光学機器組立

IT・エンジニア 職業分類:12_074-13 信頼度 ★★★★★

別名:顕微鏡組立工、光学機械器具組立工、デジタルカメラ組立工、双眼鏡組立工、ビデオカメラ組立工、望遠鏡組立工

望遠鏡、顕微鏡、カメラ、測定機器などの光学機器を組み立てる。

平均年収
458万円
レンジ 323〜761万円
最高年収の目安
761万円
上位10% 660万円
5年後の予想年収
494万円推定
2031年
10年後の予想年収
534万円推定
459〜620万円
将来性
35/100
★★☆☆☆ 低め
AI代替リスク
59%
中程度
求人需要
低い
有効求人倍率 0.72倍

仕事内容

望遠鏡、顕微鏡、カメラ、測定機器などの光学機器を組み立てる。
 事前にセットされた部品を確認し、紙やモニターに表示された設計図と指示書に沿って製品を組み立てる。製品にもよるが、組立は手作業で行い製品に仕上がるまで一人で担当する。
 光学測定機器の組立の例で仕事の流れをみると、当日の組立作業指示に従い組立作業に入る。まず、事前に用意された精密機械部品が設計図面通りできているか確認する。その後、紙やモニターに表示された設計図、指示書に従って工程順に組み立てて行く。ネジやビス止めを確認しながら一つ一つ丁寧に組み立てていく。組み立て作業の途中で生じた問題については、担当責任者に相談するなどして解決する。
 組み立てが終了した製品は仕様書を添付して検査・調整の担当者に回す。レンズなどにゴミの付着がないか確認し、耐久検査、稼働検査、光学的検査を受け、基準に適合しているか確認する。出来上がった製品は梱包、出荷される。
 カメラの組立の例でみると、機械、ガラス、電気部品を組み合わせ、作業手順に従ってネジ締め、接着、給油などを行う。一眼レフでは、シーケンス系、絞り制御系、ミラー系、シャッター系、ファインダー系など工学・機械系の部分組立を終え、電子部分が実装された基礎の部分組立が行われる。出来上がった部品は組立担当に集められ、セル生産で組み立てられ完成品となる。オートフォーカス・ファインダーなど粉塵・ゴミを嫌うユニットに関してはクリーンルームで作業する。ラインの最終段階では、精度やゴミ点検のあと外観部品をセットして組立を完成させる。完成品は、最後に認定された検査員によりチェックが行われる。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 パソコン

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

勤務先は、光学機器メーカーの工場等だが、職場は郊外や沿岸、山間部など空気が清浄で広いスペースがある場所に立地するケースが多い。
 知識、スキルを取得するために長い時間を要することもあり、雇用形態は正社員が多い傾向にある。
 賃金、労働時間等労働条件は、勤務先の規定による。
 季節的繁忙期は少ないが、大口の注文が入った時や納期が短い場合は残業が増える。
 設計図や指示書が紙からモニター、VRに変わるなどの変化はあるが、組立作業をロボットなどに全てを任せることは難しく、引き続き人による作業が残ると考えられる。

光学機器組立の年収

光学機器組立の平均年収は458万円(令和7年賃金構造基本統計調査「その他の機械組立従事者」・全国)。中央値の目安は425万円、年収レンジは323〜761万円、上位10%は660万円です。

平均年収
458万円
中央値(目安)
425万円
最低年収の目安
323万円
未経験・20代前半
上位10%
660万円
最高年収の目安
761万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,191円
短時間労働者 1,258円
最低賃金との比
1.9倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
23.9万円
前年度比 +0.6万円

あなたの年収は、同じ年代の光学機器組立の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

光学機器組立の時給2,191円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.9倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
349万円
30代
411万円
40代
463万円
50代
510万円

平均年収と平均年齢(43.3歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
345万円
1〜3年
383万円
3〜5年
420万円
5〜10年
469万円
10年以上
525万円

雇用形態別の年収推定

正社員 458万円パート・アルバイト 192万円フリーランス・自営 480万円契約社員・派遣社員 357万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年403万円———
2022年437万円———
2023年442万円—0.75倍22.6万円
2024年446万円—0.68倍23.3万円
2025年458万円—0.72倍23.9万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

光学機器組立の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在458万円 → 3年後 479万円 → 5年後 494万円 → 10年後 534万円(10年後の予想レンジ 459〜620万円)。年率の伸びは+1.6%と見ています。

458万円
現在
2026年
479万円
3年後
2029年
443〜522万円
494万円
5年後
2031年
445〜551万円
534万円
10年後
2036年
459〜620万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) -0.24%求人賃金の勢い +0.27%AIの影響 -0.27%合計 +1.6%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

光学機器組立の将来性スコア

35/100
★★☆☆☆
低め・全職業で511位
AI耐性
41点
参入障壁
60点
年収水準
38点
求人需要
21点
賃金の勢い
22点
人手不足(平均年齢)
49点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

光学機器組立のAI代替リスク

59%
中程度
AIに奪われにくい順で全職業中363位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

光学機器組立の求人需要

有効求人倍率
0.72倍
全職業で430位
求人需要
低い
21/100
求人賃金(月額)
23.9万円
前年度比 +0.6万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
43.3歳
労働時間
160時間/月
5年後の求人数
+1.7%
推定
10年後の求人数
+3.1%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:組立・製作の仕事(その他)の年収・将来性

光学機器組立に当たるアメリカの職業「組立・製作の仕事(その他)」(米国の職業分類 51-2099)の年収の中央値は約0万円(—・1ドル157.25円で換算)。

日本:光学機器組立アメリカ:組立・製作の仕事(その他)
年収(日本=平均・米国=中央値)458万円—
上位10%660万円—
10年後の予想年収534万円—
将来性スコア3550
AI代替リスク59% 中程度50% 中程度
求人需要求人倍率 0.72倍雇用の増減予測 —
・BLS
就業者数——
時給(平均)2,191円
最低賃金の1.9倍
—
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:機械操作・組立・運転の平均月収を国別に比べる

光学機器組立は国際標準職業分類で「機械操作・組立・運転」に入ります。133か国・地域の機械操作・組立・運転の平均月収を円に直すと、日本は月35.9万円で24位、1位はスイスの月105万円です。アメリカは月74.5万円で日本の2.1倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は22位です。

1. スイス
105万円
2. デンマーク
101万円
3. ベルギー
99.3万円
4. ノルウェー
90万円
5. アイスランド
86.9万円
10. アメリカ
74.5万円
13. フランス
61.7万円
14. ドイツ
60.9万円
16. イギリス
56.6万円
19. 韓国
46.2万円
24. 日本
35.9万円
36. シンガポール
25.2万円

「機械操作・組立・運転」全体の平均で、光学機器組立だけの値ではありません(工場の機械オペレーター・組立工、トラック・バス・タクシー運転手、建設機械の運転など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は42万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。機械操作・組立・運転の世界ランキングを全部見る →

光学機器組立に必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
3.6
読解力
3.5
指導
3.4
クオリティチェック
3.4
道具、機器、設備の選択
3.1
文章力
3.1
説明力
3.1
継続的観察と評価
3.1

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

生産・加工
3.1
工学
2.7
機械
2.7
コンピュータと電子工学
2.4
設計
2.3
数学
2.1
物理学
1.8
ビジネスと経営
1.7

仕事の中身(よく行う活動)

仕事に関連する知識を更新し、活用するクオリティを判断する上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る意思決定と問題解決を行う創造的に考える法律や規定、基準を適用するスケジュールを作成する人間関係を構築し、維持する

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★☆☆ ふつう(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

光学機器組立になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職するにあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、工業系を専攻した者が多い。
 入職後は、基礎的な知識等の研修後、OJTで実務経験を積む。必要な技術について外部の講習等を受講する場合もある。組立で経験を積み、検査(調整)を担当したり、3D-CAD等を習得し設計担当となったり、技術営業になる者もいる。組立の技能を深めスペシャリストになる場合もある。
 光学機器の種類にもよるが一人前と認められるには、組立で5年程度がかかると言われている。さらに検査・調整を行うには5年程度、設計には10年程度の経験が必要とされている。関連資格としては、厚生労働省の定める技能検定の「光学機器製造技能士」がある。
 細密な部品を扱うので手先の器用さや慎重に作業する丁寧さが求められる。決められた作業方法と手順で精度にムラのないよう続けていくことが大事で、忍耐力や機械や材料に関する知識、図面読み取り能力が必要である。

光学機器組立のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「その他の機械組立従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「54 機械組立従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2019。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。