観光バスガイド

運送・運転 職業分類:13_088-01 信頼度 ★★★☆☆

別名:観光バス車掌、バスガイド

観光バスにおいて、お客と一緒にバスに乗り、旅の案内や説明などをする。

平均年収
583万円
レンジ 393〜1,011万円
最高年収の目安
1,011万円
上位10% 868万円
5年後の予想年収
645万円推定
2031年
10年後の予想年収
713万円推定
614〜828万円
将来性
42/100
★★☆☆☆ 低め
AI代替リスク
27%
低い
求人需要
低い
有効求人倍率 0.73倍

仕事内容

日本各地の名所・史跡へ旅する人々を運ぶ観光バスにおいて、お客と一緒にバスに乗り、旅の案内や説明などをする。
 事前準備として、観光地の確認とその知識の習得から始まり、最近の出来事(話題)等の確認も行う。案内や説明は会社側が作成しているテキスト等を学習する。運転者とともに旅の日程などについて確認を行い、始業点呼を受けて配車地に向う。お客を乗せ、バスが走り出したら、窓から見える景色や、沿線にまつわる話などを説明する。目的地に着いたら、お客をバスから降ろし、案内をすることもある。決められた案内に加えて、いろいろな知識や季節感を織りまぜて話をし、興味をひくようにする。また、旅行を楽しくするために、歌を歌ったり、クイズ、ゲーム、カラオケなどをして、車内の雰囲気を盛り上げる。
 駐車場では、車両を誘導するなど、運転者を補助することも仕事のひとつで、予定のコースを終えて営業所に帰ったら、車内を掃除し、忘れ物などを点検した後、終業点呼を受け、翌日の業務の確認等を行う。
 観光バスには定期観光バスと貸切観光バスがある。定期観光バスは定められたコースを決められた時間内で運行する。通常3時間から8時間程度のコースが編成されている。貸切観光バスは、お客の要望に応じて日本全国に運行し、日帰りコースから数日コースまで各種のコースがある。貸切観光バスのガイドは、客層や目的に応じたサービスを提供するため、より豊富な知識と経験が必要となる。

労働条件の特徴

1日のほとんどを立って仕事をする。また、早朝から夜間まで続けて働く場合もあり、体力が必要な仕事である。
 従来は観光バスの会社に正社員として採用され仕事をするものが多かったが、最近は経験者がパートとして働いたり、観光バスガイドを派遣する会社に採用され、派遣されて働く場合もある。就業者には女性が多い。
 外国人旅行者の増加により、観光バスの需要も拡大している。ただし、個人旅行が好まれるようになったり、一般的な観光地以外への旅行が増え、観光バスガイドの仕事はそれほど増加していない。

観光バスガイドの年収

観光バスガイドの平均年収は583万円(令和7年賃金構造基本統計調査「車掌」・全国)。中央値の目安は542万円、年収レンジは393〜1,011万円、上位10%は868万円です。

平均年収
583万円
中央値(目安)
542万円
最低年収の目安
393万円
未経験・20代前半
上位10%
868万円
最高年収の目安
1,011万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,910円
短時間労働者 1,643円
最低賃金との比
2.5倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
23.2万円
前年度比 +0.6万円

あなたの年収は、同じ年代の観光バスガイドの中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

観光バスガイドの時給2,910円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の2.5倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
457万円
30代
547万円
40代
625万円
50代
696万円

平均年収と平均年齢(39.0歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
433万円
1〜3年
483万円
3〜5年
533万円
5〜10年
598万円
10年以上
674万円

雇用形態別の年収推定

正社員 583万円パート・アルバイト 245万円フリーランス・自営 612万円契約社員・派遣社員 455万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年518万円———
2022年520万円———
2023年561万円—0.83倍21.9万円
2024年562万円—0.77倍22.6万円
2025年583万円—0.73倍23.2万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

観光バスガイドの将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在583万円 → 3年後 620万円 → 5年後 645万円 → 10年後 713万円(10年後の予想レンジ 614〜828万円)。年率の伸びは+2.0%と見ています。

583万円
現在
2026年
620万円
3年後
2029年
572〜674万円
645万円
5年後
2031年
581〜719万円
713万円
10年後
2036年
614〜828万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) -0.23%求人賃金の勢い +0.3%AIの影響 +0.17%合計 +2.0%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

観光バスガイドの将来性スコア

42/100
★★☆☆☆
低め・全職業で428位
AI耐性
73点
参入障壁
37点
年収水準
67点
求人需要
22点
賃金の勢い
26点
人手不足(平均年齢)
9点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

観光バスガイドのAI代替リスク

27%
低い
AIに奪われにくい順で全職業中137位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

観光バスガイドの求人需要

有効求人倍率
0.73倍
全職業で425位
求人需要
低い
23/100
求人賃金(月額)
23.2万円
前年度比 +0.6万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
39.0歳
労働時間
153時間/月
5年後の求人数
+6.9%
推定
10年後の求人数
+12.5%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:ツアーガイド・添乗員の年収・将来性

観光バスガイドに当たるアメリカの職業「ツアーガイド・添乗員」(米国の職業分類 39-7011)の年収の中央値は約0万円(—・1ドル157.25円で換算)。

日本:観光バスガイドアメリカ:ツアーガイド・添乗員
年収(日本=平均・米国=中央値)583万円—
上位10%868万円—
10年後の予想年収713万円—
将来性スコア4258
AI代替リスク27% 低い37% 低い
求人需要求人倍率 0.73倍雇用の増減予測 —
・BLS
就業者数——
時給(平均)2,910円
最低賃金の2.5倍
—
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:サービス・販売職の平均月収を国別に比べる

観光バスガイドは国際標準職業分類で「サービス・販売職」に入ります。133か国・地域のサービス・販売職の平均月収を円に直すと、日本は月28.5万円で28位、1位はルクセンブルクの月82.4万円です。アメリカは月58.2万円で日本の2.0倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は24位です。

1. ルクセンブルク
82.4万円
2. ベルギー
79.5万円
3. デンマーク
73.2万円
4. スイス
71.2万円
5. アイスランド
65.8万円
8. ノルウェー
61.8万円
10. アメリカ
58.2万円
12. フランス
52.1万円
14. ドイツ
45.9万円
18. イギリス
40.4万円
21. 韓国
33.9万円
28. 日本
28.5万円

「サービス・販売職」全体の平均で、観光バスガイドだけの値ではありません(販売店員、介護職員、調理人・接客、理容・美容師、警備員・警察官・消防官など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は32.5万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。サービス・販売職の世界ランキングを全部見る →

観光バスガイドに必要なスキル・資格

必要スキル

説明力
4.9
傾聴力
4.2
読解力
3.9
対人援助サービス
3.9
文章力
3.8
他者の反応の理解
3.4
説得
3.3
指導
3.3

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

顧客サービス・対人サービス
2.6
歴史学・考古学
2.4
日本語の語彙・文法
2.3
地理学
1.9
コミュニケーションとメディア
1.6
社会学
1.5
哲学・宗教学
1.5
輸送
1.5

必要資格

関連する資格はありません(資格が無くても就ける職業です)。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★☆☆ ふつう(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

観光バスガイドになるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。高校卒業者を採用し、バスガイドとして養成する会社もあるが、専門学校等の卒業者を採用するケースもある。
 話し方、マナー、発声、発音の基礎教育を受けた後、短い距離から仕事を始め、経験を重ねるにつれて、遠距離の仕事を担当する。幅広くガイドする必要のある貸切バスの観光バスガイドまでこなせて一人前といえる。
 一定の体力やコミュニケーション能力、また、乗り物酔いをしないことなどが求められる。目的地となる名所や史跡の歴史、人物、建物について進んで学ぶ姿勢が大切であり、常に勉強が求められる。また、それらのガイド情報を十分に理解した上で暗記しなければならないため、集中力も必要となる。
 外国人旅行者向けのツアーもあり、英語などの語学力が求められる場合もある。

観光バスガイドのキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「車掌」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「63 その他の輸送従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。