データサイエンティスト

AI・データ 職業分類:02_011-99 信頼度 ★★★★★

新たな商品やサービスの開発や業務プロセスの革新のため、大量に蓄積されたデータ(ビッグデータ)を分析する。

平均年収
612万円
レンジ 408〜1,070万円
最高年収の目安
1,070万円
上位10% 918万円
5年後の予想年収
633万円推定
2031年
10年後の予想年収
654万円推定
563〜760万円
将来性
57/100
★★★☆☆ ふつう
AI代替リスク
73%
高い
求人需要
高い
有効求人倍率 4.88倍

仕事内容

新たな商品やサービスを生み出したり、業務プロセスの革新のため、大量に蓄積されたデータ(ビッグデータ)を分析する。
 ビッグデータを解析した情報を活用することによって、これまで経験や勘で行われてきた仕事の効率性、競争力を高めたり、これまでできなかったことが可能になる。
 データサイエンティストは、大きく分けると、自社の業務として従事する場合と、顧客に対してサービスを提供する場合がある。仕事の流れは共通しており、まずは分析対象となる業務の責任者にヒアリングを行い、分析の目標を決める。次にデータの担当者にヒアリングを行い、分析するデータがどのようなものか確認し、データを加工しながらモデリング(データ処理の枠組みを検討する)作業を行う。モデリング作業が終わると、そのモデルが適切かどうか判断するため、効果の検証を行い、さらに過去のデータだけでなく、様々なデータに対しても有効なモデルか検討し、有効で、問題がないことが確認されたら、サービスとして実装する(本格的な分析機能とする)。
 以上が仕事の基本的な流れとなるが、ビジネス環境が変化したり、より良いモデルを検討するため、このような作業を反復していくこともある。また、自分の分析結果やモデルが最善のものか、検討を続けていく。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 文書作成ソフト(Word、一太郎等)、表計算ソフト(Excel、Googleスプレッドシート等)、プレゼン資料作成ソフト(PowerPoint、Keynote等)、統計用ソフト(SAS、SPSS、STATA、R等)、パソコン

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

勤務先は、IT企業、製造業、サービス業等が多い。データ分析専業の会社の場合、中小企業が多い。
 賃金、労働時間等労働条件は勤務先の規定による。就業形態としては、雇用されている正社員が多いが、フリーランスの者も若干いる。
 ビックデータの分析や活用のニーズが高まっており、データサイエンティストの人材不足は顕著であり、好条件を提示する会社が出てきている。

データサイエンティストの年収

データサイエンティストの平均年収は612万円(令和7年賃金構造基本統計調査「他に分類されない技術者」・全国)。中央値の目安は569万円、年収レンジは408〜1,070万円、上位10%は918万円です。

平均年収
612万円
中央値(目安)
569万円
最低年収の目安
408万円
未経験・20代前半
上位10%
918万円
最高年収の目安
1,070万円
トップ層
時給(一般労働者)
3,000円
短時間労働者 1,852円
最低賃金との比
2.5倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
29.6万円
前年度比 −0.7万円

あなたの年収は、同じ年代のデータサイエンティストの中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

データサイエンティストの時給3,000円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の2.5倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
447万円
30代
537万円
40代
616万円
50代
688万円

平均年収と平均年齢(43.9歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
452万円
1〜3年
505万円
3〜5年
559万円
5〜10年
628万円
10年以上
708万円

雇用形態別の年収推定

正社員 612万円パート・アルバイト 257万円フリーランス・自営 643万円契約社員・派遣社員 477万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年532万円———
2022年558万円———
2023年554万円—1.88倍25.8万円
2024年573万円—8.09倍30.3万円
2025年612万円—4.88倍29.6万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

データサイエンティストの将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在612万円 → 3年後 624万円 → 5年後 633万円 → 10年後 654万円(10年後の予想レンジ 563〜760万円)。年率の伸びは+0.7%と見ています。

612万円
現在
2026年
624万円
3年後
2029年
576〜679万円
633万円
5年後
2031年
570〜705万円
654万円
10年後
2036年
563〜760万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +1.0%求人賃金の勢い -1.44%AIの影響 -0.69%合計 +0.7%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

データサイエンティストの将来性スコア

57/100
★★★☆☆
ふつう・全職業で150位
AI耐性
27点
参入障壁
81点
年収水準
78点
求人需要
95点
賃金の勢い
0点
人手不足(平均年齢)
64点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

データサイエンティストのAI代替リスク

73%
高い
AIに奪われにくい順で全職業中448位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

データサイエンティストの求人需要

有効求人倍率
4.88倍
全職業で27位
求人需要
高い
74/100
求人賃金(月額)
29.6万円
前年度比 −0.7万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
43.9歳
労働時間
159時間/月
5年後の求人数
+11.5%
推定
10年後の求人数
+20.6%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:データサイエンティストの年収・将来性

データサイエンティストに当たるアメリカの職業「データサイエンティスト」(米国の職業分類 15-2051)の年収の中央値は約1,891万円($120,230・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収612万円の3.1倍です。

日本:データサイエンティストアメリカ:データサイエンティスト
年収(日本=平均・米国=中央値)612万円1,891万円
$120,230
上位10%918万円3,131万円
$199,130
10年後の予想年収654万円2,618万円
$166,500
将来性スコア5765
AI代替リスク73% 高い73% 高い
求人需要求人倍率 4.88倍雇用の増減予測 +34.6%
2025–35・BLS
就業者数—26.2万人
時給(平均)3,000円
最低賃金の2.5倍
9,435円
$60.00
連邦最低賃金の8.3倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—学士号(大卒)

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:技術者・准専門職の平均月収を国別に比べる

データサイエンティストは国際標準職業分類で「技術者・准専門職」に入ります。132か国・地域の技術者・准専門職の平均月収を円に直すと、日本は月39.2万円で33位、1位はルクセンブルクの月150万円です。アメリカは月102万円で日本の2.6倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は29位です。

1. ルクセンブルク
150万円
2. スイス
124万円
3. デンマーク
122万円
4. ノルウェー
116万円
5. ベルギー
115万円
6. アメリカ
102万円
14. フランス
75.1万円
15. ドイツ
75万円
16. イタリア
73.5万円
17. イギリス
65.6万円
24. シンガポール
48.2万円
33. 日本
39.2万円

「技術者・准専門職」全体の平均で、データサイエンティストだけの値ではありません(医療技術者(臨床検査技師・放射線技師など)、技術者の補助、営業職、不動産仲介、パイロット・航海士など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は49.1万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。技術者・准専門職の世界ランキングを全部見る →

データサイエンティストに必要なスキル・資格

必要スキル

読解力
5.5
数学的素養
5.1
新しい情報の応用力
5.0
傾聴力
5.0
論理と推論(批判的思考)
5.0
文章力
4.9
説明力
4.8
プログラミング
4.8

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

数学
3.0
コンピュータと電子工学
2.8
事務処理
2.2
ビジネスと経営
2.2
販売・マーケティング
2.0
コミュニケーションとメディア
2.0
日本語の語彙・文法
1.9
外国語の語彙・文法
1.9

仕事の中身(よく行う活動)

情報やデータを分析する情報の整理と検知を行う継続的に状況を把握する情報を取得する情報やデータを処理するコンピュータを用いて作業を行う仕事に関連する知識を更新し、活用する情報の意味を他者に説明する

必要資格

関連する資格はありません(資格が無くても就ける職業です)。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★★☆ やや難しい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

データサイエンティストになるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

この仕事に就いている人は、大学院等で統計学、数学、情報工学などを専攻している場合が多い。また、環境やバイオなどその他の理系の出身者や文系出身者もいる。大学院等でデータの収集・分析の素地を身につけていると仕事に生かせる。
 新卒で就職する場合、業種は様々であるが、大手IT企業、製造業、サービス業等が多い。中途採用では、情報処理技術者、通信技術者、マーケティングリサーチャー、製造業の研究者からなる場合が多い。ポストドクター(博士号取得者)からデータサイエンティストになる人もいる。
 IT、データ解析、ビジネス等の専門知識とスキルのほかに、コミュニケーション能力や発想力も要求される。データ解析の対象が幅広いため、自分の得意分野を生かして仕事をすることになる。

データサイエンティストのキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「他に分類されない技術者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「11 その他の技術者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2019。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。