福祉事務所ケースワーカー

福祉 職業分類:08_049-02 信頼度 ★★★★★

別名:社会福祉士(福祉事務所:相談・助言・援助業務)、相談支援専門員(福祉事務所)、福祉事務所地区担当員、福祉事務所面接員

病気や高齢、貧困などで生活に困っている人々に対し、福祉事務所で一人ひとりの問題(ケース)について相談を受け、必要な支援を行う。

平均年収
442万円
レンジ 313〜730万円
最高年収の目安
730万円
上位10% 634万円
5年後の予想年収
519万円推定
2031年
10年後の予想年収
611万円推定
525〜709万円
将来性
65/100
★★★☆☆ 高い
AI代替リスク
36%
低い
求人需要
非常に高い
有効求人倍率 2.65倍

仕事内容

病気や高齢、貧困で生活に困っている人々に対し、福祉事務所で一人ひとりの問題(ケース)について相談を受け、必要な支援を行う。
 福祉事務所では、生活上の悩みや問題を抱えた人が相談に来ると、面接担当のケースワーカーが相談を受け、何が問題で、どのような支援が必要なのかを把握する。支援が必要と判断されると、支援の種類や方法を決め、具体的な手続を行い、他に利用できる支援についても説明する。
 以上の手続が済むと、面接担当職員は地区を担当するケースワーカーに引き継ぐ。地区担当職員は家庭訪問や面接を行って、家族構成、収入、住宅などの生活実態を把握し、生活保護や施設入所など具体的な支援の方針を立てる。支援がスタートすると、定期的に家庭訪問をし、支援がうまくいっているかを確認する。家庭訪問の他に、支援内容の変更手続、面接記録の整理、報告書の作成を行う。
 近年、社会福祉のニーズの多様化に対応するため、関係する各種機関の連携が求められる中、幅広い分野にまたがるネットワークのコーディネーターとしての役割が期待されている。

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

地方公務員として全国の都道府県・市町村にある福祉事務所で働く。賃金その他の労働条件はその自治体の規程により定められている。
 福祉事務所は都道府県、市及び特別区では設置が義務付けられており、町、村でも任意に設置されているところもある。地区担当員は、家庭訪問など訪問調査の活動が中心となるため、外出する時間が多くなる。基本的には、所定の勤務時間内に活動を行うが、対象者の人数や内容によって、残業となる場合もある。

福祉事務所ケースワーカーの年収

福祉事務所ケースワーカーの平均年収は442万円(令和7年賃金構造基本統計調査「その他の社会福祉専門職業従事者」・全国)。中央値の目安は411万円、年収レンジは313〜730万円、上位10%は634万円です。

平均年収
442万円
中央値(目安)
411万円
最低年収の目安
313万円
未経験・20代前半
上位10%
634万円
最高年収の目安
730万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,217円
短時間労働者 1,381円
最低賃金との比
1.9倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
25.2万円
前年度比 +0.9万円

あなたの年収は、同じ年代の福祉事務所ケースワーカーの中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

福祉事務所ケースワーカーの時給2,217円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.9倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
329万円
30代
386万円
40代
435万円
50代
478万円

平均年収と平均年齢(46.0歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
334万円
1〜3年
370万円
3〜5年
406万円
5〜10年
452万円
10年以上
506万円

雇用形態別の年収推定

正社員 442万円パート・アルバイト 185万円フリーランス・自営 464万円契約社員・派遣社員 344万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年404万円———
2022年416万円———
2023年426万円—2.79倍23.6万円
2024年441万円—2.72倍24.3万円
2025年442万円—2.65倍25.2万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

福祉事務所ケースワーカーの将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在442万円 → 3年後 487万円 → 5年後 519万円 → 10年後 611万円(10年後の予想レンジ 525〜709万円)。年率の伸びは+3.3%と見ています。

442万円
現在
2026年
487万円
3年後
2029年
449〜530万円
519万円
5年後
2031年
468〜579万円
611万円
10年後
2036年
525〜709万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +0.72%求人賃金の勢い +0.67%AIの影響 +0.1%合計 +3.3%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

福祉事務所ケースワーカーの将来性スコア

65/100
★★★☆☆
高い・全職業で66位
AI耐性
64点
参入障壁
51点
年収水準
31点
求人需要
84点
賃金の勢い
67点
人手不足(平均年齢)
81点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

福祉事務所ケースワーカーのAI代替リスク

36%
低い
AIに奪われにくい順で全職業中190位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

福祉事務所ケースワーカーの求人需要

有効求人倍率
2.65倍
全職業で82位
求人需要
非常に高い
80/100
求人賃金(月額)
25.2万円
前年度比 +0.9万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
46.0歳
労働時間
161時間/月
5年後の求人数
+14.0%
推定
10年後の求人数
+25.2%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:児童・家庭・スクールソーシャルワーカーの年収・将来性

福祉事務所ケースワーカーに当たるアメリカの職業「児童・家庭・スクールソーシャルワーカー」(米国の職業分類 21-1021)の年収の中央値は約936万円($59,550・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収442万円の2.1倍です。

日本:福祉事務所ケースワーカーアメリカ:児童・家庭・スクールソーシャルワーカー
年収(日本=平均・米国=中央値)442万円936万円
$59,550
上位10%634万円1,502万円
$95,530
10年後の予想年収611万円1,267万円
$80,600
将来性スコア6558
AI代替リスク36% 低い43% 中程度
求人需要求人倍率 2.65倍雇用の増減予測 +4.4%
2025–35・BLS
就業者数—39.3万人
時給(平均)2,217円
最低賃金の1.9倍
4,718円
$30.00
連邦最低賃金の4.1倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—学士号(大卒)

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:専門職の平均月収を国別に比べる

福祉事務所ケースワーカーは国際標準職業分類で「専門職」に入ります。133か国・地域の専門職の平均月収を円に直すと、日本は月42.6万円で36位、1位はルクセンブルクの月183万円です。アメリカは月136万円で日本の3.2倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は35位です。

1. ルクセンブルク
183万円
2. スイス
151万円
3. アメリカ
136万円
4. ベルギー
127万円
5. デンマーク
127万円
11. ノルウェー
113万円
13. フランス
108万円
14. ドイツ
99.6万円
16. シンガポール
81.6万円
18. イギリス
80.1万円
25. 韓国
56.5万円
36. 日本
42.6万円

「専門職」全体の平均で、福祉事務所ケースワーカーだけの値ではありません(医師・看護師・薬剤師、エンジニア・プログラマー、教員、弁護士・会計士、記者・デザイナーなど。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は52.9万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。専門職の世界ランキングを全部見る →

福祉事務所ケースワーカーに必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
5.4
対人援助サービス
5.1
説得
4.6
他者の反応の理解
4.6
説明力
4.6
他者との調整
4.5
指導
4.2
複雑な問題解決
4.2

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

心理学
3.1
セラピーとカウンセリング
2.9
事務処理
2.8
社会学
2.6
顧客サービス・対人サービス
2.6
医学・歯学
2.0
法律学、政治学
1.9
教育訓練
1.8

仕事の中身(よく行う活動)

人間関係を構築し、維持する他者に対する支援とケアを行う上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る組織外の人々とコミュニケーションを取る仕事に関連する知識を更新し、活用する仕事を整理、計画する、優先順序を決める意思決定と問題解決を行う法律や規定、基準を適用する

必要資格

関連する資格はありません(資格が無くても就ける職業です)。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★☆☆ ふつう(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

福祉事務所ケースワーカーになるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

まず、都道府県又は各市(特別区を含む)及び福祉事務所を設置する町村のいずれかの地方公務員試験に合格する必要がある。多くの場合、一般の行政職としての採用となる。入職後、福祉事務所に配属され、福祉事務所ケースワーカーの仕事をする。
 福祉事務所に勤務するケースワーカーについては、社会福祉法で社会福祉主事の資格が必要とされている。社会福祉主事になるには、大学や専門学校などで、厚生労働大臣が指定する社会福祉についての科目を修めて卒業しているか、指定養成機関又は講習会の課程を修了している必要がある。資格を持っていない人は、福祉事務所に配属された後、講習会に参加するなどして資格を取ることになる。
 社会福祉に対する情熱をもち、悩みをもつ人に対して深い関心があること、社会福祉関係の法律などについて詳しいことが求められる。

福祉事務所ケースワーカーのキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「その他の社会福祉専門職業従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「16 社会福祉専門職業従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。