ソフトウェア開発(パッケージソフト)

IT・エンジニア 職業分類:02_009-01 信頼度 ★★★★★

別名:ソフトウェア開発技術者(パッケージソフト)

パソコンにインストールするパッケージソフトを企画・開発する。

平均年収
578万円
レンジ 391〜1,001万円
最高年収の目安
1,001万円
上位10% 860万円
5年後の予想年収
622万円推定
2031年
10年後の予想年収
669万円推定
575〜777万円
将来性
37/100
★★☆☆☆ 低め
AI代替リスク
79%
高い
求人需要
ふつう
有効求人倍率 1.45倍

仕事内容

パソコンにインストールするパッケージソフト(既成品のソフトウェア)を企画・開発する。
 パッケージソフトはパソコンショップやネットを通じて販売されている。これらのソフトウェアを開発している会社は、ソフトの企画から開発、アップデート等を行っている。
 ソフトウェアを開発する場合、どのようなものにするかが重要であり、機能や使いやすさを考慮する必要がある。そのためソフト開発においては、企画を重視している。
 ソフトウェア開発の流れをみると、パッケージソフトの企画、設計を行い、利用するユーザーを想定し、ソフトウェアの開発、プログラミングを行う。できあがったソフトのテストを行い、バグや不具合を修正していく。
 パッケージソフト販売後もアップデート等修正プログラムの作成を行う。既存のソフトのバージョンアップを行うことも必要である。このような場合はユーザーの意見や要望を反映し、ソフトの仕様を検討する。
 パソコンをネットに接続し、クラウドでの処理を前提とした利用が広がっているが、セキュリティの面からパソコンにインストールしたほうがよい会計ソフト、また、ネットを通じた処理が向かない動画編集ソフト、画像編集ソフト、統計解析ソフト、さらにウイルス対策ソフトのように、インストールして使うことが前提となるソフトもある。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 開発環境(Visual Studio他)、プログラミング言語(C言語他)、プレゼンテーション用ソフト(Power Point等)、表計算ソフト(Excel、Googleスプレッドシート等)、データベース(SQL Server等)、Windows、ストレージシステム(外付けHDD、クラウドストレッジ)、パソコン

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

開発会社は東京、大阪、名古屋などに多いが、地方都市にもある。ネット環境の整備が進みリモートワークで開発することもでき、このような場合は、様々な場所で働くことができる。
 就業者は男性の割合が高く、年齢は30歳代~40歳代が多い。
 雇用形態は正社員、契約社員などがあるが、フリーランスとして開発に参加している者もいる。
 正社員は月給制が一般的で、収入は比較的安定している。ただし、パッケージソフトの売上げなどにより、収入に変動がある。
 休日は土日週休2日制が多いが、リリースが近づいているときなど、残業が多くなる。
 パソコンにインストールするソフトは世界的に定番のものが独占しており、新たに開発されるソフトは少ない。かなり高度なソフトウェアも無料で提供されている。簡単な処理は対話型で個人が作成可能であったり(ノーコード)、AIでのコード作成もできる。また、LinuxであればOSも無償であり、事務処理や画像処理など通常必要なソフトはほとんど無料で提供されている。インターネットに接続し、クラウドで処理することが多くなり、パッケージソフトの販売は今後、これまでほど大きな需要は見込めないという見方もある。

ソフトウェア開発(パッケージソフト)の年収

ソフトウェア開発(パッケージソフト)の平均年収は578万円(令和7年賃金構造基本統計調査「ソフトウェア作成者」・全国)。中央値の目安は538万円、年収レンジは391〜1,001万円、上位10%は860万円です。

平均年収
578万円
中央値(目安)
538万円
最低年収の目安
391万円
未経験・20代前半
上位10%
860万円
最高年収の目安
1,001万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,819円
短時間労働者 2,129円
最低賃金との比
2.4倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
34.7万円
前年度比 +1万円

あなたの年収は、同じ年代のソフトウェア開発(パッケージソフト)の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

ソフトウェア開発(パッケージソフト)の時給2,819円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の2.4倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
465万円
30代
557万円
40代
636万円
50代
708万円

平均年収と平均年齢(37.1歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
429万円
1〜3年
479万円
3〜5年
529万円
5〜10年
593万円
10年以上
668万円

雇用形態別の年収推定

正社員 578万円パート・アルバイト 243万円フリーランス・自営 607万円契約社員・派遣社員 451万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年523万円———
2022年550万円———
2023年558万円—1.53倍33万円
2024年574万円—1.53倍33.7万円
2025年578万円—1.45倍34.7万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

ソフトウェア開発(パッケージソフト)の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在578万円 → 3年後 604万円 → 5年後 622万円 → 10年後 669万円(10年後の予想レンジ 575〜777万円)。年率の伸びは+1.5%と見ています。

578万円
現在
2026年
604万円
3年後
2029年
558〜658万円
622万円
5年後
2031年
560〜693万円
669万円
10年後
2036年
575〜777万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +0.12%求人賃金の勢い +0.41%AIの影響 -0.87%合計 +1.5%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

ソフトウェア開発(パッケージソフト)の将来性スコア

37/100
★★☆☆☆
低め・全職業で495位
AI耐性
21点
参入障壁
43点
年収水準
65点
求人需要
47点
賃金の勢い
39点
人手不足(平均年齢)
2点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

ソフトウェア開発(パッケージソフト)のAI代替リスク

79%
高い
AIに奪われにくい順で全職業中491位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

ソフトウェア開発(パッケージソフト)の求人需要

有効求人倍率
1.45倍
全職業で280位
求人需要
ふつう
45/100
求人賃金(月額)
34.7万円
前年度比 +1万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
37.1歳
労働時間
159時間/月
5年後の求人数
+1.7%
推定
10年後の求人数
+3.1%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:ソフトウェア開発者の年収・将来性

ソフトウェア開発(パッケージソフト)に当たるアメリカの職業「ソフトウェア開発者」(米国の職業分類 15-1252)の年収の中央値は約2,138万円($135,980・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収578万円の3.7倍です。

日本:ソフトウェア開発(パッケージソフト)アメリカ:ソフトウェア開発者
年収(日本=平均・米国=中央値)578万円2,138万円
$135,980
上位10%860万円3,376万円
$214,670
10年後の予想年収669万円2,746万円
$174,600
将来性スコア3759
AI代替リスク79% 高い76% 高い
求人需要求人倍率 1.45倍雇用の増減予測 +10.2%
2025–35・BLS
就業者数—168.8万人
時給(平均)2,819円
最低賃金の2.4倍
11,165円
$71.00
連邦最低賃金の9.8倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—学士号(大卒)

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:専門職の平均月収を国別に比べる

ソフトウェア開発(パッケージソフト)は国際標準職業分類で「専門職」に入ります。133か国・地域の専門職の平均月収を円に直すと、日本は月42.6万円で36位、1位はルクセンブルクの月183万円です。アメリカは月136万円で日本の3.2倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は35位です。

1. ルクセンブルク
183万円
2. スイス
151万円
3. アメリカ
136万円
4. ベルギー
127万円
5. デンマーク
127万円
11. ノルウェー
113万円
13. フランス
108万円
14. ドイツ
99.6万円
16. シンガポール
81.6万円
18. イギリス
80.1万円
25. 韓国
56.5万円
36. 日本
42.6万円

「専門職」全体の平均で、ソフトウェア開発(パッケージソフト)だけの値ではありません(医師・看護師・薬剤師、エンジニア・プログラマー、教員、弁護士・会計士、記者・デザイナーなど。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は52.9万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。専門職の世界ランキングを全部見る →

ソフトウェア開発(パッケージソフト)に必要なスキル・資格

必要スキル

読解力
4.9
プログラミング
4.9
文章力
4.6
カスタマイズと開発
4.4
要件分析(仕様作成)
4.4
説明力
4.4
傾聴力
4.3
クオリティチェック
4.2

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

コンピュータと電子工学
2.9
事務処理
2.1
通信技術
2.0
数学
2.0
設計
2.0
コミュニケーションとメディア
1.9
日本語の語彙・文法
1.7
顧客サービス・対人サービス
1.6

仕事の中身(よく行う活動)

コンピュータを用いて作業を行う仕事に関連する知識を更新し、活用する創造的に考える情報やデータを処理するクオリティを判断する情報やデータを分析する意思決定と問題解決を行う仕事を整理、計画する、優先順序を決める

必要資格

関連する資格はありません(資格が無くても就ける職業です)。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★☆☆ ふつう(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

ソフトウェア開発(パッケージソフト)になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、専門学校、高専、大学等の卒業生が多い。新卒で就職する場合もあるが、20代~30代前半までは他業種からの中途採用者も多い。入職後は、実際の開発を通して経験を積んでいくことになるが、ソフトウェア開発者として一人前と認められるまでには4から5年かかるとされている。経験を積んでマネジメントの仕事をするようになったり、フリーランスになったり、独立する者もいる。
 開発環境や開発言語を使いこなせることが求められ、インターネットやストレージシステムといった関連知識やスキルの習得も求められる。ソフト開発はチームで行うことが多いため、自分の考えを過不足なく伝え、チーム内で協力し、開発を進めることができるコミュニケーション能力が重要である。新規商品の企画に関わる場合は、市場動向やユーザーのニーズを的確に把握して商品化できるマーケティングの知識も必要である。
 個人でシェアウェアとして開発し、ネット上で販売する者もいる。

ソフトウェア開発(パッケージソフト)のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「ソフトウェア作成者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「10 情報処理・通信技術者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2019。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。