かん詰・びん詰・レトルト食品製造

事務 職業分類:12_072-04 信頼度 ★★★★★

別名:缶詰食品原料調理工、缶詰食品殺菌加熱工、缶詰食品充填工、缶詰食品密封工、びん詰食品原料調理工、びん詰食品殺菌加熱工、びん詰食品充填工、びん詰食品密封工

かん詰食品、びん詰食品、レトルト食品を製造する。

平均年収
397万円
レンジ 286〜647万円
最高年収の目安
647万円
上位10% 563万円
5年後の予想年収
442万円推定
2031年
10年後の予想年収
492万円推定
423〜571万円
将来性
41/100
★★☆☆☆ 低め
AI代替リスク
62%
高い
求人需要
ふつう
有効求人倍率 1.67倍

仕事内容

かん詰食品、びん詰食品、レトルト食品を製造する。
 かん詰は食品をかんに密封し、加熱殺菌することによって長期間、常温で保存することができる。この原理は、びん詰やプラスチックを使ったレトルトパウチ、レトルト食品などにも応用されている。
 かん詰、びん詰、レトルト食品の製造にあたっては、原料の受入、洗浄、調整、調理、容器充填、密封、加熱殺菌、冷却、箱詰、出荷などの工程がある。中でも容器密封と加熱殺菌は最も重要な製造工程となっており、専門的知識と技術の習得が必要である。密封では容器の種類によって、二重巻締機(かん)、キャッパー(びん)、ヒートシール機(レトルトパウチ)などの機械操作が必要となる。加熱殺菌もレトルト(殺菌釜)の操作と、殺菌に関する基礎知識が求められる。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 二重巻締機(かん)、キャッパー(びん)、ヒートシール機(レトルトパウチ)

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

作業の機械化が進む一方、製造品目によっては原材料の選別、調理、充填などに手作業が必要な場合がある。原料となる農産物、水産物などは原料の収穫や漁獲に対応した季節生産が特徴で、繁忙期には多くの臨時作業員やパートタイマーの作業員を採用し、残業やシフト制で対応している企業もある。冷凍の貯蔵原料を使うこともあって、製造の通年化が図られている品目もある。
 かん詰産業は生産地に直結した産業で、品目によって異なるが、全体としてみると全国的に工場が存在する。農産物では農村部と山間部、水産物では漁獲水揚される漁港に近接して工場が多いのが特徴である。

かん詰・びん詰・レトルト食品製造の年収

かん詰・びん詰・レトルト食品製造の平均年収は397万円(令和7年賃金構造基本統計調査「食料品・飲料・たばこ製造従事者」・全国)。中央値の目安は369万円、年収レンジは286〜647万円、上位10%は563万円です。

平均年収
397万円
中央値(目安)
369万円
最低年収の目安
286万円
未経験・20代前半
上位10%
563万円
最高年収の目安
647万円
トップ層
時給(一般労働者)
1,847円
短時間労働者 1,184円
最低賃金との比
1.6倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
22.4万円
前年度比 +0.7万円

あなたの年収は、同じ年代のかん詰・びん詰・レトルト食品製造の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

かん詰・びん詰・レトルト食品製造の時給1,847円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.6倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
307万円
30代
358万円
40代
401万円
50代
439万円

平均年収と平均年齢(43.5歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
302万円
1〜3年
333万円
3〜5年
365万円
5〜10年
406万円
10年以上
454万円

雇用形態別の年収推定

正社員 397万円パート・アルバイト 167万円フリーランス・自営 417万円契約社員・派遣社員 309万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年341万円———
2022年345万円———
2023年342万円—1.96倍20.9万円
2024年366万円—1.78倍21.7万円
2025年397万円—1.67倍22.4万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

かん詰・びん詰・レトルト食品製造の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在397万円 → 3年後 423万円 → 5年後 442万円 → 10年後 492万円(10年後の予想レンジ 423〜571万円)。年率の伸びは+2.2%と見ています。

397万円
現在
2026年
423万円
3年後
2029年
391〜461万円
442万円
5年後
2031年
398〜492万円
492万円
10年後
2036年
423〜571万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +0.23%求人賃金の勢い +0.5%AIの影響 -0.36%合計 +2.2%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

かん詰・びん詰・レトルト食品製造の将来性スコア

41/100
★★☆☆☆
低め・全職業で441位
AI耐性
38点
参入障壁
10点
年収水準
18点
求人需要
55点
賃金の勢い
55点
人手不足(平均年齢)
56点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

かん詰・びん詰・レトルト食品製造のAI代替リスク

62%
高い
AIに奪われにくい順で全職業中385位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

かん詰・びん詰・レトルト食品製造の求人需要

有効求人倍率
1.67倍
全職業で230位
求人需要
ふつう
55/100
求人賃金(月額)
22.4万円
前年度比 +0.7万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
43.5歳
労働時間
164時間/月
5年後の求人数
+5.5%
推定
10年後の求人数
+10.0%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:調理機械のオペレーター(食品工場)の年収・将来性

かん詰・びん詰・レトルト食品製造に当たるアメリカの職業「調理機械のオペレーター(食品工場)」(米国の職業分類 51-3093)の年収の中央値は約654万円($41,590・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収397万円の1.6倍です。

日本:かん詰・びん詰・レトルト食品製造アメリカ:調理機械のオペレーター(食品工場)
年収(日本=平均・米国=中央値)397万円654万円
$41,590
上位10%563万円856万円
$54,410
10年後の予想年収492万円848万円
$53,900
将来性スコア4137
AI代替リスク62% 高い55% 中程度
求人需要求人倍率 1.67倍雇用の増減予測 −0.3%
2025–35・BLS
就業者数—3.1万人
時給(平均)1,847円
最低賃金の1.6倍
3,145円
$20.00
連邦最低賃金の2.8倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—高卒

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:技能工の平均月収を国別に比べる

かん詰・びん詰・レトルト食品製造は国際標準職業分類で「技能工」に入ります。133か国・地域の技能工の平均月収を円に直すと、日本は月32.7万円で29位、1位はベルギーの月101万円です。アメリカは月84.6万円で日本の2.6倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は26位です。

1. ベルギー
101万円
2. デンマーク
100万円
3. スイス
99.9万円
4. アイスランド
96.4万円
5. ノルウェー
92.7万円
8. アメリカ
84.6万円
12. フランス
67.9万円
14. ドイツ
65.1万円
15. イギリス
61.6万円
21. 韓国
45.2万円
28. シンガポール
33万円
29. 日本
32.7万円

「技能工」全体の平均で、かん詰・びん詰・レトルト食品製造だけの値ではありません(大工・左官・電気工事士などの建設の職人、溶接工・板金工・整備士、食品・製品づくりの職人など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は39.3万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。技能工の世界ランキングを全部見る →

かん詰・びん詰・レトルト食品製造に必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
2.4
指導
2.3
読解力
2.2
説明力
2.1
他者の反応の理解
2.1
文章力
2.1
操作と制御
2.1
クオリティチェック
2.1

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

生産・加工
2.9
事務処理
1.4
機械
1.2
教育訓練
1.1
顧客サービス・対人サービス
1.0
工学
1.0
化学
1.0
ビジネスと経営
0.9

仕事の中身(よく行う活動)

手と腕を使って物を取り扱い動かす設備、構造物、材料を検査する上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る継続的に状況を把握する仕事を整理、計画する、優先順序を決める機械、および機械製造のプロセスをコントロールする情報の整理と検知を行う法律や規定、基準を適用する

必要資格

関連する資格はありません(資格が無くても就ける職業です)。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★☆☆☆ やや易しい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

かん詰・びん詰・レトルト食品製造になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。学校卒業後、つけ物製造会社などに入る。関連する学科として農業科、食品科、栄養科などがある。入職経路は、新卒の場合は学校からの紹介、中途採用の場合はハロ ーワークと求人広告がほとんどである。
 仕事をする上では、製造する食品の安全性や品質に関して十分に理解していることが重要である。また、容器密封機械、加熱殺菌機械等の機械を取り扱う場合には、そのための技術と知識も必要である。
 これらの習得は学校や職場での経験を通しても可能だが、日本缶詰協会が「主任技術者資格認定制度」として実施している殺菌管理、巻締管理、品質管理、HACCP(Hazard Analysis Critical Control Point:危害分析重要管理点)管理などの講習会によっても習得できる。講習会を受講し、試験に合格すると当該資格が与えられる。

かん詰・びん詰・レトルト食品製造のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「食料品・飲料・たばこ製造従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「53 製品製造・加工処理従事者(金属製品を除く)」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。