飲食チェーン店店員

飲食 職業分類:09_056-03 信頼度 ★★★★★

飲食チェーン店において、接客や厨房での調理を行う。

平均年収
371万円
レンジ 267〜605万円
最高年収の目安
605万円
上位10% 527万円
5年後の予想年収
436万円推定
2031年
10年後の予想年収
511万円推定
440〜594万円
将来性
52/100
★★★☆☆ ふつう
AI代替リスク
25%
低い
求人需要
高い
有効求人倍率 2.50倍

仕事内容

飲食チェーン店において、接客や厨房での調理を行う。飲食チェーン店には牛丼、回転寿司、洋食、うどん・そばなど様々な種類があり、それぞれ仕事内容が異なる。
 例えば、牛丼チェーン店の店員の業務は主に接客、調理、清掃の3業務に分かれている。接客担当は、オーダーの確認、食券の回収、伝票の記入等を行い配膳、下げ膳を担当している。さらにレジ打ち等を担当し、預り金や釣り銭の管理、クーポンの扱い等を行う仕事もある。
 調理担当は料理マニュアルに従い牛丼を調理し、牛丼の肉盛り、鉄板の加熱調理を行う。食材の補充も業務の一環である。店舗ごとにある売上目標達成のため、いかに効率的に仕事していくかを考え、商品提供、注文、会計、片付けなど作業の優先順位を決めるのも調理担当者の重要な役割となっている。
 接客・調理の補助担当は紅生姜や紙ナプキン等カウンターセットの補充の要否に目を配り、サラダ等の副菜を皿に盛りつけ準備する。洗い場で食器、調理器具の洗浄業務も行う。また、椅子・テーブルまわり、調理場などの清掃も行う。
 いずれの業務もマニュアルを理解し実践する。
 また、回転寿司の例でみると、店員の業務は、大きくはホールとキッチンの仕事に分けられる。ホールの仕事は、来店者の接客、案内、調味料の補充、テーブルの片付け等を行う。
 注文をとったり、来店者への注文用タッチパネルの使用方法の説明も行う。慣れてくると会計時のレジ業務も担当する。店内の清掃を行うこともある。
 キッチンの仕事では寿司や汁物の調理を行う。茶碗蒸し、うどん等のサイドメニューも作る。作り方はすべてマニュアルにあるのでその通りに行う。経験を積んで寿司用の鮮魚の切り付けを行う場合もある。切り方は現場で習いながら身につけていく。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 レジ(小売店、レストラン等)、調理道具(包丁、ガスコンロ等)

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

勤務地は都市部を中心に全国に広がっている。社員は月給制、パート・アルバイトの場合は時給制が一般的である。勤務形態はシフト制(早朝、昼間、夜間、深夜)を採用しているところが多い。勤務時間は店舗ごとに毎月はじめに翌月の勤務シフトを決めている。24時間営業のところもある。残業は少ないが、テイクアウト(持ち帰り商品)の大量発注などに対応するために残業が生じることもある。休日・休暇に関してはローテーションで社員、パート・アルバイトが予定に従って取得する。
 社員の場合は地域ごとに勤務先の異動が行われており、平均すると1~2年の間に一度程度の転勤がある。語学が得意な社員は海外勤務というケースもある。社員、パート、アルバイトを含めた従業員の男女比はほぼ半々である。
 飲食チェーン店に限らず、外食産業は30歳未満の従業員が多いが、近年では高年齢者を活用する店舗も増えている。外国人を雇用するケースも出ている。
 また、慢性的な人手不足に対応するため、一部店舗で24時間営業を中止したり、配膳・下げ膳のサービスを廃止した完全セルフサービス店も出てきている。さらに、「音声認識レジシステム」、「自動食器洗浄ライン」、「勤務スケジュール作成支援AIソフト」などの導入により作業効率の向上を図っているところもある。

飲食チェーン店店員の年収

飲食チェーン店店員の平均年収は371万円(令和7年賃金構造基本統計調査「飲食物給仕従事者」・全国)。中央値の目安は345万円、年収レンジは267〜605万円、上位10%は527万円です。

平均年収
371万円
中央値(目安)
345万円
最低年収の目安
267万円
未経験・20代前半
上位10%
527万円
最高年収の目安
605万円
トップ層
時給(一般労働者)
1,737円
短時間労働者 1,238円
最低賃金との比
1.5倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
26万円
前年度比 +0.9万円

あなたの年収は、同じ年代の飲食チェーン店店員の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

飲食チェーン店店員の時給1,737円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.5倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
296万円
30代
344万円
40代
384万円
50代
420万円

平均年収と平均年齢(41.1歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
282万円
1〜3年
312万円
3〜5年
341万円
5〜10年
380万円
10年以上
424万円

雇用形態別の年収推定

正社員 371万円パート・アルバイト 156万円フリーランス・自営 390万円契約社員・派遣社員 289万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年317万円———
2022年330万円———
2023年328万円—3.13倍24.2万円
2024年358万円—2.89倍25.1万円
2025年371万円—2.50倍26万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

飲食チェーン店店員の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在371万円 → 3年後 408万円 → 5年後 436万円 → 10年後 511万円(10年後の予想レンジ 440〜594万円)。年率の伸びは+3.3%と見ています。

371万円
現在
2026年
408万円
3年後
2029年
377〜445万円
436万円
5年後
2031年
392〜485万円
511万円
10年後
2036年
440〜594万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +0.65%求人賃金の勢い +0.62%AIの影響 +0.19%合計 +3.3%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

飲食チェーン店店員の将来性スコア

52/100
★★★☆☆
ふつう・全職業で241位
AI耐性
75点
参入障壁
7点
年収水準
8点
求人需要
80点
賃金の勢い
65点
人手不足(平均年齢)
18点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

飲食チェーン店店員のAI代替リスク

25%
低い
AIに奪われにくい順で全職業中121位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

飲食チェーン店店員の求人需要

有効求人倍率
2.50倍
全職業で104位
求人需要
高い
77/100
求人賃金(月額)
26万円
前年度比 +0.9万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
41.1歳
労働時間
165時間/月
5年後の求人数
+15.1%
推定
10年後の求人数
+27.1%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:ファストフード・カウンターの店員の年収・将来性

飲食チェーン店店員に当たるアメリカの職業「ファストフード・カウンターの店員」(米国の職業分類 35-3023)の年収の中央値は約491万円($31,200・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収371万円の1.3倍です。

日本:飲食チェーン店店員アメリカ:ファストフード・カウンターの店員
年収(日本=平均・米国=中央値)371万円491万円
$31,200
上位10%527万円671万円
$42,650
10年後の予想年収511万円675万円
$42,900
将来性スコア5257
AI代替リスク25% 低い30% 低い
求人需要求人倍率 2.50倍雇用の増減予測 +5.8%
2025–35・BLS
就業者数—385.4万人
時給(平均)1,737円
最低賃金の1.5倍
2,359円
$15.00
連邦最低賃金の2.1倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—学歴不問

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:サービス・販売職の平均月収を国別に比べる

飲食チェーン店店員は国際標準職業分類で「サービス・販売職」に入ります。133か国・地域のサービス・販売職の平均月収を円に直すと、日本は月28.5万円で28位、1位はルクセンブルクの月82.4万円です。アメリカは月58.2万円で日本の2.0倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は24位です。

1. ルクセンブルク
82.4万円
2. ベルギー
79.5万円
3. デンマーク
73.2万円
4. スイス
71.2万円
5. アイスランド
65.8万円
8. ノルウェー
61.8万円
10. アメリカ
58.2万円
12. フランス
52.1万円
14. ドイツ
45.9万円
18. イギリス
40.4万円
21. 韓国
33.9万円
28. 日本
28.5万円

「サービス・販売職」全体の平均で、飲食チェーン店店員だけの値ではありません(販売店員、介護職員、調理人・接客、理容・美容師、警備員・警察官・消防官など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は32.5万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。サービス・販売職の世界ランキングを全部見る →

飲食チェーン店店員に必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
3.1
他者の反応の理解
2.5
指導
2.5
読解力
2.4
説明力
2.4
文章力
2.3
説得
2.2
他者との調整
2.2

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

顧客サービス・対人サービス
2.7
販売・マーケティング
1.6
生産・加工
1.2
日本語の語彙・文法
0.9
ビジネスと経営
0.9
経済学・会計学
0.8
社会学
0.8
人事労務管理
0.8

仕事の中身(よく行う活動)

上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る手と腕を使って物を取り扱い動かす仕事を整理、計画する、優先順序を決める公共の場で一般の人々のために働いたり、直接応対する人間関係を構築し、維持するチームを構築するクオリティを判断するメンバーの仕事量や活動内容を調整する

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★☆☆☆ やや易しい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

飲食チェーン店店員になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。外食産業は店舗スタッフのパート・アルバイト比率がきわめて高い業種であり、新人採用は毎月のように行われている。パート、アルバイトとして入職し、正社員に登用されるチャンスもある。また、パート、アルバイトであってもパートリーダー等として他のパート等を取りまとめ店長をサポートする役割を担う場合もある。店長として採用される場合には、「防火管理者」や「食品衛生責任者」といった資格が必要な場合もある。一般社員で入職した場合でも奨励制度を利用して資格取得し、店長になることが可能である。
 入職後は新人・アルバイトを含むすべての店員がOJT教育の一環として、職場の規則や接客等に関する基礎知識を学習する。また、入職時に集合研修に参加することもある。
 食品衛生に対する知識やマニュアルを理解し実践する力、客との円滑なコミュニケーションを図る接客能力、チームワークを保ちながら働けることが重要である。

飲食チェーン店店員のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「飲食物給仕従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「40 接客・給仕職業従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2019。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。