不可欠である。

刑務官のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:賃金構造基本統計調査、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「45 その他の保安職業従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。