福祉用具専門相談員

福祉 職業分類:08_049-10 信頼度 ★★★★★

車椅子や特殊ベッドなどの福祉用具の貸与サービス・販売を行う事業所に勤務し、利用者や家族に対して適切な用具の選び方、使い方をアドバイスする。

平均年収
403万円
レンジ 290〜657万円
最高年収の目安
657万円
上位10% 572万円
5年後の予想年収
467万円推定
2031年
10年後の予想年収
541万円推定
465〜628万円
将来性
54/100
★★★☆☆ ふつう
AI代替リスク
21%
低い
求人需要
ふつう
有効求人倍率 1.63倍

仕事内容

介護を必要とする高齢者や障害者が自宅で安心して暮らすことができるよう、車椅子や特殊ベッドなどの福祉用具の貸与サービス・販売を行う事業所に勤務し、利用者や家族に対して適切な用具の選び方、使い方をアドバイスする。
 「福祉用具」とは、心身の機能が低下し日常生活を営むのに支障のある高齢者や障害者の日常生活上の便宜を図るための用具、これらの人たちの機能訓練のための用具をいう。その種類は、車椅子、特殊ベッド、褥瘡予防用具、体位変換器、手すり、スロープ、歩行器、移動用リフトといった大きなものから、障害者用の食器のような小さいものまで多岐にわたっている。最近では、新しい技術が次々に福祉機器・用具に導入され、応用分野も種類も多くなっていることから、その利用には専門的知識が必要となってきている。
 主な業務としては、利用者と福祉用具で解決できることをともに考えて、利用者に合った福祉用具選定のアドバイス、利用者との相談を踏まえた福祉用具利用計画の作成、利用者の障害、要介護の程度、住宅の構造、環境に合わせた福祉用具の適合・調整、取扱説明、定期的に利用者宅で福祉用具の点検をおこなう訪問確認などがある。
 福祉用具専門相談員は、介護保険の指定を受けた福祉用具の貸与、販売を行う事業所において、2名以上の配置が義務付けられている。利用者、家族とのコミュニケーションを通じて、介護を受ける側、行う側双方の立場を理解し、要介護や障害の程度、住宅構造・環境を考慮した上で、適切な用具の選び方、使い方を他の介護保険サービスの専門職と連携しながらアドバイスする。また、利用者の家庭等を訪問し、アドバイスをする場合も多い。

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

介護保険制度においては、福祉用具の貸与が保険給付の対象とされており、福祉用具専門相談員は、福祉用具の貸与、販売を行う事業所で働く。職場は全国に渡る。
 働く時間は朝から夕方までの勤務形態が多い。
 福祉用具の利用者が増え、用具の種類も多様化してきており、自己研鑽により、常に新しい用具の知識、使い方等を学ぶことが求められる。

福祉用具専門相談員の年収

福祉用具専門相談員の平均年収は403万円(令和7年賃金構造基本統計調査「その他のサービス職業従事者」・全国)。中央値の目安は374万円、年収レンジは290〜657万円、上位10%は572万円です。

平均年収
403万円
中央値(目安)
374万円
最低年収の目安
290万円
未経験・20代前半
上位10%
572万円
最高年収の目安
657万円
トップ層
時給(一般労働者)
1,928円
短時間労働者 1,355円
最低賃金との比
1.6倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
23.6万円
前年度比 +0.9万円

あなたの年収は、同じ年代の福祉用具専門相談員の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

福祉用具専門相談員の時給1,928円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.6倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
311万円
30代
363万円
40代
407万円
50代
446万円

平均年収と平均年齢(43.4歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
306万円
1〜3年
338万円
3〜5年
370万円
5〜10年
412万円
10年以上
461万円

雇用形態別の年収推定

正社員 403万円パート・アルバイト 169万円フリーランス・自営 423万円契約社員・派遣社員 314万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年386万円———
2022年382万円———
2023年394万円—1.72倍22万円
2024年396万円—1.71倍22.7万円
2025年403万円—1.63倍23.6万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

福祉用具専門相談員の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在403万円 → 3年後 440万円 → 5年後 467万円 → 10年後 541万円(10年後の予想レンジ 465〜628万円)。年率の伸びは+3.0%と見ています。

403万円
現在
2026年
440万円
3年後
2029年
406〜479万円
467万円
5年後
2031年
420〜520万円
541万円
10年後
2036年
465〜628万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +0.21%求人賃金の勢い +0.76%AIの影響 +0.22%合計 +3.0%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

福祉用具専門相談員の将来性スコア

54/100
★★★☆☆
ふつう・全職業で206位
AI耐性
79点
参入障壁
14点
年収水準
22点
求人需要
50点
賃金の勢い
80点
人手不足(平均年齢)
52点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

福祉用具専門相談員のAI代替リスク

21%
低い
AIに奪われにくい順で全職業中92位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

福祉用具専門相談員の求人需要

有効求人倍率
1.63倍
全職業で266位
求人需要
ふつう
57/100
求人賃金(月額)
23.6万円
前年度比 +0.9万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
43.4歳
労働時間
163時間/月
5年後の求人数
+12.5%
推定
10年後の求人数
+22.6%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:福祉の相談支援員の年収・将来性

福祉用具専門相談員に当たるアメリカの職業「福祉の相談支援員」(米国の職業分類 21-1093)の年収の中央値は約722万円($45,930・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収403万円の1.8倍です。

日本:福祉用具専門相談員アメリカ:福祉の相談支援員
年収(日本=平均・米国=中央値)403万円722万円
$45,930
上位10%572万円995万円
$63,290
10年後の予想年収541万円994万円
$63,200
将来性スコア5462
AI代替リスク21% 低い40% 低い
求人需要求人倍率 1.63倍雇用の増減予測 +7.4%
2025–35・BLS
就業者数—43.8万人
時給(平均)1,928円
最低賃金の1.6倍
3,460円
$22.00
連邦最低賃金の3.0倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—高卒

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:サービス・販売職の平均月収を国別に比べる

福祉用具専門相談員は国際標準職業分類で「サービス・販売職」に入ります。133か国・地域のサービス・販売職の平均月収を円に直すと、日本は月28.5万円で28位、1位はルクセンブルクの月82.4万円です。アメリカは月58.2万円で日本の2.0倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は24位です。

1. ルクセンブルク
82.4万円
2. ベルギー
79.5万円
3. デンマーク
73.2万円
4. スイス
71.2万円
5. アイスランド
65.8万円
8. ノルウェー
61.8万円
10. アメリカ
58.2万円
12. フランス
52.1万円
14. ドイツ
45.9万円
18. イギリス
40.4万円
21. 韓国
33.9万円
28. 日本
28.5万円

「サービス・販売職」全体の平均で、福祉用具専門相談員だけの値ではありません(販売店員、介護職員、調理人・接客、理容・美容師、警備員・警察官・消防官など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は32.5万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。サービス・販売職の世界ランキングを全部見る →

福祉用具専門相談員に必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
4.2
説明力
4.0
指導
3.8
他者の反応の理解
3.6
対人援助サービス
3.6
道具、機器、設備の選択
3.4
文章力
3.3
読解力
3.3

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

顧客サービス・対人サービス
3.5
事務処理
3.0
販売・マーケティング
2.5
医学・歯学
2.1
セラピーとカウンセリング
1.9
ビジネスと経営
1.7
心理学
1.7
人事労務管理
1.7

仕事の中身(よく行う活動)

情報を取得する人間関係を構築し、維持する継続的に状況を把握する情報の整理と検知を行う上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る他者に対する支援とケアを行う仕事に関連する知識を更新し、活用する組織外の人々とコミュニケーションを取る

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★☆☆☆ やや易しい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

福祉用具専門相談員になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

介護保険制度の下で指定居宅サービスとして福祉用具の貸与・販売事業を行う事業者は、各事業所に2名以上の福祉用具専門相談員を配置することが定められている。
 福祉用具専門相談員になるためには、都道府県知事の指定を受けた研修事業者が実施する「福祉用具専門相談員指定講習」を受講し、50時間のカリキュラムを修了する必要がある。ただし保健師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、義肢装具士については、講習を受けなくても福祉用具専門相談員の業務にあたることができる。介護保険施設の職員やホームヘルパーがそれぞれの業務で役立てるために取得することも多い。

福祉用具専門相談員のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「その他のサービス職業従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「42 その他のサービス職業従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。