書店員

小売 職業分類:07_045-14 信頼度 ★★★★★

別名:古書店員、書店店員

書店で新刊書籍や雑誌のレイアウトや販売、取次との連絡業務を行う。

平均年収
385万円
レンジ 277〜627万円
最高年収の目安
627万円
上位10% 546万円
5年後の予想年収
448万円推定
2031年
10年後の予想年収
522万円推定
449〜606万円
将来性
49/100
★★☆☆☆ ふつう
AI代替リスク
51%
中程度
求人需要
高い
有効求人倍率 1.79倍

仕事内容

書店で新刊書籍や雑誌のレイアウトや販売、取次との連絡業務を行う。
 仕事は毎朝の荷受けから始まる。取次店(本の問屋)から配送された商品をチェックし、荷を解いて書棚に陳列し、棚の整理をして開店を待つ。開店後は、来店客の応対や販売、注文本の手配をし、閉店時に売上げを集計する。
 仕入れ計画の立案、売れ残った雑誌や書籍の返品作業も大切な仕事である。書籍・雑誌には全て返品期限が決められており、期限を過ぎて返品不能になるとその商品代金を支払わなければならないため、常に返品期日に留意する必要がある。返品するときは、書籍・雑誌別に包装し、包装紙の上に日付、返品先、冊数を表記する。
 普段から取次店の担当者や出版社の営業員と情報交換したり、新聞や図書情報誌をチェックしたり、また店頭で来店客と話すなどして情報収集を行う。限られたスペースの中で、来店客にわかりやすい陳列、魅力的な品ぞろえが求められている。書店員がおすすすめの本にPOPで感想等も交えたコメントを書いたり、書店内でのイベントを企画・開催して販売促進を図る場合もある。
 大・中型店では、バーコードから商品情報を読み取るPOSシステムの導入が進み、受発注管理や返品管理のコンピュータ化、専用端末による書誌情報検索などもできるようになっている。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 POSシステム、バーコードリーダー、コンピュータ

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

書店は全国の、駅前、商店街や住宅地、学校、官公庁、デパート、スーパーなど、人の流れが多いところにある。しかし最近では、インターネット通販の影響などもあって、商店街の中小書店が減っており、一方、大規模書店、郊外型書店、喫茶店などを併設するブックカフェ、本以外の関連文化商品も取り扱う書店など、書店の形態も多様化している。
 就業者は正規の従業員のほかにパート、アルバイトも多く働いている。
 書店の営業時間は店舗によるが、大規模書店や郊外型書店では深夜まで営業するところもある。書店員は通常、2交替制で働くのが一般的だが、営業日数も増えているので、休日についても交替で取る場合が多い。

書店員の年収

書店員の平均年収は385万円(令和7年賃金構造基本統計調査「販売店員」・全国)。中央値の目安は358万円、年収レンジは277〜627万円、上位10%は546万円です。

平均年収
385万円
中央値(目安)
358万円
最低年収の目安
277万円
未経験・20代前半
上位10%
546万円
最高年収の目安
627万円
トップ層
時給(一般労働者)
1,897円
短時間労働者 1,238円
最低賃金との比
1.6倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
24.3万円
前年度比 +1.1万円

あなたの年収は、同じ年代の書店員の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

書店員の時給1,897円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.6倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
298万円
30代
347万円
40代
388万円
50代
425万円

平均年収と平均年齢(43.6歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
292万円
1〜3年
323万円
3〜5年
354万円
5〜10年
394万円
10年以上
440万円

雇用形態別の年収推定

正社員 385万円パート・アルバイト 162万円フリーランス・自営 404万円契約社員・派遣社員 300万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年355万円———
2022年358万円———
2023年361万円—1.96倍22.3万円
2024年369万円—1.95倍23.2万円
2025年385万円—1.79倍24.3万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

書店員の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在385万円 → 3年後 422万円 → 5年後 448万円 → 10年後 522万円(10年後の予想レンジ 449〜606万円)。年率の伸びは+3.1%と見ています。

385万円
現在
2026年
422万円
3年後
2029年
389〜459万円
448万円
5年後
2031年
404〜499万円
522万円
10年後
2036年
449〜606万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +0.3%求人賃金の勢い +1.03%AIの影響 -0.03%合計 +3.1%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

書店員の将来性スコア

49/100
★★☆☆☆
ふつう・全職業で307位
AI耐性
49点
参入障壁
6点
年収水準
13点
求人需要
61点
賃金の勢い
87点
人手不足(平均年齢)
60点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

書店員のAI代替リスク

51%
中程度
AIに奪われにくい順で全職業中305位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

書店員の求人需要

有効求人倍率
1.79倍
全職業で203位
求人需要
高い
67/100
求人賃金(月額)
24.3万円
前年度比 +1.1万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
43.6歳
労働時間
161時間/月
5年後の求人数
+8.4%
推定
10年後の求人数
+15.1%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:販売員(小売店)の年収・将来性

書店員に当たるアメリカの職業「販売員(小売店)」(米国の職業分類 41-2031)の年収の中央値は約557万円($35,410・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収385万円の1.4倍です。

日本:書店員アメリカ:販売員(小売店)
年収(日本=平均・米国=中央値)385万円557万円
$35,410
上位10%546万円753万円
$47,890
10年後の予想年収522万円739万円
$47,000
将来性スコア4940
AI代替リスク51% 中程度39% 低い
求人需要求人倍率 1.79倍雇用の増減予測 −0.3%
2025–35・BLS
就業者数—389.8万人
時給(平均)1,897円
最低賃金の1.6倍
2,673円
$17.00
連邦最低賃金の2.3倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—学歴不問

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:サービス・販売職の平均月収を国別に比べる

書店員は国際標準職業分類で「サービス・販売職」に入ります。133か国・地域のサービス・販売職の平均月収を円に直すと、日本は月28.5万円で28位、1位はルクセンブルクの月82.4万円です。アメリカは月58.2万円で日本の2.0倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は24位です。

1. ルクセンブルク
82.4万円
2. ベルギー
79.5万円
3. デンマーク
73.2万円
4. スイス
71.2万円
5. アイスランド
65.8万円
8. ノルウェー
61.8万円
10. アメリカ
58.2万円
12. フランス
52.1万円
14. ドイツ
45.9万円
18. イギリス
40.4万円
21. 韓国
33.9万円
28. 日本
28.5万円

「サービス・販売職」全体の平均で、書店員だけの値ではありません(販売店員、介護職員、調理人・接客、理容・美容師、警備員・警察官・消防官など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は32.5万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。サービス・販売職の世界ランキングを全部見る →

書店員に必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
3.9
説明力
3.5
読解力
3.5
文章力
3.3
指導
2.8
他者の反応の理解
2.7
対人援助サービス
2.6
交渉
2.4

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

顧客サービス・対人サービス
2.8
販売・マーケティング
2.2
事務処理
1.4
人事労務管理
1.1
日本語の語彙・文法
1.1
ビジネスと経営
1.1
コミュニケーションとメディア
1.0
心理学
0.9

仕事の中身(よく行う活動)

仕事を整理、計画する、優先順序を決める上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る人間関係を構築し、維持する仕事に関連する知識を更新し、活用するコンピュータを用いて作業を行う組織外の人々とコミュニケーションを取る手と腕を使って物を取り扱い動かす情報の整理と検知を行う

必要資格

関連する資格はありません(資格が無くても就ける職業です)。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★☆☆☆ やや易しい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

書店員になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は問われないが、大手書店では大卒者を積極的に採用している場合もある。
 大手書店では、支店長や幹部に昇進するケースもある。中小書店の場合は、のれん分けの形で独立することもできる。
 棚詰めや返品などの作業では、一度に大量の本を扱うこともあるので、ある程度の体力が必要となる。書籍や雑誌に対する幅広い知識が求められ、新聞書評や出版社、取次店が発行している情報誌を読むなど知的好奇心を持つことが重要になる。

書店員のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「販売店員」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「32 商品販売従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。