通信販売受付事務
別名:テレコミュニケーター、通信販売受付事務員(電話によるもの)、インターネット通信販売受付事務員、ネットショップオペレーター
カタログやWebサイトなどで商品を見つけた顧客からの商品やサービスについての問い合わせに応じ、注文を受けて処理する。
仕事内容
顧客から受けた注文は、コンピュータに入力する。入力したデータは配送伝票となり、商品を発送する部門へ送られる。商品は物流倉庫を通じて出荷され、顧客の手元に届く。顧客の注文内容に関するデータや問い合わせの内容は記録としてコンピュータに入力し、整理分類して、後の販売等に役立つデータとなる。
なお、インターネット上の大手通信販売サイト等では上記の受注、伝達、記録がシステムにより自動化されている場合もある。
この他、取り扱っている商品やサービスに関する問い合わせや資料請求に対応したり、住所や電話番号の変更があった 場合には適切に処理をする。顧客からのクレームや苦情があった場合に対応するなど顧客と会社とのコミュニケーションの窓口的な役割も果たす。
顧客からの生の声を吸い上げる部門として、商品企画や広告制作などの部署と連携をとることが重要な仕事である。
◇ よく使う道具、機材、情報技術等
電話、FAX、インターネット、チャットツール、パソコン
主なタスク
- 顧客からの要望やクレームに対応し、調査して答える。(実施率 1%)
- 商品の注文を受け付け、コンピュータに入力する。(実施率 1%)
- 顧客のデータを管理する。(実施率 1%)
- 顧客からの質問やクレームの内容とその経過を記録する。(実施率 1%)
- キャンセル処理を行う。(実施率 1%)
- 支払い方法を確認する。(実施率 1%)
- ファイルや記録を維持管理して、処理の進行状況を明らかにしておく。(実施率 1%)
- 通信販売サイトの編集や更新をする。(実施率 1%)
- 納期問合せに対応するため、配送業者と連絡を取る。(実施率 1%)
- 消費者の要望に応えられるかどうかを会社の担当者と相談する。(実施率 1%)
- カタログを顧客に発送する。(実施率 0%)
- オペレーターからの問い合わせに対応する。(実施率 1%)
雇用形態(働いている人の割合)
労働条件の特徴
賃金、労働時間等労働条件は勤務先の規定による。注文受付時間に応じて、交替制勤務で対応する。新製品がテレビ等で紹介された場合などは注文が殺到するため、注文に対する対応は急に忙しくなる。正社員のほか、受付時間が長時間のためパートタイマー等も多い。様々な年齢の顧客にあわせて対応するため、幅広い年齢層が働いている。
インターネットの普及により、通信販売の発展の可能性は大きい。一方、電話応答業務に加え、チャットツールやAI(人工知能)、RPAなどのデジタル技術を活用した業務自動化の進展により、通信販売受付事務の仕事は変化していくと見込まれる。
通信販売受付事務の年収
通信販売受付事務の平均年収は407万円(令和7年賃金構造基本統計調査「電話応接事務員」・全国)。中央値の目安は379万円、年収レンジは292〜665万円、上位10%は579万円です。
あなたの年収は、同じ年代の通信販売受付事務の中で上位何%?
入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。
通信販売受付事務の時給2,068円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.8倍です。都道府県別の最低賃金 →
年代別の年収推定
平均年収と平均年齢(43.6歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。
経験年数別の年収推定
雇用形態別の年収推定
年収の推移(統計の年ごと)
| 調査年 | 年収 | 就業者数 | 有効求人倍率 | 求人賃金(月額) |
|---|---|---|---|---|
| 2021年 | 349万円 | — | — | — |
| 2022年 | 370万円 | — | — | — |
| 2023年 | 367万円 | — | 0.36倍 | 20.7万円 |
| 2024年 | 394万円 | — | 0.35倍 | 21.4万円 |
| 2025年 | 407万円 | — | 0.34倍 | 22.2万円 |
通信販売受付事務の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定
現在407万円 → 3年後 420万円 → 5年後 430万円 → 10年後 454万円(10年後の予想レンジ 390〜527万円)。年率の伸びは+1.1%と見ています。
年率の伸びの内訳
将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →
通信販売受付事務の将来性スコア
各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。
通信販売受付事務のAI代替リスク
AIによる仕事内容の変化
解説は準備中です。
AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →
通信販売受付事務の求人需要
有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。
アメリカでは:カスタマーサービス(顧客対応)の年収・将来性
通信販売受付事務に当たるアメリカの職業「カスタマーサービス(顧客対応)」(米国の職業分類 43-4051)の年収の中央値は約704万円($44,770・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収407万円の1.7倍です。
| 日本:通信販売受付事務 | アメリカ:カスタマーサービス(顧客対応) | |
|---|---|---|
| 年収(日本=平均・米国=中央値) | 407万円 | 704万円 $44,770 |
| 上位10% | 579万円 | 1,000万円 $63,590 |
| 10年後の予想年収 | 454万円 | 835万円 $53,100 |
| 将来性スコア | 29 | 28 |
| AI代替リスク | 82% 非常に高い | 77% 高い |
| 求人需要 | 求人倍率 0.34倍 | 雇用の増減予測 −5.3% 2025–35・BLS |
| 就業者数 | — | 259.6万人 |
| 時給(平均) | 2,068円 最低賃金の1.8倍 | 3,460円 $22.00 連邦最低賃金の3.0倍 |
| 最低賃金 | 1,177円 全国加重平均・2026年度 | 1,140円 連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり |
| 入職に必要な学歴(米国) | — | 高卒 |
米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→
世界では:事務職の平均月収を国別に比べる
通信販売受付事務は国際標準職業分類で「事務職」に入ります。133か国・地域の事務職の平均月収を円に直すと、日本は月36万円で26位、1位はルクセンブルクの月129万円です。アメリカは月70.6万円で日本の2.0倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は21位です。
「事務職」全体の平均で、通信販売受付事務だけの値ではありません(一般事務・経理事務・営業事務、受付、データ入力、窓口など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は45.1万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。事務職の世界ランキングを全部見る →
通信販売受付事務に必要なスキル・資格
必要スキル
job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。
必要な知識
仕事の中身(よく行う活動)
必要資格
job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。
学歴(働いている人の割合)
入職前の訓練期間
入職前の実務経験
なる難しさ:★★☆☆☆ やや易しい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)
通信販売受付事務になるには(未経験からの方法)
就くには(job tag)
採用は、学校を通じた求人などによるほか、中途採用を行う企業もある。
入職後、数週間程度は働きながら仕事を覚える。実際の対応を通じて得た様々な経験を生かしていくことによって、通信販売における実務や顧客対応力を磨くことができる。
関連資格として、「消費生活アドバイザー」を持っていると役に立つ場合がある。
顧客と直接応対するため、丁寧で誠実な対応が求められる。また、顧客を待たせたりミスを起こさないよう正確ですばやい事務処理能力、機転の利く判断力などがあることが望まれる。
通信販売受付事務のキャリアルートと年収アップ方法
解説は準備中です。