冷凍加工食品製造

事務 職業分類:12_072-04 信頼度 ★★★★★

別名:冷凍うどん製造工、冷凍えびフライ製造工、冷凍コロッケ製造工、冷凍ピラフ製造工、保存食品製造設備オペレーター、冷凍加工食品製造設備オペレーター

冷凍加工食品の製造工場で、冷凍加工食品を製造する。

平均年収
397万円
レンジ 286〜647万円
最高年収の目安
647万円
上位10% 563万円
5年後の予想年収
448万円推定
2031年
10年後の予想年収
507万円推定
436〜588万円
将来性
42/100
★★☆☆☆ 低め
AI代替リスク
52%
中程度
求人需要
ふつう
有効求人倍率 1.67倍

仕事内容

冷凍加工食品の製造工場で、冷凍加工食品を製造する。
 冷凍加工食品の種類は、魚、肉、野菜などの素材から、これらを調理した食品、米飯、めん類まで様々である。原料の選別、原料の処理、製品の凍結、包装の工程を経て製品となり、冷凍保管され出荷される。製造工はこれら工程で作業して冷凍食品を製造する。
 原料の選別では、原料の質が冷凍後の品質にそのまま現れるため、新鮮さや風味、外観などの総合的な品質が優れたものを選別する。
 原料の処理では、不要部分の除去、整形、重量調整など、原料の種類に応じた様々な処理を行う。農産物の場合は、剥皮(はくひ)、種子除去、切断、野菜類のブランチングや果実の糖液への浸漬(しんし)など、水産物の場合は、頭、内蔵、骨、鱗、皮などの不要部分の除去、三枚おろしや切り身、剥き身の調製などがあり、主に手作業によって冷凍前の下処理を行う。
 製品の凍結では、急速凍結を行う。食品を急速凍結すると、氷結晶が小さく食品の組織破壊が少なくなる。反対に緩慢凍結をすると氷結晶が大きくなって食品の組織を破壊し、品質が劣化するので、急速凍結は最も重要な工程といえる。個々の食品を一定の形にまとめて凍結するブロック凍結と、食品をバラ凍結するIQF(Individual Quick Frozen)の2つの方法がある。
 包装工程では、冷凍食品の種類や形態に応じて、生産の効率化、品質の保持、流通・消費時の取り扱いの簡便化、適正な表示などの目的で個別包装と外箱詰めを行う。包装・箱詰めされた製品は、冷凍保管され出荷される。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 各種調理・下処理機器、急速冷凍機、冷凍庫

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

冷凍加工食品を製造する工場に勤務する。工場は、大消費地のある大都市圏のほか、冷凍加工食品の原料を供給する水産業・畜産業が盛んな地域に多く分布している。
 就業者は女性が多く、魚の切り身や農産物の皮むきなどの機械化しにくい下処理は、パートタイマーの手作業に依存するケースが多い。
 主要品目の製造シーズンには残業時間も多くなる。生鮮の農水畜産物を原料とする製品のピーク時には、休日出勤をすることもある。
 屋内で、立った姿勢のまま多くの人との共同作業をする。原料の水洗い、仕分け、調理などの作業場は足場が水に濡れて滑りやすいこともある。
 機械操作を担当する場合、一定の注意が必要ではあるが、機械設備は安全性能の強化が進んでいる。
 直接食品に触れるので、衛生管理や就業者本人の健康管理が必要となる。

冷凍加工食品製造の年収

冷凍加工食品製造の平均年収は397万円(令和7年賃金構造基本統計調査「食料品・飲料・たばこ製造従事者」・全国)。中央値の目安は369万円、年収レンジは286〜647万円、上位10%は563万円です。

平均年収
397万円
中央値(目安)
369万円
最低年収の目安
286万円
未経験・20代前半
上位10%
563万円
最高年収の目安
647万円
トップ層
時給(一般労働者)
1,847円
短時間労働者 1,184円
最低賃金との比
1.6倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
22.4万円
前年度比 +0.7万円

あなたの年収は、同じ年代の冷凍加工食品製造の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

冷凍加工食品製造の時給1,847円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.6倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
307万円
30代
358万円
40代
401万円
50代
439万円

平均年収と平均年齢(43.5歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
302万円
1〜3年
333万円
3〜5年
365万円
5〜10年
406万円
10年以上
454万円

雇用形態別の年収推定

正社員 397万円パート・アルバイト 167万円フリーランス・自営 417万円契約社員・派遣社員 309万円

求人賃金(月額)の推移

2026年9月 21.5万円2026年8月 21.9万円2026年7月 21.6万円2026年6月 21.1万円2026年5月 21.8万円2026年4月 21.4万円2026年3月 21.1万円2026年2月 21.1万円2026年1月 21.2万円2025年12月 20.7万円2025年11月 20.9万円2025年10月 21.1万円 2026年9月2025年10月 21.9万円20.7万円

ハローワークの求人票の平均(職業安定業務統計・全国)。最新 2025年10月:21.1万円(前年同月比 +0.8万円)

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年341万円———
2022年345万円———
2023年342万円—1.96倍20.9万円
2024年366万円—1.78倍21.7万円
2025年397万円122.7万人1.67倍22.4万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

冷凍加工食品製造の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在397万円 → 3年後 427万円 → 5年後 448万円 → 10年後 507万円(10年後の予想レンジ 436〜588万円)。年率の伸びは+2.5%と見ています。

397万円
現在
2026年
427万円
3年後
2029年
394〜465万円
448万円
5年後
2031年
404〜499万円
507万円
10年後
2036年
436〜588万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +0.23%求人賃金の勢い +0.5%AIの影響 -0.06%合計 +2.5%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

冷凍加工食品製造の将来性スコア

42/100
★★☆☆☆
低め・全職業で428位
AI耐性
48点
参入障壁
2点
年収水準
18点
求人需要
55点
賃金の勢い
55点
人手不足(平均年齢)
56点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

冷凍加工食品製造のAI代替リスク

52%
中程度
AIに奪われにくい順で全職業中309位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

冷凍加工食品製造の求人需要

有効求人倍率
1.67倍
全職業で230位
求人需要
ふつう
54/100
求人賃金(月額)
22.4万円
前年度比 +0.7万円
就業者数
122.7万人
国勢調査
平均年齢
43.5歳
労働時間
164時間/月
5年後の求人数
+7.1%
推定
10年後の求人数
+12.9%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:食品製造の作業員の年収・将来性

冷凍加工食品製造に当たるアメリカの職業「食品製造の作業員」(米国の職業分類 51-3092)の年収の中央値は約665万円($42,290・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収397万円の1.7倍です。

日本:冷凍加工食品製造アメリカ:食品製造の作業員
年収(日本=平均・米国=中央値)397万円665万円
$42,290
上位10%563万円927万円
$58,940
10年後の予想年収507万円884万円
$56,200
将来性スコア4253
AI代替リスク52% 中程度58% 中程度
求人需要求人倍率 1.67倍雇用の増減予測 +6.5%
2025–35・BLS
就業者数122.7万人17.5万人
時給(平均)1,847円
最低賃金の1.6倍
3,302円
$21.00
連邦最低賃金の2.9倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—高卒

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:技能工の平均月収を国別に比べる

冷凍加工食品製造は国際標準職業分類で「技能工」に入ります。133か国・地域の技能工の平均月収を円に直すと、日本は月32.7万円で29位、1位はベルギーの月101万円です。アメリカは月84.6万円で日本の2.6倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は26位です。

1. ベルギー
101万円
2. デンマーク
100万円
3. スイス
99.9万円
4. アイスランド
96.4万円
5. ノルウェー
92.7万円
8. アメリカ
84.6万円
12. フランス
67.9万円
14. ドイツ
65.1万円
15. イギリス
61.6万円
21. 韓国
45.2万円
28. シンガポール
33万円
29. 日本
32.7万円

「技能工」全体の平均で、冷凍加工食品製造だけの値ではありません(大工・左官・電気工事士などの建設の職人、溶接工・板金工・整備士、食品・製品づくりの職人など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は39.3万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。技能工の世界ランキングを全部見る →

冷凍加工食品製造に必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
2.6
指導
2.5
読解力
2.3
説明力
2.2
文章力
2.2
クオリティチェック
2.1
時間管理
2.0
他者との調整
2.0

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

生産・加工
2.6
輸送
1.1
顧客サービス・対人サービス
0.9
事務処理
0.9
機械
0.9
農業・畜産業
0.9
販売・マーケティング
0.9
ビジネスと経営
0.9

仕事の中身(よく行う活動)

仕事を整理、計画する、優先順序を決めるクオリティを判断する機械、および機械製造のプロセスをコントロールする法律や規定、基準を適用する上司、同僚、部下とコミュニケーションを取るスケジュールを作成する意思決定と問題解決を行う設備、構造物、材料を検査する

必要資格

関連する資格はありません(資格が無くても就ける職業です)。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★☆☆☆☆ やさしい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

冷凍加工食品製造になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。学校卒業後、冷凍加工食品工場に入る。関連する学科として農業科、水産科、食品科、工業科などがある。入職経路は、新卒の場合は学校からの紹介、中途採用の場合は、ハローワークと求人広告がほとんどである。
 調理した冷凍食品を製造する工場は機械化が進んでいるので、それらの機械を使いこなす能力が必要となる。自動化した機械を使う場合には、自動制御システムの理解力、応用力も重要である。
 管理者になるには、品質及び衛生管理などの専門知識が必要となるので、講習などを受講して、冷凍食品の製造段階における品質管理、衛生管理手法について基本的な知識や応用的な知識を幅広く修得することが求められる。

冷凍加工食品製造のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「食料品・飲料・たばこ製造従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「53 製品製造・加工処理従事者(金属製品を除く)」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)・国勢調査、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。