乳製品製造

事務 職業分類:12_072-06 信頼度 ★★★★★

別名:牛乳製造工、チーズ製造工、バター製造工、ヨーグルト製造工、チーズ製造設備オペレーター、乳製品製造設備オペレーター

牛乳、ヨーグルト、バター、チーズなどの乳製品を製造する。

平均年収
397万円
レンジ 286〜647万円
最高年収の目安
647万円
上位10% 563万円
5年後の予想年収
439万円推定
2031年
10年後の予想年収
485万円推定
417〜563万円
将来性
40/100
★★☆☆☆ 低め
AI代替リスク
67%
高い
求人需要
ふつう
有効求人倍率 1.67倍

仕事内容

牛乳、ヨーグルト、バター、チーズなどの乳製品を製造する。
 乳製品の製造工場には、飲用牛乳、ヨーグルト、乳酸菌飲料、乳飲料などを製造している飲用牛乳工場や、アイスクリーム工場、更に、牛乳(生乳)を原料として加工したチーズやバター、練乳、粉乳などを製造している乳製品工場などがある。仕事内容は、製造する乳製品の種類や配属される工程によって様々である。
 飲用牛乳の製造では、乳牛からしぼった生乳を検査し、脂肪の粒を均質化してから殺菌冷却し、紙容器やビンに包装する。ヨーグルトや乳酸菌飲料水を製造する場合は、牛乳の製造工程に加えて、生乳に砂糖や香料を調合したり、乳酸菌を加えて発酵・凝固させたりする工程がある。
 代表的な乳製品であるチーズのうち、ナチュラルチーズは、原料乳を検査、加熱殺菌し、牛乳に乳酸菌や酵素を加えて固め、水分を除去して様々な形の型に詰めて圧縮し、塩水に漬け、発酵熟成させる、といった工程で製造される。一方、プロセスチーズは、原料チーズの検査、原料配合、加熱溶融(乳化・殺菌)、包装、冷却、検査といった工程を経て製造される。
 乳製品では機械化された生産ラインで製造されるのが一般的である。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 コンピュータ、各種製造機械

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

乳製品工場は原料の生乳を生産する酪農が盛んな地域に多く、飲用牛乳工場は新鮮な製品を供給するために大都市近隣に立地している他、牛乳の生産地にも立地している。企業経営のほか、農協が経営している場合や、酪農家が個人経営で乳製品の製造も行っている場合がある。大規模工場の場合、パートタイマーも多い。
 勤務時間は担当する工程によって交替制勤務や早出・遅出やローテーションを組んで休日や休暇を取るなど勤務形態が異なる。また、夏から秋にかけては季節的に需要が多いため、勤務体制の変更や残業が生じる場合もある。
 大規模工場ではコンピュータ制御による生産ラインの自動化が進んでおり、機械の操作・監視などが主な仕事となっている。多品種少量生産の場合は、まだ製造工程の一部で手作業の仕事がある。

乳製品製造の年収

乳製品製造の平均年収は397万円(令和7年賃金構造基本統計調査「食料品・飲料・たばこ製造従事者」・全国)。中央値の目安は369万円、年収レンジは286〜647万円、上位10%は563万円です。

平均年収
397万円
中央値(目安)
369万円
最低年収の目安
286万円
未経験・20代前半
上位10%
563万円
最高年収の目安
647万円
トップ層
時給(一般労働者)
1,847円
短時間労働者 1,184円
最低賃金との比
1.6倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
22.4万円
前年度比 +0.7万円

あなたの年収は、同じ年代の乳製品製造の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

乳製品製造の時給1,847円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.6倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
307万円
30代
358万円
40代
401万円
50代
439万円

平均年収と平均年齢(43.5歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
302万円
1〜3年
333万円
3〜5年
365万円
5〜10年
406万円
10年以上
454万円

雇用形態別の年収推定

正社員 397万円パート・アルバイト 167万円フリーランス・自営 417万円契約社員・派遣社員 309万円

求人賃金(月額)の推移

2026年9月 22.6万円2026年8月 22.5万円2026年7月 22.3万円2026年6月 22.1万円2026年5月 22.3万円2026年4月 22.2万円2026年3月 22.1万円2026年2月 22.2万円2026年1月 22.1万円2025年12月 22万円2025年11月 22.1万円2025年10月 21.6万円 2026年9月2025年10月 22.6万円21.6万円

ハローワークの求人票の平均(職業安定業務統計・全国)。最新 2025年10月:21.6万円(前年同月比 +0.6万円)

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年341万円———
2022年345万円———
2023年342万円—1.96倍20.9万円
2024年366万円—1.78倍21.7万円
2025年397万円122.7万人1.67倍22.4万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

乳製品製造の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在397万円 → 3年後 421万円 → 5年後 439万円 → 10年後 485万円(10年後の予想レンジ 417〜563万円)。年率の伸びは+2.0%と見ています。

397万円
現在
2026年
421万円
3年後
2029年
389〜458万円
439万円
5年後
2031年
395〜488万円
485万円
10年後
2036年
417〜563万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +0.23%求人賃金の勢い +0.5%AIの影響 -0.51%合計 +2.0%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

乳製品製造の将来性スコア

40/100
★★☆☆☆
低め・全職業で458位
AI耐性
33点
参入障壁
19点
年収水準
18点
求人需要
55点
賃金の勢い
55点
人手不足(平均年齢)
56点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

乳製品製造のAI代替リスク

67%
高い
AIに奪われにくい順で全職業中414位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

乳製品製造の求人需要

有効求人倍率
1.67倍
全職業で230位
求人需要
ふつう
54/100
求人賃金(月額)
22.4万円
前年度比 +0.7万円
就業者数
122.7万人
国勢調査
平均年齢
43.5歳
労働時間
164時間/月
5年後の求人数
+4.7%
推定
10年後の求人数
+8.5%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:食品製造の作業員の年収・将来性

乳製品製造に当たるアメリカの職業「食品製造の作業員」(米国の職業分類 51-3092)の年収の中央値は約665万円($42,290・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収397万円の1.7倍です。

日本:乳製品製造アメリカ:食品製造の作業員
年収(日本=平均・米国=中央値)397万円665万円
$42,290
上位10%563万円927万円
$58,940
10年後の予想年収485万円884万円
$56,200
将来性スコア4053
AI代替リスク67% 高い58% 中程度
求人需要求人倍率 1.67倍雇用の増減予測 +6.5%
2025–35・BLS
就業者数122.7万人17.5万人
時給(平均)1,847円
最低賃金の1.6倍
3,302円
$21.00
連邦最低賃金の2.9倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—高卒

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:技能工の平均月収を国別に比べる

乳製品製造は国際標準職業分類で「技能工」に入ります。133か国・地域の技能工の平均月収を円に直すと、日本は月32.7万円で29位、1位はベルギーの月101万円です。アメリカは月84.6万円で日本の2.6倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は26位です。

1. ベルギー
101万円
2. デンマーク
100万円
3. スイス
99.9万円
4. アイスランド
96.4万円
5. ノルウェー
92.7万円
8. アメリカ
84.6万円
12. フランス
67.9万円
14. ドイツ
65.1万円
15. イギリス
61.6万円
21. 韓国
45.2万円
28. シンガポール
33万円
29. 日本
32.7万円

「技能工」全体の平均で、乳製品製造だけの値ではありません(大工・左官・電気工事士などの建設の職人、溶接工・板金工・整備士、食品・製品づくりの職人など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は39.3万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。技能工の世界ランキングを全部見る →

乳製品製造に必要なスキル・資格

必要スキル

指導
3.2
読解力
3.0
傾聴力
2.9
文章力
2.7
クオリティチェック
2.6
説明力
2.6
修理
2.5
継続的観察と評価
2.4

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

生産・加工
2.7
事務処理
1.5
機械
1.4
農業・畜産業
1.2
日本語の語彙・文法
1.1
化学
1.1
教育訓練
1.1
ビジネスと経営
1.1

仕事の中身(よく行う活動)

設備、構造物、材料を検査する法律や規定、基準を適用する継続的に状況を把握する数値の算出・推計を行う上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る情報の整理と検知を行うクオリティを判断する仕事を整理、計画する、優先順序を決める

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★☆☆☆ やや易しい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

乳製品製造になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。学歴は高卒以上が一般的で、普通高校の他に、農業高校を卒業した人もいる。
 入職後は、研修で製品の基礎知識などを習得し、実習を受けた後、工場に配属されるのが一般的である。その後は、上司や先輩の指導を受けながら、主にOJTによって知識、技術を習得していく。
 牛乳・乳製品に対する品質管理や衛生管理は厳しく行われており、原料の受入れから最後の製品の出来上がりまでの各製造工程で、製品のチェックの他に、日付表示や異物混入などの検査が行われている。出来上がった製品に対しては、抜き取り検査をして、保存試験や各種の検査項目に基づき、風味、成分、組織、細菌などのチェックが行われる。関連する資格として「食品衛生管理者」があるが、乳製品を製造・加工する施設では衛生管理のため食品衛生管理者を必ず置かなければならない。

乳製品製造のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「食料品・飲料・たばこ製造従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「53 製品製造・加工処理従事者(金属製品を除く)」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)・国勢調査、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。