さく井工/ボーリング工

運送・運転 職業分類:13_089-05 信頼度 ★★★☆☆

別名:さく井機械運転工、試すい工、ボーリング機械運転工

掘削機などを操作して地下に向かって穴を掘削し、井戸、温泉、油井などを掘る。

平均年収
488万円
レンジ 341〜819万円
最高年収の目安
819万円
上位10% 709万円
5年後の予想年収
560万円推定
2031年
10年後の予想年収
643万円推定
553〜747万円
将来性
63/100
★★★☆☆ ふつう
AI代替リスク
27%
低い
求人需要
ふつう
有効求人倍率 1.80倍

仕事内容

目的や仕様に対応したボーリング機械及び資機材を使用して、地下を掘削する。
 深度5,000mを超える石油井掘削から、足場パイプの櫓(ろ)を組み立て、地下10~20mの地質調査を一人の機長(オペレーター)と一人の助手で行うものまでさまざまである。また、地熱調査ではしばしば300℃を超える地層を掘削する場合もある。
 仕事は、仕様に合った機械類及び資機材の準備から始まり、現場の整地、機械類の搬入、櫓の組み立てを順次行う。掘削作業では、目的の深度まで掘進し、発注者の検収を受ける。合格後、櫓の解体、機械の搬出、跡地修復で1サイクルとなる。目的によっては掘削の途中及び掘削終了後に検層や孔内試験を実施する場合もある。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 ボーリング機械、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

労働条件の特徴

ボーリング工事は広い分野で実施されており、仕事場は全国に分布する。土木・建築、地下資源関連のボーリング工事は、官公庁だけではなく民間企業からの発注の場合もある。
 勤務時間は、午前8時から午後5時が一般的であるが、温泉、地熱、石油・ガス等の深掘ボーリング(深度500m以上)では、作業の区切りまで24時間連続作業というケースが多い。この場合、多くが12時間2交代制か8時間3交代制で対応することになる。また、500mより浅いボーリングでも地層が不安定な場合は連続作業になる。1クルーは2名から石油掘削の6~7名まで規模によって異なる。作業には繁忙期と閑散期があり、繁忙期は一般に6月~12月である。この時期は、工期の関係もあり、時間外勤務が多くなる。
 給与面の待遇としては、石油掘削を例にとると基本給が高く、時間外や深夜勤務手当等を考慮すると相対的には高めといえる。
 長期出張が多く、勤務場所が変わり野外での作業となる。交替作業、夜間や休日の出勤も多く、重量物の取扱いがある。

さく井工/ボーリング工の年収

さく井工/ボーリング工の平均年収は488万円(令和7年賃金構造基本統計調査「建設・さく井機械運転従事者」・全国)。中央値の目安は454万円、年収レンジは341〜819万円、上位10%は709万円です。

平均年収
488万円
中央値(目安)
454万円
最低年収の目安
341万円
未経験・20代前半
上位10%
709万円
最高年収の目安
819万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,310円
短時間労働者 2,177円
最低賃金との比
2.0倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
26.3万円
前年度比 +0.7万円

あなたの年収は、同じ年代のさく井工/ボーリング工の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

さく井工/ボーリング工の時給2,310円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の2.0倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
346万円
30代
409万円
40代
463万円
50代
511万円

平均年収と平均年齢(49.5歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
366万円
1〜3年
407万円
3〜5年
447万円
5〜10年
500万円
10年以上
561万円

雇用形態別の年収推定

正社員 488万円パート・アルバイト 205万円フリーランス・自営 512万円契約社員・派遣社員 381万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年474万円———
2022年439万円———
2023年475万円—1.88倍25万円
2024年465万円—1.85倍25.6万円
2025年488万円—1.80倍26.3万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

さく井工/ボーリング工の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在488万円 → 3年後 530万円 → 5年後 560万円 → 10年後 643万円(10年後の予想レンジ 553〜747万円)。年率の伸びは+2.8%と見ています。

488万円
現在
2026年
530万円
3年後
2029年
489〜577万円
560万円
5年後
2031年
505〜624万円
643万円
10年後
2036年
553〜747万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +0.3%求人賃金の勢い +0.33%AIの影響 +0.17%退職による人手不足 +0.2%合計 +2.8%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

さく井工/ボーリング工の将来性スコア

63/100
★★★☆☆
ふつう・全職業で90位
AI耐性
73点
参入障壁
88点
年収水準
44点
求人需要
64点
賃金の勢い
29点
人手不足(平均年齢)
94点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

さく井工/ボーリング工のAI代替リスク

27%
低い
AIに奪われにくい順で全職業中137位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

さく井工/ボーリング工の求人需要

有効求人倍率
1.80倍
全職業で197位
求人需要
ふつう
56/100
求人賃金(月額)
26.3万円
前年度比 +0.7万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
49.5歳
労働時間
165時間/月
5年後の求人数
+11.3%
推定
10年後の求人数
+20.3%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:ボーリング作業員(石油・ガス以外)の年収・将来性

さく井工/ボーリング工に当たるアメリカの職業「ボーリング作業員(石油・ガス以外)」(米国の職業分類 47-5023)の年収の中央値は約946万円($60,190・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収488万円の1.9倍です。

日本:さく井工/ボーリング工アメリカ:ボーリング作業員(石油・ガス以外)
年収(日本=平均・米国=中央値)488万円946万円
$60,190
上位10%709万円1,318万円
$83,800
10年後の予想年収643万円1,305万円
$83,000
将来性スコア6356
AI代替リスク27% 低い12% 非常に低い
求人需要求人倍率 1.80倍雇用の増減予測 +3.6%
2025–35・BLS
就業者数—1.9万人
時給(平均)2,310円
最低賃金の2.0倍
4,718円
$30.00
連邦最低賃金の4.1倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—高卒

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:機械操作・組立・運転の平均月収を国別に比べる

さく井工/ボーリング工は国際標準職業分類で「機械操作・組立・運転」に入ります。133か国・地域の機械操作・組立・運転の平均月収を円に直すと、日本は月35.9万円で24位、1位はスイスの月105万円です。アメリカは月74.5万円で日本の2.1倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は22位です。

1. スイス
105万円
2. デンマーク
101万円
3. ベルギー
99.3万円
4. ノルウェー
90万円
5. アイスランド
86.9万円
10. アメリカ
74.5万円
13. フランス
61.7万円
14. ドイツ
60.9万円
16. イギリス
56.6万円
19. 韓国
46.2万円
24. 日本
35.9万円
36. シンガポール
25.2万円

「機械操作・組立・運転」全体の平均で、さく井工/ボーリング工だけの値ではありません(工場の機械オペレーター・組立工、トラック・バス・タクシー運転手、建設機械の運転など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は42万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。機械操作・組立・運転の世界ランキングを全部見る →

さく井工/ボーリング工に必要なスキル・資格

必要スキル

道具、機器、設備の選択
4.3
説明力
4.2
修理
4.2
故障等の原因特定
4.1
指導
4.1
操作と制御
4.0
傾聴力
3.9
他者との調整
3.9

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

機械
2.3
建築・建設
2.1
地理学
2.0
顧客サービス・対人サービス
2.0
事務処理
1.9
数学
1.8
工学
1.7
ビジネスと経営
1.7

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★★☆ やや難しい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

さく井工/ボーリング工になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、普通自動車運転免許は取得しておいた方が良い。入社後に仕事の内容によって取得すべき免許、資格等が決まってくる。専門学校、大学などの専攻科目としては土木、機械、採鉱、地質などが関連分野である。
 仕事は小規模な土質調査から石油・ガス掘削のような大規模な工事まであり、会社も石油や井戸の掘削会社、ボーリング部門を持つ調査コンサルタント会社、土質調査会社等に大きく分類できる。
 入社後のキャリアアップは助手→機長→現場責任者→主任技術者のステップを踏むが、ステップアップに要する年数は仕事の内容によって異なってくる。一般に機長になるには数年を要する。一般の調査工事では、機長は地質調査技士の資格が必要な場合が多い。主任技術者では「技術士(応用理学部門)」の資格が問われる場合がある。関連資格として厚生労働省の定める「さく井技能士」がある。
 独立開業しやすいのは、機械や工事規模の小さい土質調査関係であり、調査コンサルティング会社の下請をする場合が多い。
 厳しい作業環境、勤務形態(交替制)、長期出張等があることから体力と精神力、それに共同作業への適応性等が求められる。

さく井工/ボーリング工のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「建設・さく井機械運転従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「64 定置・建設機械運転従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。