ボイラーオペレーター

事務 職業分類:13_089-03 信頼度 ★★★★★

別名:ボイラー技士

ボイラーを運転して蒸気や温水を発生させ、空調、自家発電用タービン、工場の各種加熱・保温装置などに供給する。

平均年収
452万円
レンジ 320〜750万円
最高年収の目安
750万円
上位10% 651万円
5年後の予想年収
509万円推定
2031年
10年後の予想年収
573万円推定
492〜665万円
将来性
50/100
★★★☆☆ ふつう
AI代替リスク
58%
中程度
求人需要
ふつう
有効求人倍率 1.80倍

仕事内容

ボイラーを運転して蒸気や温水を発生させ、空調、自家発電用タービン、工場の各種加熱・保温装置などに供給する。
 ボイラーオペレーターの仕事の中で最も重要なことは、常に正常運転ができるようボイラーの保守、管理に注意を払うことであり、一般の従業員の出勤時には所定の熱源の供給ができるようにすることである。各施設に所定の蒸気等の供給が正常に行われているか、常に計器類の監視を行う。
 ボイラーが正常に運転されるために、圧力、水位及び燃焼状態を常に監視し、急激な負荷の変動を与えないようにするほか、最高使用圧力を超えて圧力を上昇させないようにする。また、適宜ボイラー水の吹き出しを行い、ボイラー水の濃縮を防ぎ、低水位燃焼遮断装置、火炎検出器やその他の自動制御装置の点検を行う。排出されるばい煙による問題を防止するため、関連施設及び燃焼方法を改善する等により大気汚染の防止にも努める必要がある。
 1月に1回、ボイラー本体、燃焼装置、自動制御装置,附属装置、附属品について定期に検査を行い、これを記録しておくことも重要な業務である。
 また、異常事態が生じた場合は手動で運転を止めてボイラーや他の装置の破損を防止したり、故障または破損箇所を発見した場合は修理の依頼等をすることもある。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

ボイラーを設置している事業場に直接雇用されたり、ビルメンテナンス会社に雇用され、会社の契約先施設に派遣されて就業する。
 賃金、労働時間等の労働条件は勤務先の規定による。業務開始時間には定常状態にしなければならないため、一般の従業員より早出が必要な場合もあるが、平常時は残業は比較的少ない。24時間連続運転を行っている事業場では交替制で勤務する体制となっている。
 作業場は中小規模の設備では屋内であることが多く、計器監視等が主な仕事で、体力を必要とする作業は少ない。ただし、大規模の設備ではボイラーは屋外に設置される例が多くなるため、屋外での作業が増える。

ボイラーオペレーターの年収

ボイラーオペレーターの平均年収は452万円(令和7年賃金構造基本統計調査「その他の定置・建設機械運転従事者」・全国)。中央値の目安は421万円、年収レンジは320〜750万円、上位10%は651万円です。

平均年収
452万円
中央値(目安)
421万円
最低年収の目安
320万円
未経験・20代前半
上位10%
651万円
最高年収の目安
750万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,117円
短時間労働者 1,400円
最低賃金との比
1.8倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
26.3万円
前年度比 +0.7万円

あなたの年収は、同じ年代のボイラーオペレーターの中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

ボイラーオペレーターの時給2,117円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.8倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
332万円
30代
390万円
40代
439万円
50代
484万円

平均年収と平均年齢(47.3歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
341万円
1〜3年
378万円
3〜5年
415万円
5〜10年
463万円
10年以上
519万円

雇用形態別の年収推定

正社員 452万円パート・アルバイト 190万円フリーランス・自営 475万円契約社員・派遣社員 353万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年429万円———
2022年433万円———
2023年442万円—1.88倍25万円
2024年458万円—1.85倍25.6万円
2025年452万円—1.80倍26.3万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

ボイラーオペレーターの将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在452万円 → 3年後 485万円 → 5年後 509万円 → 10年後 573万円(10年後の予想レンジ 492〜665万円)。年率の伸びは+2.4%と見ています。

452万円
現在
2026年
485万円
3年後
2029年
448〜528万円
509万円
5年後
2031年
459〜567万円
573万円
10年後
2036年
492〜665万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +0.3%求人賃金の勢い +0.33%AIの影響 -0.24%退職による人手不足 +0.2%合計 +2.4%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

ボイラーオペレーターの将来性スコア

50/100
★★★☆☆
ふつう・全職業で285位
AI耐性
42点
参入障壁
48点
年収水準
35点
求人需要
64点
賃金の勢い
29点
人手不足(平均年齢)
88点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

ボイラーオペレーターのAI代替リスク

58%
中程度
AIに奪われにくい順で全職業中356位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

ボイラーオペレーターの求人需要

有効求人倍率
1.80倍
全職業で197位
求人需要
ふつう
56/100
求人賃金(月額)
26.3万円
前年度比 +0.7万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
47.3歳
労働時間
163時間/月
5年後の求人数
+6.3%
推定
10年後の求人数
+11.4%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:ボイラー技士(設備の運転)の年収・将来性

ボイラーオペレーターに当たるアメリカの職業「ボイラー技士(設備の運転)」(米国の職業分類 51-8021)の年収の中央値は約1,236万円($78,620・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収452万円の2.7倍です。

日本:ボイラーオペレーターアメリカ:ボイラー技士(設備の運転)
年収(日本=平均・米国=中央値)452万円1,236万円
$78,620
上位10%651万円1,972万円
$125,390
10年後の予想年収573万円1,667万円
$106,000
将来性スコア5062
AI代替リスク58% 中程度39% 低い
求人需要求人倍率 1.80倍雇用の増減予測 +3.1%
2025–35・BLS
就業者数—2.8万人
時給(平均)2,117円
最低賃金の1.8倍
6,290円
$40.00
連邦最低賃金の5.5倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—高卒

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:機械操作・組立・運転の平均月収を国別に比べる

ボイラーオペレーターは国際標準職業分類で「機械操作・組立・運転」に入ります。133か国・地域の機械操作・組立・運転の平均月収を円に直すと、日本は月35.9万円で24位、1位はスイスの月105万円です。アメリカは月74.5万円で日本の2.1倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は22位です。

1. スイス
105万円
2. デンマーク
101万円
3. ベルギー
99.3万円
4. ノルウェー
90万円
5. アイスランド
86.9万円
10. アメリカ
74.5万円
13. フランス
61.7万円
14. ドイツ
60.9万円
16. イギリス
56.6万円
19. 韓国
46.2万円
24. 日本
35.9万円
36. シンガポール
25.2万円

「機械操作・組立・運転」全体の平均で、ボイラーオペレーターだけの値ではありません(工場の機械オペレーター・組立工、トラック・バス・タクシー運転手、建設機械の運転など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は42万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。機械操作・組立・運転の世界ランキングを全部見る →

ボイラーオペレーターに必要なスキル・資格

必要スキル

計器監視
3.3
保守点検
3.2
操作と制御
3.2
故障等の原因特定
3.1
読解力
3.1
傾聴力
3.0
修理
3.0
説明力
2.9

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

機械
2.5
化学
1.6
公衆安全・危機管理
1.5
物理学
1.5
工学
1.4
数学
1.3
事務処理
1.2
顧客サービス・対人サービス
1.2

仕事の中身(よく行う活動)

機械装置の修理と保守を行う法律や規定、基準を適用する継続的に状況を把握する上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る設備、構造物、材料を検査する機械、および機械製造のプロセスをコントロールする仕事に関連する知識を更新し、活用する管理業務を遂行する

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★☆☆ ふつう(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

ボイラーオペレーターになるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

ボイラーオペレーターとして仕事をするには、厚生労働省の定める一定の資格が必要であり、取扱うボイラーの規模により資格が異なる。二級ボイラー技士の免許については受験資格に学歴や年齢など特に制限はないが、満18歳に満たない者は免許を取ることができない。更に、二級免許取得者は一級、一級免許取得者は特級の受験資格が得られる。ボイラー取扱い作業の指揮・管理を行うボイラー取扱作業主任者になるには、ボイラーの規模により必要な免許が異なる。
 関連資格としては、ボイラー整備士等がある。
 ボイラー及び周辺機器を操作することから、機械が好きな人が向いている。

ボイラーオペレーターのキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「その他の定置・建設機械運転従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「64 定置・建設機械運転従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2019。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。