医薬品販売/登録販売者

小売 職業分類:07_045-08 信頼度 ★★★★★

別名:医薬品登録販売者、ドラッグストア店員(医薬品登録販売者)

薬局、ドラッグストア等で市販されている医薬品を販売する。

平均年収
385万円
レンジ 277〜627万円
最高年収の目安
627万円
上位10% 546万円
5年後の予想年収
450万円推定
2031年
10年後の予想年収
526万円推定
453〜611万円
将来性
53/100
★★★☆☆ ふつう
AI代替リスク
42%
中程度
求人需要
高い
有効求人倍率 1.79倍

仕事内容

薬局、ドラッグストア等で市販されている医薬品を販売する。
 市販されている医薬品は一般用医薬品と言われ、販売できるのは薬剤師と登録販売者に限られている。ここでは登録販売者の仕事について記載する。
 登録販売者と薬剤師の違いは、一般用医薬品の中でも副作用や薬の飲み合わせについて特に注意を要する一部の医薬品(第1類医薬品)は薬剤師しか販売できず、登録販売者はそれ以外の医薬品(第2類医薬品、第3類医薬品)の販売のみを行うことである。いずれの医薬品も販売時の情報提供のルール等が決められており、販売時には、顧客の質問、要望に親切・丁寧にわかりやすく対応し、親身なアドバイスも行う。店舗のタイプによって取り扱っている商品は様々であるが、医薬品以外の商品の販売対応も行う。
 また、搬入された医薬品や関連商品の受け取り、品出しなどを行う。専用パソコンや目視による店頭商品の販売状況や店内在庫の管理も行う。さらに、来店客に店内レイアウトをわかりやすく表示するためのPOPやバーゲンなど店舗ごとのイベント告知を行うこともある。
 仕事を一日の流れでみると、出勤し店内清掃などを済ませた後、品出しやレジ開け、釣り銭の管理を行う。店舗内のスタッフとの朝礼・ミーティングを行う。開店後は、来店客に対して医薬品・関連商品の販売、アドバイスなど接客業務を行う。搬入された医薬品や各種店舗での取扱商品の受け取り、商品レイアウトの整理・補充を行う。店内イベント、商品紹介のPOPを作成し掲示する。閉店が近づけば、当日の業務日誌を作成し、在庫の確認など管理業務を済ませる。シフト制の場合は遅番担当者に引き継ぎを終えて退勤する。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 レジ、パソコン

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

勤務先は、ドラッグストア、医薬品を扱うコンビニ、スーパー等であり全国に広がっている。
 就業者の男女数は拮抗している。年齢層は幅広い。就業形態は、勤務先によるが正社員が多い。
 賃金は、月給制が基本である。労働時間は、店舗次第ではあるが早番、遅番の2交替制などシフトで働くケースもある。また、24時間営業をしているコンビニなどで勤務する場合には夜勤もある。残業は店舗の立地や取り扱う医薬品の種類の多少などもあって状況は様々である。休日は、完全週休2日制や月単位で8~9日の休日を基本とするものの、繁忙日となる土日は出勤して平日休みにするケースも珍しくない。
 商品にタグ付けをしたり、レジ作業のセルフ化を進めることにより、レジ業務の軽減を図り、登録販売者等が顧客の相談対応など対人業務を充実させる動きがある。

医薬品販売/登録販売者の年収

医薬品販売/登録販売者の平均年収は385万円(令和7年賃金構造基本統計調査「販売店員」・全国)。中央値の目安は358万円、年収レンジは277〜627万円、上位10%は546万円です。

平均年収
385万円
中央値(目安)
358万円
最低年収の目安
277万円
未経験・20代前半
上位10%
546万円
最高年収の目安
627万円
トップ層
時給(一般労働者)
1,897円
短時間労働者 1,238円
最低賃金との比
1.6倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
24.3万円
前年度比 +1.1万円

あなたの年収は、同じ年代の医薬品販売/登録販売者の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

医薬品販売/登録販売者の時給1,897円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.6倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
298万円
30代
347万円
40代
388万円
50代
425万円

平均年収と平均年齢(43.6歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
292万円
1〜3年
323万円
3〜5年
354万円
5〜10年
394万円
10年以上
440万円

雇用形態別の年収推定

正社員 385万円パート・アルバイト 162万円フリーランス・自営 404万円契約社員・派遣社員 300万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年355万円———
2022年358万円———
2023年361万円—1.96倍22.3万円
2024年369万円—1.95倍23.2万円
2025年385万円—1.79倍24.3万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

医薬品販売/登録販売者の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在385万円 → 3年後 423万円 → 5年後 450万円 → 10年後 526万円(10年後の予想レンジ 453〜611万円)。年率の伸びは+3.2%と見ています。

385万円
現在
2026年
423万円
3年後
2029年
390〜460万円
450万円
5年後
2031年
405〜501万円
526万円
10年後
2036年
453〜611万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +0.3%求人賃金の勢い +1.03%AIの影響 +0.06%合計 +3.2%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

医薬品販売/登録販売者の将来性スコア

53/100
★★★☆☆
ふつう・全職業で226位
AI耐性
58点
参入障壁
20点
年収水準
13点
求人需要
61点
賃金の勢い
87点
人手不足(平均年齢)
60点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

医薬品販売/登録販売者のAI代替リスク

42%
中程度
AIに奪われにくい順で全職業中241位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

医薬品販売/登録販売者の求人需要

有効求人倍率
1.79倍
全職業で203位
求人需要
高い
67/100
求人賃金(月額)
24.3万円
前年度比 +1.1万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
43.6歳
労働時間
161時間/月
5年後の求人数
+9.8%
推定
10年後の求人数
+17.7%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

医薬品販売/登録販売者に必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
4.3
説明力
3.7
読解力
3.5
指導
3.3
文章力
3.3
対人援助サービス
2.9
新しい情報の応用力
2.8
他者の反応の理解
2.8

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

販売・マーケティング
3.1
顧客サービス・対人サービス
3.1
医学・歯学
2.6
セラピーとカウンセリング
1.6
教育訓練
1.6
日本語の語彙・文法
1.5
事務処理
1.5
ビジネスと経営
1.5

仕事の中身(よく行う活動)

人間関係を構築し、維持する法律や規定、基準を適用する仕事を整理、計画する、優先順序を決める上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る仕事に関連する知識を更新し、活用する情報を取得する組織外の人々とコミュニケーションを取る情報の整理と検知を行う

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★☆☆☆ やや易しい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

医薬品販売/登録販売者になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

この仕事に就くためには、特に学歴は必要とされないが、「登録販売員」の資格が必要である。チェーン展開しているドラックストア等の場合は、新規学校卒業者を採用し、入職してからOJTや社内研修で資格取得を支援する場合が多い。中途採用もある。
 正式に登録販売者となるためには、資格取得後24か月(月80時間以上)の実務経験が必要となる。それまでの間は、試験合格後店舗が所在する自治体に登録し、研修中の登録販売者として勤務する。登録販売者として経験を積み、店舗のマネージメントにも関わり店長になる場合もある。
 医薬品に関する知識は不可欠である。商品について何がどこにあるか等の売場の把握、来店客への分かりやすい説明や臨機応変な対応がとれるコミュニケーション能力が必要である。クレームに対する迅速・的確な対応も重要である。また、ニュース・新聞をチェックして流行や新商品の情報に敏感であることも必要である。

医薬品販売/登録販売者のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「販売店員」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「32 商品販売従事者」)(e-Stat、2026/10/31取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2019。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。