イベントの企画・運営

事務 職業分類:06_033-03 信頼度 ★★★★★

別名:イベントプランナー、企画係事務員

イベントの企画・運営会社等において、主催者、スポンサー、出展者などの関係者と調整しながらイベントを企画し、集客、イベント当日の進行や現場管理等の運営を行う。

平均年収
737万円
レンジ 468〜1,341万円
最高年収の目安
1,341万円
上位10% 1,139万円
5年後の予想年収
799万円推定
2031年
10年後の予想年収
866万円推定
745〜1,005万円
将来性
47/100
★★☆☆☆ ふつう
AI代替リスク
64%
高い
求人需要
低い
有効求人倍率 0.34倍

仕事内容

イベントの企画・運営会社(以下「イベント会社」という。)等において、主催者、スポンサー、出展者などの関係者と調整しながらイベントを企画し、集客、イベント当日の進行や現場管理等の運営を行う。
 イベントには、地域での催しや商業施設等における企業の販売促進等の小規模なものから、多くの観客を集客する音楽やスポーツ、見本市等の大規模なものまである。イベント会社等は、イベント開催を希望する事業者等からの発注、自治体等のコンペや入札等によりイベント企画・運営業務を受託する。自社企画によりイベントを実施する場合もある。
 担当するイベントの種類や内容は、イベント会社の得意分野によって異なるが、以下で一般的な業務のながれについて述べる。
 まず、イベントの企画担当者が関係者からの要望等を踏まえてイベントの企画案を作成する。その後、関係者とのミーティングを行い、イベントの規模や内容、予算等を決定する。内容が決まったら、関係者等の協力を得ながら宣伝活動を開始する。SNS、ビラ配り、予算に応じてテレビ・ラジオ・新聞広告を出すなど、様々な媒体を用いて集客する。また、当日のイベントの進行や運営スタッフの確保と役割分担等を決定し、当日までのスケジュール管理を行う。会場設営、会場の案内や警備等の現場対応を業者に委託する場合には、それぞれとの調整を行う。
 イベント運営時には、運営スタッフの指導、イベントの進行や現場管理等を行いイベントが安全に進行するよう指揮をとる。イベント終了後には、関係者への報告や精算を行う。
 仕事をする上で苦労を感じるのは、イベントで予期しない問題が生じたとき、集客がうまくいかないとき、屋外イベントや長時間労働で体力が消耗したときなどである。達成感ややりがいを感じるのは、自身の企画・運営力を発揮し、イベントの参加者が楽しんでくれたり、紹介した商品等の魅力が伝わったとき、イベントが成功して関係者から感謝されたときなどである。

◇よく使う道具、機材、情報技術等
 パソコン、スマートフォン、事務処理ソフト(文書作成、表計算、プレゼンテーション)、プリンター

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

勤務地はイベント時に集客をしやすい都市部に多い。社員の男女比、年齢構成は、会社により異なる。雇用形態は、正社員が多い。賃金、労働時間等の労働条件は勤務先の規定による。業務成績等が評価され、処遇に反映される場合もある。また、フレックスタイム制や見なし労働時間制が導入されている場合があり、業務の内容によって、土日勤務や夜間の勤務を行う場合もある。
 近年コロナ禍を経てイベントの開催数が回復する中で、新たなイベントの開催形態として、オンラインイベントや、対面とオンライン併用のハイブリッドイベントが行われるようになるなど、イベント開催の方法には大きな変化が見られる。

イベントの企画・運営の年収

イベントの企画・運営の平均年収は737万円(令和7年賃金構造基本統計調査「企画事務員」・全国)。中央値の目安は685万円、年収レンジは468〜1,341万円、上位10%は1,139万円です。

平均年収
737万円
中央値(目安)
685万円
最低年収の目安
468万円
未経験・20代前半
上位10%
1,139万円
最高年収の目安
1,341万円
トップ層
時給(一般労働者)
3,633円
短時間労働者 1,812円
最低賃金との比
3.1倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
22.2万円
前年度比 +0.8万円

あなたの年収は、同じ年代のイベントの企画・運営の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

イベントの企画・運営の時給3,633円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の3.1倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
529万円
30代
647万円
40代
752万円
50代
847万円

平均年収と平均年齢(43.0歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
535万円
1〜3年
602万円
3〜5年
670万円
5〜10年
757万円
10年以上
858万円

雇用形態別の年収推定

正社員 737万円パート・アルバイト 309万円フリーランス・自営 774万円契約社員・派遣社員 575万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年621万円———
2022年630万円———
2023年645万円—0.36倍20.7万円
2024年691万円—0.35倍21.4万円
2025年737万円—0.34倍22.2万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

イベントの企画・運営の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在737万円 → 3年後 773万円 → 5年後 799万円 → 10年後 866万円(10年後の予想レンジ 745〜1,005万円)。年率の伸びは+1.6%と見ています。

737万円
現在
2026年
773万円
3年後
2029年
714〜842万円
799万円
5年後
2031年
720〜890万円
866万円
10年後
2036年
745〜1,005万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) -0.43%求人賃金の勢い +0.68%AIの影響 -0.42%合計 +1.6%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

イベントの企画・運営の将来性スコア

47/100
★★☆☆☆
ふつう・全職業で348位
AI耐性
36点
参入障壁
60点
年収水準
91点
求人需要
12点
賃金の勢い
73点
人手不足(平均年齢)
46点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

イベントの企画・運営のAI代替リスク

64%
高い
AIに奪われにくい順で全職業中400位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

イベントの企画・運営の求人需要

有効求人倍率
0.34倍
全職業で463位
求人需要
低い
25/100
求人賃金(月額)
22.2万円
前年度比 +0.8万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
43.0歳
労働時間
158時間/月
5年後の求人数
+0.3%
推定
10年後の求人数
+0.6%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:イベントプランナー・会議企画者の年収・将来性

イベントの企画・運営に当たるアメリカの職業「イベントプランナー・会議企画者」(米国の職業分類 13-1121)の年収の中央値は約962万円($61,160・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収737万円の1.3倍です。

日本:イベントの企画・運営アメリカ:イベントプランナー・会議企画者
年収(日本=平均・米国=中央値)737万円962万円
$61,160
上位10%1,139万円1,599万円
$101,700
10年後の予想年収866万円1,308万円
$83,200
将来性スコア4766
AI代替リスク64% 高い45% 中程度
求人需要求人倍率 0.34倍雇用の増減予測 +5.8%
2025–35・BLS
就業者数—14.3万人
時給(平均)3,633円
最低賃金の3.1倍
4,875円
$31.00
連邦最低賃金の4.3倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—学士号(大卒)

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:事務職の平均月収を国別に比べる

イベントの企画・運営は国際標準職業分類で「事務職」に入ります。133か国・地域の事務職の平均月収を円に直すと、日本は月36万円で26位、1位はルクセンブルクの月129万円です。アメリカは月70.6万円で日本の2.0倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は21位です。

1. ルクセンブルク
129万円
2. スイス
106万円
3. ベルギー
101万円
4. デンマーク
95.4万円
5. アイスランド
87.2万円
7. ノルウェー
78.6万円
11. アメリカ
70.6万円
13. フランス
63.6万円
14. ドイツ
63万円
17. 韓国
55.5万円
20. イギリス
47.2万円
26. 日本
36万円

「事務職」全体の平均で、イベントの企画・運営だけの値ではありません(一般事務・経理事務・営業事務、受付、データ入力、窓口など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は45.1万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。事務職の世界ランキングを全部見る →

イベントの企画・運営に必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
5.0
説明力
4.9
時間管理
4.9
他者との調整
4.8
交渉
4.6
文章力
4.6
指導
4.6
説得
4.5

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

販売・マーケティング
2.8
顧客サービス・対人サービス
2.8
ビジネスと経営
2.7
コミュニケーションとメディア
2.7
事務処理
2.5
公衆安全・危機管理
2.2
日本語の語彙・文法
2.2
人事労務管理
2.1

仕事の中身(よく行う活動)

組織外の人々とコミュニケーションを取るスケジュールを作成する人間関係を構築し、維持する仕事を整理、計画する、優先順序を決める上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る創造的に考える情報を取得するチームを構築する

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★★☆ やや難しい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

イベントの企画・運営になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって必要とされる特定の学歴や資格はない。求人サイトやイベント会社のホームページから募集される場合もあるが、アルバイトとしてイベントに関わった機会などをきっかけに採用に至るケースもある。
 入社後数ヶ月は業務の流れや現場を学び、その後、先輩や上司の指示のもとで一部の業務や小さなイベントを担当する。経験を積んだ後は、調整業務のまとめ役や大規模イベントの担当、イベント全体の責任者等になっていくことが多い。
 求められる知識やスキル等では、該当イベントに関連する知識やスキル、運営に関する豊富なノウハウ、多くの関係者と調整しながら業務を進めるコミュニケーション能力、人脈をつくる力、スタッフをまとめ上げるリーダーシップ力、予期せぬトラブルに冷静かつ迅速に対処する力などが挙げられる。

イベントの企画・運営のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「企画事務員」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「25 一般事務従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2024。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。