イラストレーター

クリエイティブ 職業分類:03_016-01 信頼度 ★★★★★

広告会社、出版会社、印刷会社などからの依頼を受けて、制作目的に沿ったイラストを描く。

平均年収
492万円
レンジ 343〜828万円
最高年収の目安
828万円
上位10% 716万円
5年後の予想年収
522万円推定
2031年
10年後の予想年収
553万円推定
475〜642万円
将来性
26/100
★☆☆☆☆ 低い
AI代替リスク
60%
中程度
求人需要
非常に低い
有効求人倍率 0.17倍

仕事内容

広告会社、出版会社、印刷会社などから依頼を受けて、制作目的に沿ったイラストを描く。
 紙と筆記用具、筆と絵具、色鉛筆、マーカー、ペンなどを使用し、写実、デフォルメ(変形)、戯画化などの手法を駆使する。人物やスポーツ、植物や動物、自動車や飛行機などメカニックなもの、キャラクターを使用したもの、風景画など、自分が得意とする分野のイラストを描き、締め切りに間に合うように仕上げる。透視図や精密画を描いたり、切絵、貼絵、影絵などのペーパークラフトを制作したり、エアーブラシなどの道具を使用して描くなど、様々な表現技法を用いて、発注者の望む効果が得られる作品を制作する。
 現在は描画ソフト、画像処理ソフト等を使用し、パソコンやペンタブレットを用いて描くデジタルイラストが主流となってきている。3次元CG(computer graphics)の技術も活用されるようになっている。CGデザイナーが兼務する傾向も強まっている。連絡や納品にもメールやインターネットを使うようになっている。
 こうして描かれたイラストは、グラフィックデザイナーやアートディレクターによってレイアウトの一部として使用されたり、コピーライターの創案したキャッチフレーズを配置し、広告として印刷されることもある。
 常にオリジナルな表現、造形美を追求していなければならないが、一方では多くの人に受け入れられることも必要である。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 筆、絵具、色鉛筆、マーカー、ペン、エアーブラシ、イラスト、デザイン作成ソフト(Illustrator、Clip Studio等)、画像等編集ソフト(Photoshop、GIMP等)、パソコン

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

フリーランスで仕事をしている人が大半であり、その場合は自分のスタジオや自宅の一部を仕事場にしている。発注者である広告会社やゲーム制作会社等が集中する大都市近辺で働いている人が多い。
 1点あたりの制作にかける時間は、大きさや手法によってまちまちである。労働時間や収入は人によってかなり異なる。休日も仕事の受注状態によって異なる。締め切りが迫ると、長時間働いて仕上げることもある。
 デジタル化等媒体の多様化や社会環境の変化により、イラストへの需要は伸びている。

イラストレーターの年収

イラストレーターの平均年収は492万円(令和7年賃金構造基本統計調査「美術家,写真家,映像撮影者」・全国)。中央値の目安は458万円、年収レンジは343〜828万円、上位10%は716万円です。

平均年収
492万円
中央値(目安)
458万円
最低年収の目安
343万円
未経験・20代前半
上位10%
716万円
最高年収の目安
828万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,385円
短時間労働者 1,306円
最低賃金との比
2.0倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
26.6万円
前年度比 +0.6万円

あなたの年収は、同じ年代のイラストレーターの中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

イラストレーターの時給2,385円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の2.0倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
388万円
30代
459万円
40代
520万円
50代
574万円

平均年収と平均年齢(39.8歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
370万円
1〜3年
410万円
3〜5年
451万円
5〜10年
504万円
10年以上
566万円

雇用形態別の年収推定

正社員 492万円パート・アルバイト 207万円フリーランス・自営 517万円契約社員・派遣社員 384万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年487万円———
2022年467万円———
2023年521万円—0.20倍25.2万円
2024年453万円—0.18倍26万円
2025年492万円—0.17倍26.6万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

イラストレーターの将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在492万円 → 3年後 510万円 → 5年後 522万円 → 10年後 553万円(10年後の予想レンジ 475〜642万円)。年率の伸びは+1.2%と見ています。

492万円
現在
2026年
510万円
3年後
2029年
471〜555万円
522万円
5年後
2031年
470〜581万円
553万円
10年後
2036年
475〜642万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) -0.52%求人賃金の勢い +0.18%AIの影響 -0.3%合計 +1.2%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

イラストレーターの将来性スコア

26/100
★☆☆☆☆
低い・全職業で551位
AI耐性
40点
参入障壁
48点
年収水準
45点
求人需要
3点
賃金の勢い
16点
人手不足(平均年齢)
15点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

イラストレーターのAI代替リスク

60%
中程度
AIに奪われにくい順で全職業中370位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

イラストレーターの求人需要

有効求人倍率
0.17倍
全職業で521位
求人需要
非常に低い
6/100
求人賃金(月額)
26.6万円
前年度比 +0.6万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
39.8歳
労働時間
159時間/月
5年後の求人数
-0.9%
推定
10年後の求人数
-1.6%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:画家・彫刻家・イラストレーターの年収・将来性

イラストレーターに当たるアメリカの職業「画家・彫刻家・イラストレーター」(米国の職業分類 27-1013)の年収の中央値は約873万円($55,490・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収492万円の1.8倍です。

日本:イラストレーターアメリカ:画家・彫刻家・イラストレーター
年収(日本=平均・米国=中央値)492万円873万円
$55,490
上位10%716万円2,268万円
$144,210
10年後の予想年収553万円1,131万円
$71,900
将来性スコア2649
AI代替リスク60% 中程度51% 中程度
求人需要求人倍率 0.17倍雇用の増減予測 −2.9%
2025–35・BLS
就業者数—1.1万人
時給(平均)2,385円
最低賃金の2.0倍
5,504円
$35.00
連邦最低賃金の4.8倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—学士号(大卒)

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:専門職の平均月収を国別に比べる

イラストレーターは国際標準職業分類で「専門職」に入ります。133か国・地域の専門職の平均月収を円に直すと、日本は月42.6万円で36位、1位はルクセンブルクの月183万円です。アメリカは月136万円で日本の3.2倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は35位です。

1. ルクセンブルク
183万円
2. スイス
151万円
3. アメリカ
136万円
4. ベルギー
127万円
5. デンマーク
127万円
11. ノルウェー
113万円
13. フランス
108万円
14. ドイツ
99.6万円
16. シンガポール
81.6万円
18. イギリス
80.1万円
25. 韓国
56.5万円
36. 日本
42.6万円

「専門職」全体の平均で、イラストレーターだけの値ではありません(医師・看護師・薬剤師、エンジニア・プログラマー、教員、弁護士・会計士、記者・デザイナーなど。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は52.9万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。専門職の世界ランキングを全部見る →

イラストレーターに必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
4.0
読解力
3.9
文章力
3.8
説明力
3.6
道具、機器、設備の選択
3.5
他者の反応の理解
3.3
交渉
3.2
新しい情報の応用力
3.1

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

芸術
3.7
コミュニケーションとメディア
2.0
販売・マーケティング
1.7
顧客サービス・対人サービス
1.5
日本語の語彙・文法
1.3
事務処理
1.2
コンピュータと電子工学
1.2
ビジネスと経営
1.1

仕事の中身(よく行う活動)

創造的に考えるコンピュータを用いて作業を行う仕事に関連する知識を更新し、活用するクオリティを判断する情報を取得する仕事を整理、計画する、優先順序を決めるスケジュールを作成する目標と戦略を策定する

必要資格

関連する資格はありません(資格が無くても就ける職業です)。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★☆☆ ふつう(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

イラストレーターになるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。絵を描くことが多いため、デッサンをしっかりと学んでおくと有利といわれており、大学、短大、専門学校で美術やデザインを勉強してきた人が多い。
 イラストレーターは広告、出版、印刷などの会社に勤務する場合やゲーム制作会社へ入社し、キャラクターのデザイン等を行う場合もある。実績を積んでフリーランスとなる人もいる。
 才能と技術を持ち、個性的な作品表現ができることが求められる。コンクールなどで賞を受賞すれば、実力と実績の証明になる。
 絵を書くことが好きなことに加えて、造形や色彩などのセンスが求められる。

イラストレーターのキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「美術家,写真家,映像撮影者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「22 美術家,デザイナー,写真家,映像撮影者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2019。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。