フォークリフト運転作業員

運送・運転 職業分類:13_088-04 信頼度 ★★★★★

別名:フォークリフト運転手

倉庫、工場等でフォークリフトを運転して荷物の運搬や、積み卸しを行う。

平均年収
470万円
レンジ 330〜785万円
最高年収の目安
785万円
上位10% 680万円
5年後の予想年収
525万円推定
2031年
10年後の予想年収
585万円推定
503〜679万円
将来性
44/100
★★☆☆☆ 低め
AI代替リスク
30%
低い
求人需要
低い
有効求人倍率 0.73倍

仕事内容

倉庫、工場等でフォークリフトを運転して荷物を運搬したり、積み卸ししたりする。フォークリフトオペレーター、フォークマン、リフトマンなどとも呼ばれている。
 フォークリフトは、車体前方のフォークを荷物を積んだパレットに差し込んで荷物を持ち上げ、運搬する車両である。様々な形、大きさ、重さの荷物を運搬するためフォークリフトにはカウンタバランスフォークリフト、リーチフォークリフト、サイドフォークリフト等、荷重や用途に応じた様々な種類がある。
 入庫・荷受作業の場合、倉庫、工場等にトラック等で運び込まれた荷物を所定の保管場所へフォークリフトを運転し運ぶ。荷物がパレットに載っていない場合は、パレットに積んでから運び、乗っている場合はそのまま運ぶ。この作業をトラックが着くたびに繰り返す。
 出荷作業の場合、倉庫に保管されている荷物をフォークリフトを運転して荷物を積み込むトラックの後部まで運ぶ。貨物が全て積み込まれたあとはパレットを片付ける。
 鉄道コンテナターミナルや港湾では、大型のフォークリフトにより、コンテナを貨物列車や船からトラックへ積み替えたり、トラックからコンテナを貨物列車や船に積み替える作業を行う。
 1日の流れとしては、出勤後、フォークリフトの始業前点検をし、指示書等で当日の荷下ろし、出荷作業の内容を確認する。その後、分担している運搬作業を時間通りに全て完了させる。作業が終了したらフォークリフトを所定の場所(バッテリー式の場合は、充電場所)に戻す。
 基本的にはフォークリフトによる荷物の運搬・積み卸しが仕事であるが、職場によっては、前段階のピックアップや後工程の仕分けなどをフォークリフト運転作業員が行うところもある。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 フォークリフト(カウンタバランスフォークリフト、リーチフォークリフト、サイドフォークリフト等)、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

倉庫、工場、港湾、鉄道コンテナターミナル、あるいは特設のイベント会場などで働く。
 基本的には、物流や生産工程のなかで、構内における荷物移動を担う職種であり、勤務体制は職場によって大きく異なる。倉庫であれば、9時から18時の勤務体制のところが多いが、24時間稼働する工場の場合は、2交代なり3交代の勤務となる。トラックターミナルや鉄道コンテナターミナルであれば、荷物の発着が夜中や早朝になることも多いので、早出と遅出の時差勤務体制をとる場合もある。
 就業者はほとんどが男性で、年齢的には40代、50代が中心だったが、最近では高齢者や女性が増えている。高齢者の場合は定年退職後も再雇用や再就職で従事しているケースが多い。
 最近ではネット通販等の利用者の増加に伴い、宅配便取扱い量が増え続ける中、倉庫内の作業の機械化による無人化への取組みが進展している。貨物の管理・入出庫をコンピューター制御する自動倉庫やAGV(無人搬送車)、搬送ロボットなどを採用する事業所が増えつつある。また、無人フォークリフト型AGVの開発も進展しており、人間が運転・操作する有人フォークリフトは大きな転機を迎えている。しかしながら搬送作業には定型的な大量処理に適さないものも多く、扱う貨物によってはベテラン作業員によるきめ細やかな対応が求められる業務も少なくない。このため、求められる作業の種類や技術水準などに変化は出てくるとしても、小回りが効き、多様な要求に応えられるフォークリフト運転作業員の需要は続くものと思われる。

フォークリフト運転作業員の年収

フォークリフト運転作業員の平均年収は470万円(令和7年賃金構造基本統計調査「他に分類されない輸送従事者」・全国)。中央値の目安は437万円、年収レンジは330〜785万円、上位10%は680万円です。

平均年収
470万円
中央値(目安)
437万円
最低年収の目安
330万円
未経験・20代前半
上位10%
680万円
最高年収の目安
785万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,153円
短時間労働者 1,448円
最低賃金との比
1.8倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
23.2万円
前年度比 +0.6万円

あなたの年収は、同じ年代のフォークリフト運転作業員の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

フォークリフト運転作業員の時給2,153円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.8倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
344万円
30代
405万円
40代
457万円
50代
504万円

平均年収と平均年齢(47.1歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
354万円
1〜3年
393万円
3〜5年
431万円
5〜10年
482万円
10年以上
540万円

雇用形態別の年収推定

正社員 470万円パート・アルバイト 197万円フリーランス・自営 494万円契約社員・派遣社員 367万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年433万円———
2022年454万円———
2023年457万円—0.83倍21.9万円
2024年467万円—0.77倍22.6万円
2025年470万円—0.73倍23.2万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

フォークリフト運転作業員の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在470万円 → 3年後 502万円 → 5年後 525万円 → 10年後 585万円(10年後の予想レンジ 503〜679万円)。年率の伸びは+2.2%と見ています。

470万円
現在
2026年
502万円
3年後
2029年
464〜546万円
525万円
5年後
2031年
473〜584万円
585万円
10年後
2036年
503〜679万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) -0.23%求人賃金の勢い +0.3%AIの影響 +0.15%退職による人手不足 +0.2%合計 +2.2%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

フォークリフト運転作業員の将来性スコア

44/100
★★☆☆☆
低め・全職業で407位
AI耐性
70点
参入障壁
22点
年収水準
43点
求人需要
22点
賃金の勢い
26点
人手不足(平均年齢)
87点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

フォークリフト運転作業員のAI代替リスク

30%
低い
AIに奪われにくい順で全職業中155位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

フォークリフト運転作業員の求人需要

有効求人倍率
0.73倍
全職業で425位
求人需要
低い
23/100
求人賃金(月額)
23.2万円
前年度比 +0.6万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
47.1歳
労働時間
164時間/月
5年後の求人数
+6.4%
推定
10年後の求人数
+11.6%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:フォークリフトの運転者の年収・将来性

フォークリフト運転作業員に当たるアメリカの職業「フォークリフトの運転者」(米国の職業分類 53-7051)の年収の中央値は約730万円($46,420・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収470万円の1.6倍です。

日本:フォークリフト運転作業員アメリカ:フォークリフトの運転者
年収(日本=平均・米国=中央値)470万円730万円
$46,420
上位10%680万円983万円
$62,520
10年後の予想年収585万円983万円
$62,500
将来性スコア4443
AI代替リスク30% 低い30% 低い
求人需要求人倍率 0.73倍雇用の増減予測 +1.5%
2025–35・BLS
就業者数—77.4万人
時給(平均)2,153円
最低賃金の1.8倍
3,617円
$23.00
連邦最低賃金の3.2倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—学歴不問

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:サービス・販売職の平均月収を国別に比べる

フォークリフト運転作業員は国際標準職業分類で「サービス・販売職」に入ります。133か国・地域のサービス・販売職の平均月収を円に直すと、日本は月28.5万円で28位、1位はルクセンブルクの月82.4万円です。アメリカは月58.2万円で日本の2.0倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は24位です。

1. ルクセンブルク
82.4万円
2. ベルギー
79.5万円
3. デンマーク
73.2万円
4. スイス
71.2万円
5. アイスランド
65.8万円
8. ノルウェー
61.8万円
10. アメリカ
58.2万円
12. フランス
52.1万円
14. ドイツ
45.9万円
18. イギリス
40.4万円
21. 韓国
33.9万円
28. 日本
28.5万円

「サービス・販売職」全体の平均で、フォークリフト運転作業員だけの値ではありません(販売店員、介護職員、調理人・接客、理容・美容師、警備員・警察官・消防官など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は32.5万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。サービス・販売職の世界ランキングを全部見る →

フォークリフト運転作業員に必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
2.9
指導
2.5
他者の反応の理解
2.4
読解力
2.4
説明力
2.4
他者との調整
2.3
文章力
2.2
操作と制御
2.2

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

輸送
1.4
生産・加工
1.0
事務処理
1.0
人事労務管理
0.8
ビジネスと経営
0.8
顧客サービス・対人サービス
0.7
教育訓練
0.6
社会学
0.6

仕事の中身(よく行う活動)

乗り物を運転・操縦する仕事を整理、計画する、優先順序を決める手と腕を使って物を取り扱い動かす上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る人間関係を構築し、維持する仕事に関連する知識を更新し、活用する全身を使って身体的な活動を行う機械、および機械製造のプロセスをコントロールする

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★☆☆☆ やや易しい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

フォークリフト運転作業員になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

フォークリフト運転作業員として働くためには、年齢が18歳以上で、国家資格である「フォークリフト運転技能講習修了証」を取得していなければならない。作業の都合上、公道を走行する必要がある場合は、事業者がフォークリフトを特殊車両として登録してナンバーを取得し、オペレーターは車両に応じて小型又は大型特殊自動車運転免許を別途取得することが必要になる。
 新規学卒者の場合は倉庫会社や物流会社に採用された後、フォークリフト担当部署に配属される。入職時には経験、資格は問われず、配属後に資格を取得するケースがほとんどである。資格取得後は班長などから指導を受けて、OJTで仕事に慣れ、経験を積めば一人前と見なされる。技能を磨き経験を積むことによって、班長、主任などに昇進していく場合もある。フォークリフト担当部署から他部署に異動になる場合もある。
 中途採用については人手不足が続いていることもあり、欠員募集などの採用が常時行われており、入職機会は多い。派遣会社に登録し、働く場合もある。かつては経験者が多かったが、最近では異業種からの応募も増えており、その場合は新規学卒と同じく入職してから資格を取得することになる。
 荷物を受取、所定の場所に収め、それを後工程に回すという仕事なので、時間をきちんと守ることが必要となる。また、重い荷物の積み卸しを車両の運転・操作をしながら正確に、素早く続けられること、事故なく安全に作業ができる慎重さが求められる。

フォークリフト運転作業員のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「他に分類されない輸送従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「63 その他の輸送従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2018。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。