陶磁器製造

事務 職業分類:12_073-02 信頼度 ★★★★★

別名:タイル製造工(陶磁器製品製造)、陶磁器研磨工、陶磁器焼成工、陶磁器成形工、かわら製造設備オペレーター、陶磁器製造設備オペレーター、窯業原料加工設備オペレーター、るつぼ製造設備オペレーター

茶碗や皿などの食器、タイルや洗面台、トイレの便器などの日用品など、陶磁器製品を作る。

平均年収
468万円
レンジ 329〜780万円
最高年収の目安
780万円
上位10% 676万円
5年後の予想年収
527万円推定
2031年
10年後の予想年収
594万円推定
510〜689万円
将来性
51/100
★★★☆☆ ふつう
AI代替リスク
54%
中程度
求人需要
ふつう
有効求人倍率 1.67倍

仕事内容

茶碗や皿などの食器、タイルや洗面台、トイレの便器などの日用品など、陶磁器製品を作る。
 基本的な作業の流れは、陶土(粘土の一種)に長石や石英といった鉱物の粉末を混ぜて原料の坏土(はいど)を作り、それを成形、乾燥させた後、釉(ゆう)薬をかけ、高温で焼き上げて製品にする。成形作業には大きく分けて「ろくろ成形」と「鋳込み成形」がある。
 また、焼き上げたあとの半製品に絵や模様を入れる絵付け作業も重要である。最後に検査を行い、品質やでき具合を確かめる。
 各工程をほとんど手作業で行う伝統的な技法を用いる事業所がある一方で、最新の自動成形機やロボット、コンピュータ制御を使った事業所もあり、陶磁器の製造方法は事業所(工場や工房)によって様々である。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 ろくろ、自動成形機

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

陶磁器製造は原料を産出する地域を中心に発達してきたが、現在では全国各地に散在している。主な産地としては、愛知県の瀬戸、岐阜県の多治見、滋賀県の信楽、佐賀県の有田、栃木県の益子、岡山県の備前などが有名である。
 就業者は40歳以上が中心で、男女別では男性が約8割となっている(2023年時点*)。
 労働時間は朝から夕方までの通常の勤務形態で、交替制勤務などもほとんどないのが一般的である。
 陶磁器にも食器だけでなくキャラクター製品やギフト製品など多様な製品が求められており、自動機械による少品種(製品の種類が少ない)の大量生産から、機械と手作業で行う多品種(製品の種類が多い)の少量生産へと変化している。

*厚生労働省 2023年賃金構造基本統計調査(窯業・土石製品製造業)

陶磁器製造の年収

陶磁器製造の平均年収は468万円(令和7年賃金構造基本統計調査「窯業・土石製品製造従事者」・全国)。中央値の目安は435万円、年収レンジは329〜780万円、上位10%は676万円です。

平均年収
468万円
中央値(目安)
435万円
最低年収の目安
329万円
未経験・20代前半
上位10%
676万円
最高年収の目安
780万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,214円
短時間労働者 1,356円
最低賃金との比
1.9倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
22.4万円
前年度比 +0.7万円

あなたの年収は、同じ年代の陶磁器製造の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

陶磁器製造の時給2,214円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.9倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
354万円
30代
417万円
40代
471万円
50代
519万円

平均年収と平均年齢(43.8歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
352万円
1〜3年
391万円
3〜5年
429万円
5〜10年
479万円
10年以上
537万円

雇用形態別の年収推定

正社員 468万円パート・アルバイト 196万円フリーランス・自営 491万円契約社員・派遣社員 365万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年427万円———
2022年438万円———
2023年439万円—1.96倍20.9万円
2024年461万円—1.78倍21.7万円
2025年468万円—1.67倍22.4万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

陶磁器製造の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在468万円 → 3年後 502万円 → 5年後 527万円 → 10年後 594万円(10年後の予想レンジ 510〜689万円)。年率の伸びは+2.4%と見ています。

468万円
現在
2026年
502万円
3年後
2029年
464〜547万円
527万円
5年後
2031年
475〜587万円
594万円
10年後
2036年
510〜689万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +0.23%求人賃金の勢い +0.5%AIの影響 -0.12%合計 +2.4%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

陶磁器製造の将来性スコア

51/100
★★★☆☆
ふつう・全職業で268位
AI耐性
46点
参入障壁
55点
年収水準
42点
求人需要
55点
賃金の勢い
55点
人手不足(平均年齢)
63点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

陶磁器製造のAI代替リスク

54%
中程度
AIに奪われにくい順で全職業中324位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

陶磁器製造の求人需要

有効求人倍率
1.67倍
全職業で230位
求人需要
ふつう
55/100
求人賃金(月額)
22.4万円
前年度比 +0.7万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
43.8歳
労働時間
163時間/月
5年後の求人数
+6.8%
推定
10年後の求人数
+12.3%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:成形工(金属・プラスチック以外)の年収・将来性

陶磁器製造に当たるアメリカの職業「成形工(金属・プラスチック以外)」(米国の職業分類 51-9195)の年収の中央値は約726万円($46,170・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収468万円の1.6倍です。

日本:陶磁器製造アメリカ:成形工(金属・プラスチック以外)
年収(日本=平均・米国=中央値)468万円726万円
$46,170
上位10%676万円968万円
$61,530
10年後の予想年収594万円991万円
$63,000
将来性スコア5159
AI代替リスク54% 中程度41% 中程度
求人需要求人倍率 1.67倍雇用の増減予測 +5.8%
2025–35・BLS
就業者数—3.3万人
時給(平均)2,214円
最低賃金の1.9倍
3,460円
$22.00
連邦最低賃金の3.0倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—高卒

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:技能工の平均月収を国別に比べる

陶磁器製造は国際標準職業分類で「技能工」に入ります。133か国・地域の技能工の平均月収を円に直すと、日本は月32.7万円で29位、1位はベルギーの月101万円です。アメリカは月84.6万円で日本の2.6倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は26位です。

1. ベルギー
101万円
2. デンマーク
100万円
3. スイス
99.9万円
4. アイスランド
96.4万円
5. ノルウェー
92.7万円
8. アメリカ
84.6万円
12. フランス
67.9万円
14. ドイツ
65.1万円
15. イギリス
61.6万円
21. 韓国
45.2万円
28. シンガポール
33万円
29. 日本
32.7万円

「技能工」全体の平均で、陶磁器製造だけの値ではありません(大工・左官・電気工事士などの建設の職人、溶接工・板金工・整備士、食品・製品づくりの職人など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は39.3万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。技能工の世界ランキングを全部見る →

陶磁器製造に必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
3.5
読解力
3.3
説明力
3.1
道具、機器、設備の選択
3.0
指導
2.9
文章力
2.9
クオリティチェック
2.9
他者の反応の理解
2.7

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

生産・加工
2.8
工学
1.8
芸術
1.6
化学
1.6
顧客サービス・対人サービス
1.5
機械
1.5
販売・マーケティング
1.4
輸送
1.3

仕事の中身(よく行う活動)

創造的に考えるクオリティを判断する手と腕を使って物を取り扱い動かす仕事を整理、計画する、優先順序を決める機械、および機械製造のプロセスをコントロールする設備、構造物、材料を検査する継続的に状況を把握するスケジュールを作成する

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★☆☆ ふつう(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

陶磁器製造になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、工業系高校などで陶磁器の技術やデザインを学んでおくと役に立つ。中途採用もみられる。
 陶磁器製造には、機械を使う工場生産から、手作業で行う伝統工芸的生産まである。
 勤務先で技能を習得するほか、職業訓練校や窯業大学校などで、高度な技能を習得することも可能である。陶磁器生産の分業の中で、成形や絵付けの技能を専門的に身につけこともできる。
 関連資格として、厚生労働省の定める技能検定の「陶磁器製造技能士」があり、取得すると技術の証明として評価される。
 成形や絵付けでは、デザインセンス、芸術的感覚が求められる。

陶磁器製造のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「窯業・土石製品製造従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「53 製品製造・加工処理従事者(金属製品を除く)」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。