ソムリエ

飲食 職業分類:09_056-03 信頼度 ★★★☆☆

別名:ソムリエール

ワインを中心とする飲料のスペシャリストとして、ホテルやレストランでワインの仕入れから接客サービスまでを担当する。

平均年収
371万円
レンジ 267〜605万円
最高年収の目安
605万円
上位10% 527万円
5年後の予想年収
435万円推定
2031年
10年後の予想年収
510万円推定
439〜592万円
将来性
60/100
★★★☆☆ ふつう
AI代替リスク
29%
低い
求人需要
高い
有効求人倍率 2.50倍

仕事内容

ワインを中心とする飲料等のスペシャリストとして、幅広い分野で、飲料等の提供、紹介、啓蒙、普及等のために専門的な助言等を行う。ここでは、主に、ホテルやレストランで働くソムリエについて記述する。
 ソムリエとは、飲食、酒類・飲料の仕入れ、管理、輸出入、流通、販売、教育機関、酒類製造のいずれかの分類に属し、酒類、飲料、食全般の専門的知識・テイスティング能力を有するプロフェッショナルをいう。
 ソムリエの役割は、飲食店もしくは酒類・飲料を販売する施設における飲料等の提供、ならびに商品の適切な紹介とサービスの提供を中心に、啓蒙・普及・研究・教育を目的とした専門的な助言や清潔で衛生的な食事環境の維持など広範に及ぶ。
 飲食店におけるソムリエの具体的な仕事は、店舗特性および料理に相応しいワインを選定し、仕入れ、管理をすることである。
 開店前には、セラーの整理整頓、ワインおよび飲料を補充し、グラスなどサービスに使用する什器備品を清潔かつ整然と準備し、テーブルセッティングを行う。お客の要望(嗜好、予算、酒量)や料理に合うワインおよび飲料を勧め(食前酒、食中酒、食後酒)、その飲料に応じて適切なグラスを選び、適切な温度、適当な方法(エアレーション、デキャンティング等)で提供する。
 ソムリエは飲料を通じて、それぞれのお客様の食事がより美味しく、より楽しく、快適なものになるよう、飲料を提案し、正確かつ迅速に、その飲料の品質を最大限に高めるためのサービスを行う。

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

飲食店はもちろん酒類・飲料の流通、販売、製造事業者等で勤務している者、教育機関等の講師、コンサルタント業にもソムリエは存在する。なかでも、飲食店に勤務しているソムリエが多い。
 ソムリエの資格保有者のうち、女性は約4割となっている。最近では女性のソムリエが増加している(2025年1月1日時点*)。
 飲食店に勤務する場合は、勤務時間はシフト制になっていることが多く、土日祝日に関係なく勤務している。

*一般社団法人日本ソムリエ協会 「資格保有者・合格率一覧」

ソムリエの年収

ソムリエの平均年収は371万円(令和7年賃金構造基本統計調査「飲食物給仕従事者」・全国)。中央値の目安は345万円、年収レンジは267〜605万円、上位10%は527万円です。

平均年収
371万円
中央値(目安)
345万円
最低年収の目安
267万円
未経験・20代前半
上位10%
527万円
最高年収の目安
605万円
トップ層
時給(一般労働者)
1,737円
短時間労働者 1,238円
最低賃金との比
1.5倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
26万円
前年度比 +0.9万円

あなたの年収は、同じ年代のソムリエの中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

ソムリエの時給1,737円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.5倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
296万円
30代
344万円
40代
384万円
50代
420万円

平均年収と平均年齢(41.1歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
282万円
1〜3年
312万円
3〜5年
341万円
5〜10年
380万円
10年以上
424万円

雇用形態別の年収推定

正社員 371万円パート・アルバイト 156万円フリーランス・自営 390万円契約社員・派遣社員 289万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年317万円———
2022年330万円———
2023年328万円—3.13倍24.2万円
2024年358万円—2.89倍25.1万円
2025年371万円—2.50倍26万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

ソムリエの将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在371万円 → 3年後 408万円 → 5年後 435万円 → 10年後 510万円(10年後の予想レンジ 439〜592万円)。年率の伸びは+3.2%と見ています。

371万円
現在
2026年
408万円
3年後
2029年
377〜444万円
435万円
5年後
2031年
392〜484万円
510万円
10年後
2036年
439〜592万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +0.65%求人賃金の勢い +0.62%AIの影響 +0.16%合計 +3.2%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

ソムリエの将来性スコア

60/100
★★★☆☆
ふつう・全職業で123位
AI耐性
71点
参入障壁
89点
年収水準
8点
求人需要
80点
賃金の勢い
65点
人手不足(平均年齢)
18点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

ソムリエのAI代替リスク

29%
低い
AIに奪われにくい順で全職業中147位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

ソムリエの求人需要

有効求人倍率
2.50倍
全職業で104位
求人需要
高い
77/100
求人賃金(月額)
26万円
前年度比 +0.9万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
41.1歳
労働時間
165時間/月
5年後の求人数
+14.4%
推定
10年後の求人数
+26.0%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:ウェイター・ウェイトレスの年収・将来性

ソムリエに当たるアメリカの職業「ウェイター・ウェイトレス」(米国の職業分類 35-3031)の年収の中央値は約554万円($35,230・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収371万円の1.5倍です。

日本:ソムリエアメリカ:ウェイター・ウェイトレス
年収(日本=平均・米国=中央値)371万円554万円
$35,230
上位10%527万円1,018万円
$64,720
10年後の予想年収510万円755万円
$48,000
将来性スコア6050
AI代替リスク29% 低い18% 非常に低い
求人需要求人倍率 2.50倍雇用の増減予測 +2.0%
2025–35・BLS
就業者数—227.1万人
時給(平均)1,737円
最低賃金の1.5倍
2,988円
$19.00
連邦最低賃金の2.6倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—学歴不問

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:サービス・販売職の平均月収を国別に比べる

ソムリエは国際標準職業分類で「サービス・販売職」に入ります。133か国・地域のサービス・販売職の平均月収を円に直すと、日本は月28.5万円で28位、1位はルクセンブルクの月82.4万円です。アメリカは月58.2万円で日本の2.0倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は24位です。

1. ルクセンブルク
82.4万円
2. ベルギー
79.5万円
3. デンマーク
73.2万円
4. スイス
71.2万円
5. アイスランド
65.8万円
8. ノルウェー
61.8万円
10. アメリカ
58.2万円
12. フランス
52.1万円
14. ドイツ
45.9万円
18. イギリス
40.4万円
21. 韓国
33.9万円
28. 日本
28.5万円

「サービス・販売職」全体の平均で、ソムリエだけの値ではありません(販売店員、介護職員、調理人・接客、理容・美容師、警備員・警察官・消防官など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は32.5万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。サービス・販売職の世界ランキングを全部見る →

ソムリエに必要なスキル・資格

必要スキル

説明力
4.8
傾聴力
4.8
他者の反応の理解
4.4
読解力
4.2
新しい情報の応用力
4.0
指導
3.8
文章力
3.8
他者との調整
3.8

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

顧客サービス・対人サービス
3.8
販売・マーケティング
3.0
外国語の語彙・文法
2.4
ビジネスと経営
2.4
日本語の語彙・文法
2.3
心理学
2.2
コミュニケーションとメディア
2.2
人事労務管理
2.1

仕事の中身(よく行う活動)

公共の場で一般の人々のために働いたり、直接応対するクオリティを判断する情報を取得する仕事に関連する知識を更新し、活用する上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る情報の整理と検知を行う人間関係を構築し、維持する他者に対して売り込む、または他者の思考・行動が変容するよう働きかける

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★★☆ やや難しい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

ソムリエになるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。資格がなくてもソムリエの仕事に就くことはできるが、ソムリエとして活躍するためには豊富な知識とそれを活かすための才能や経験が必要であることから、資格試験に合格したソムリエは認定バッジを胸元につけ、業務にあたる者が多い。
 ソムリエの資格はソムリエの定義・役割・求められる能力に適うと認められた者に対して、日本においては一般社団法人日本ソムリエ協会(以下J.S.A.)により認定される。
 ソムリエの資格は、①酒類・飲料を提供する飲食サービス ②酒類・飲料の仕入れ、管理、輸出入、流通、販売、製造、教育機関講師 ③酒類・飲料を取り扱うコンサルタント業務のいずれかを3年以上経験しているなどの受験資格を満たした上で、年1回の日本ソムリエ協会(J.S.A)の認定試験を受験し、合格すると取得できる。ソムリエの試験内容としては、CBT試験、テイスティング(利き酒)、論述試験、サービス実技等がある。また、ソムリエの資格を取得して3年以上経った者で、かつ通算10年以上の実務経験がある者はソムリエ・エクセレンスの認定試験を受験できる。
 世界の酒類・飲料について、歴史、産地、品種、品質等級、世界の料理の知識と酒類・飲料との相性などの知識が必要となる。すぐれた味覚や嗅覚のセンスが求められる。

ソムリエのキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「飲食物給仕従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「40 接客・給仕職業従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。