学習塾教師
民間の教育機関である学習塾において、小学生、中学生、高校生等を対象に学習指導をする。
仕事内容
学習塾の規模や形態は、大人数を一斉に教える大きな塾から、個別指導が中心の塾まで様々である。また、塾によって、学習の目的にも違いがある。学校の授業の理解を補う補習塾、志望校を目指して受験指導をする進学塾など、目標や学習レベルがそれぞれ設定されている。それぞれの塾の指導方針と運営形態にしたがって指導の内容や方法を決め、カリキュラムを練り、問題を作り、テストの採点をして個々の生徒の課題を分析する。また、保護者会や個別相談で、学習や進学に関する説明やアドバイスを行う。
いずれの塾でも、生徒ひとりひとりの能力に応じて対応し、保護者や生徒に満足感をもってもらわなければならない。勉強を教えるプロとして、担当教科の内容をしっかり把握し、生徒が興味を持つように教え、成果を上げることが求められる。
◇ よく使う道具、機材、情報技術等
パソコン
主なタスク
- 過去の入試問題を研究する。(実施率 1%)
- 授業の内容の準備をする。(実施率 1%)
- 入試や受験に関する情報を収集する。(実施率 1%)
- 求めに応じて個別的指導を行う。(実施率 1%)
- 生徒の出席状況や成績の記録をつける。(実施率 1%)
- 時間割に従って授業を行う。(実施率 1%)
- 生徒の学習状況を試験などにより評価し、記録する。(実施率 1%)
- 保護者会や個別相談で、学習や進学に関する説明やアドバイスをする。(実施率 1%)
- 生徒が講座を選ぶ際の助言をする。(実施率 1%)
- 学校と同じカリキュラムまたは学習塾の定める方針に従い、授業計画を立てる。(実施率 1%)
- 宿題の添削を行う。(実施率 1%)
- 試験問題を作成し、試験を実施する。(実施率 1%)
雇用形態(働いている人の割合)
労働条件の特徴
就業者には正社員もいるが、副業やアルバイトで時間講師として勤務する者も多い。
塾が始まる時間は午後1~2時ごろ、終わる時間はだいたい夜10時ごろであり、学校が休みである土曜日や日曜日に授業やテストなどを行うところも多い。学校の夏休みや冬休みに合わせて集中講座を行う場合もあり、その際には朝からの勤務もある。時間講師の場合は自分の担当する授業に合わせて出勤することになる。
賃金は、常勤であるか時間講師であるかなどによって異なるが、能力や実績に応じて高収入を得られるところもある。
少子化により生徒数が減少、業界の再編成も進んでおり、ビデオ授業やe-ラーニングの普及、プログラミング教育の導入など、学習塾も多様なニーズに答えるため、特色あるカリキュラムの作成や教材の工夫等きめ細かな対応が求められている。
学習塾教師の年収
学習塾教師の平均年収は442万円(令和7年賃金構造基本統計調査「個人教師」・全国)。中央値の目安は411万円、年収レンジは314〜731万円、上位10%は635万円です。
あなたの年収は、同じ年代の学習塾教師の中で上位何%?
入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。
学習塾教師の時給2,142円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.8倍です。都道府県別の最低賃金 →
年代別の年収推定
平均年収と平均年齢(38.3歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。
経験年数別の年収推定
雇用形態別の年収推定
年収の推移(統計の年ごと)
| 調査年 | 年収 | 就業者数 | 有効求人倍率 | 求人賃金(月額) |
|---|---|---|---|---|
| 2021年 | 418万円 | — | — | — |
| 2022年 | 384万円 | — | — | — |
| 2023年 | 415万円 | — | 0.92倍 | 23.8万円 |
| 2024年 | 438万円 | — | 0.81倍 | 24.5万円 |
| 2025年 | 442万円 | — | 0.77倍 | 25.7万円 |
学習塾教師の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定
現在442万円 → 3年後 477万円 → 5年後 502万円 → 10年後 570万円(10年後の予想レンジ 490〜662万円)。年率の伸びは+2.6%と見ています。
年率の伸びの内訳
将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →
学習塾教師の将来性スコア
各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。
学習塾教師のAI代替リスク
AIによる仕事内容の変化
解説は準備中です。
AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →
学習塾教師の求人需要
有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。
学習塾教師に必要なスキル・資格
必要スキル
job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。
必要な知識
仕事の中身(よく行う活動)
必要資格
関連する資格はありません(資格が無くても就ける職業です)。
学歴(働いている人の割合)
入職前の訓練期間
入職前の実務経験
なる難しさ:★★☆☆☆ やや易しい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)
学習塾教師になるには(未経験からの方法)
就くには(job tag)
大規模に教室展開している学習塾では、新規学卒も含め、定期的に採用活動を行っているところもある。
大手の塾のように研修システムが整っているところもあるが、多くの場合、実際に仕事をしながら経験を積み、より高度な指導技術や教科に関する知識を身につけていくこととなる。
独立開業し個人で塾を運営する場合もある。
担当の教科について指導できる基礎学力をもっていることは当然であるが、生徒や保護者からの信頼を得ることが大切であるので、人柄や意欲も重視される。また、保護者や生徒の要望を把握し、きめ細かな対応を行う心遣いが必要である。
学習塾教師のキャリアルートと年収アップ方法
解説は準備中です。