家電修理

映像 職業分類:12_075-02 信頼度 ★★★★★

別名:電気洗濯機修理工、電気掃除機修理工、電気冷蔵庫修理工、家庭用エアコン修理工、家庭用電気製品修理工、テレビ修理工

家庭用の洗濯機、エアコン、テレビなどの家電製品に故障などの不具合が発生したときに、その原因を発見して修理する。

平均年収
571万円
レンジ 387〜986万円
最高年収の目安
986万円
上位10% 848万円
5年後の予想年収
676万円推定
2031年
10年後の予想年収
801万円推定
689〜930万円
将来性
67/100
★★★☆☆ 高い
AI代替リスク
47%
中程度
求人需要
非常に高い
有効求人倍率 4.04倍

仕事内容

家庭用の洗濯機、エアコン、テレビなどの家電製品に故障などの不具合が発生したときに、その原因を発見して修理する。
 販売店やメーカーの修理(サービス)部門で修理を行ったり、ユーザーを訪問して故障した家電製品を修理する。家電製品のどの部分が不具合を起こしたかを判断するには豊富な商品知識と経験が必要である。
 例えば、テスターやオシロスコープなどを用いて電子回路や機械部分を調べる。自己診断機能を搭載した装置の場合は、診断プログラムなどを使用して不具合原因を突き止め、問題箇所の部品を交換して調整を行ったり、ソフトウェアの設定を変更して修復する。
 修理作業の記録は開発製造部門へフィードバックされ、商品の改良や新しい商品の開発に役立てられており、家電製品のメーカーとユーザーを結ぶ大切な役割を果たしている。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 テスター、診断プログラム、工具(手動工具、電動工具)

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

勤務先は、家電メーカー、家電販売会社、家電修理会社等である。家電製品が使用されている各地に需要があるため、職場は全国に広がっている。
 就業者は男性が多く、年齢は幅広い。
 賃金、労働時間等労働条件は、勤務先の規定による。ユーザーの要望により、修理期日を土曜、日曜に指定されることがあり、休日出勤も多い。また、交替勤務制等を導入している場合もある。
 家電製品によっては設置場所であるユーザー先で業務を行う場合もあり、出張サービス業務となるが、地域的に受け持ち範囲が限られていることが多い。
 家電製品のデジタル化やIoT化の進展等に伴い、家電修理の仕事は今後、より高度で専門的な知識・技術が求められることが見込まれる。

家電修理の年収

家電修理の平均年収は571万円(令和7年賃金構造基本統計調査「はん用・生産用・業務用機械器具・電気機械器具整備・修理従事者」・全国)。中央値の目安は531万円、年収レンジは387〜986万円、上位10%は848万円です。

平均年収
571万円
中央値(目安)
531万円
最低年収の目安
387万円
未経験・20代前半
上位10%
848万円
最高年収の目安
986万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,674円
短時間労働者 1,449円
最低賃金との比
2.3倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
26.2万円
前年度比 +0.9万円

あなたの年収は、同じ年代の家電修理の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

家電修理の時給2,674円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の2.3倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
428万円
30代
511万円
40代
584万円
50代
649万円

平均年収と平均年齢(42.7歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
424万円
1〜3年
473万円
3〜5年
522万円
5〜10年
586万円
10年以上
659万円

雇用形態別の年収推定

正社員 571万円パート・アルバイト 240万円フリーランス・自営 600万円契約社員・派遣社員 446万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年499万円———
2022年515万円———
2023年512万円—4.21倍24.6万円
2024年586万円—4.13倍25.3万円
2025年571万円—4.04倍26.2万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

家電修理の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在571万円 → 3年後 632万円 → 5年後 676万円 → 10年後 801万円(10年後の予想レンジ 689〜930万円)。年率の伸びは+3.4%と見ています。

571万円
現在
2026年
632万円
3年後
2029年
584〜688万円
676万円
5年後
2031年
609〜753万円
801万円
10年後
2036年
689〜930万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +1.0%求人賃金の勢い +0.62%AIの影響 +0.02%合計 +3.4%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

家電修理の将来性スコア

67/100
★★★☆☆
高い・全職業で46位
AI耐性
53点
参入障壁
70点
年収水準
64点
求人需要
92点
賃金の勢い
63点
人手不足(平均年齢)
44点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

家電修理のAI代替リスク

47%
中程度
AIに奪われにくい順で全職業中275位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

家電修理の求人需要

有効求人倍率
4.04倍
全職業で41位
求人需要
非常に高い
85/100
求人賃金(月額)
26.2万円
前年度比 +0.9万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
42.7歳
労働時間
160時間/月
5年後の求人数
+17.7%
推定
10年後の求人数
+31.8%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:家電の修理工の年収・将来性

家電修理に当たるアメリカの職業「家電の修理工」(米国の職業分類 49-9031)の年収の中央値は約802万円($50,990・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収571万円の1.4倍です。

日本:家電修理アメリカ:家電の修理工
年収(日本=平均・米国=中央値)571万円802万円
$50,990
上位10%848万円1,268万円
$80,660
10年後の予想年収801万円1,080万円
$68,700
将来性スコア6746
AI代替リスク47% 中程度33% 低い
求人需要求人倍率 4.04倍雇用の増減予測 +1.9%
2025–35・BLS
就業者数—3.2万人
時給(平均)2,674円
最低賃金の2.3倍
4,088円
$26.00
連邦最低賃金の3.6倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—高卒

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:技能工の平均月収を国別に比べる

家電修理は国際標準職業分類で「技能工」に入ります。133か国・地域の技能工の平均月収を円に直すと、日本は月32.7万円で29位、1位はベルギーの月101万円です。アメリカは月84.6万円で日本の2.6倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は26位です。

1. ベルギー
101万円
2. デンマーク
100万円
3. スイス
99.9万円
4. アイスランド
96.4万円
5. ノルウェー
92.7万円
8. アメリカ
84.6万円
12. フランス
67.9万円
14. ドイツ
65.1万円
15. イギリス
61.6万円
21. 韓国
45.2万円
28. シンガポール
33万円
29. 日本
32.7万円

「技能工」全体の平均で、家電修理だけの値ではありません(大工・左官・電気工事士などの建設の職人、溶接工・板金工・整備士、食品・製品づくりの職人など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は39.3万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。技能工の世界ランキングを全部見る →

家電修理に必要なスキル・資格

必要スキル

修理
4.5
故障等の原因特定
4.1
傾聴力
3.7
説明力
3.6
読解力
3.5
道具、機器、設備の選択
3.4
クオリティチェック
3.4
指導
3.3

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

顧客サービス・対人サービス
3.0
機械
2.9
工学
2.2
コンピュータと電子工学
2.2
事務処理
2.1
設計
1.8
販売・マーケティング
1.7
生産・加工
1.6

仕事の中身(よく行う活動)

機械装置の修理と保守を行う電子機器の修理と保守を行う仕事を整理、計画する、優先順序を決める上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る手と腕を使って物を取り扱い動かす仕事に関連する知識を更新し、活用する人間関係を構築し、維持する情報を取得する

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★★☆ やや難しい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

家電修理になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。学校卒業後、電気メーカー、販売会社、あるいは家電修理会社などに入社するのが一般的である。電気・電子・機械・情報技術などの課程を修了していると有利である。
 入職後は一定期間、集合教育と職場内での研修により、家電製品の仕組み、取り扱い、調整、保守の方法などについての訓練を受ける。経験を積み、専門技術者として技術指導部門等に配属されたり、サービスセンターで管理職として修理技術の管理・指導を行うこともある。
 関連資格として「電気工事士」を取得していると仕事の幅も広がる。その他、関係団体が実施している「家電製品エンジニア」がある。
 一般に家電製品は、電子技術の急速な進歩によって高性能、多機能化され、電子回路が高密度、小型化している。こうした変化に遅れないよう、常に最新技術を吸収し、技術面で新しい知識や更に深い知識を学んで技術を向上させていくことが求められる。また、顧客と直接接触する機会が多いので、技術的要素に加えて、顧客との接し方のスキル、コミュニケーション能力も重要である。根気強く不具合原因を見つけ出し、修復する仕事であり、冷静な判断力と忍耐力が求められる。外回りが多いので一定の体力も必要である。

家電修理のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「はん用・生産用・業務用機械器具・電気機械器具整備・修理従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「55 機械整備・修理従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2019。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。