テレビカメラマン

映像 職業分類:03_016-02 信頼度 ★★★☆☆

別名:動画カメラマン

テレビで放送する映像をテレビカメラで撮影する。

平均年収
492万円
レンジ 343〜828万円
最高年収の目安
828万円
上位10% 716万円
5年後の予想年収
535万円推定
2031年
10年後の予想年収
581万円推定
499〜674万円
将来性
36/100
★★☆☆☆ 低め
AI代替リスク
23%
低い
求人需要
非常に低い
有効求人倍率 0.17倍

仕事内容

テレビで放送する映像をテレビカメラで撮影する。
 大きく分けると、スタジオ番組や中継番組を担当するスタジオカメラマンと、取材に出かけてニュースやドキュメンタリー、情報番組などを撮影する取材カメラマンの二つに分かれる。
 スタジオ番組を担当するスタジオカメラマンは、数人でディレクターの指示に従って番組の映像制作にあたる。ディレクターに指示された条件の中で、よりよい映像を撮ることが求められる。撮影した映像は副調整室に並べたモニターに表示され、ディレクターとスイッチャーによって順次選択されて放送・録画される。
 ビデオカメラを持って現場に出かけ、ニュースやドキュメンタリー番組用の映像を撮影する取材カメラマンは、事前に記者やディレクターと打ち合わせをした上で、取材中は自分ひとりで撮影を進めることが多い。現場で何がどのように起こっているのかを正確に映像に収めるために、自分で状況を判断し、カメラを回す必要がある。また、どのアングルから撮影すればよい映像になるか、事前に被写体の動きを想定することも重要となる。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 テレビカメラ、モニター、ビデオカメラ

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

勤務先は、テレビ局やテレビ局系列の制作会社、映像制作会社などであり、職場は番組制作の多い都市部が多い。就業者は男性が多いが、女性も増えている。
 賃金、労働時間等労働条件は勤務先の規定による。勤務時間は生放送や長時間の録画番組収録があるテレビ局の特殊事情から非常に複雑で、職場や担当する番組の事情によってシフト勤務になることが多い。また連続勤務や夜間勤務、土日祝日に出勤することもある。
 テレビ放送が多チャンネル化し、テレビ局のインターネット中継も増えると見込まれる。

テレビカメラマンの年収

テレビカメラマンの平均年収は492万円(令和7年賃金構造基本統計調査「美術家,写真家,映像撮影者」・全国)。中央値の目安は458万円、年収レンジは343〜828万円、上位10%は716万円です。

平均年収
492万円
中央値(目安)
458万円
最低年収の目安
343万円
未経験・20代前半
上位10%
716万円
最高年収の目安
828万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,385円
短時間労働者 1,306円
最低賃金との比
2.0倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
26.6万円
前年度比 +0.6万円

あなたの年収は、同じ年代のテレビカメラマンの中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

テレビカメラマンの時給2,385円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の2.0倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
388万円
30代
459万円
40代
520万円
50代
574万円

平均年収と平均年齢(39.8歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
370万円
1〜3年
410万円
3〜5年
451万円
5〜10年
504万円
10年以上
566万円

雇用形態別の年収推定

正社員 492万円パート・アルバイト 207万円フリーランス・自営 517万円契約社員・派遣社員 384万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年487万円———
2022年467万円———
2023年521万円—0.20倍25.2万円
2024年453万円—0.18倍26万円
2025年492万円—0.17倍26.6万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

テレビカメラマンの将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在492万円 → 3年後 517万円 → 5年後 535万円 → 10年後 581万円(10年後の予想レンジ 499〜674万円)。年率の伸びは+1.7%と見ています。

492万円
現在
2026年
517万円
3年後
2029年
478〜563万円
535万円
5年後
2031年
482〜595万円
581万円
10年後
2036年
499〜674万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) -0.52%求人賃金の勢い +0.18%AIの影響 +0.2%合計 +1.7%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

テレビカメラマンの将来性スコア

36/100
★★☆☆☆
低め・全職業で504位
AI耐性
77点
参入障壁
57点
年収水準
45点
求人需要
3点
賃金の勢い
16点
人手不足(平均年齢)
15点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

テレビカメラマンのAI代替リスク

23%
低い
AIに奪われにくい順で全職業中104位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

テレビカメラマンの求人需要

有効求人倍率
0.17倍
全職業で521位
求人需要
非常に低い
6/100
求人賃金(月額)
26.6万円
前年度比 +0.6万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
39.8歳
労働時間
159時間/月
5年後の求人数
+5.0%
推定
10年後の求人数
+9.1%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:テレビ・映画のカメラマンの年収・将来性

テレビカメラマンに当たるアメリカの職業「テレビ・映画のカメラマン」(米国の職業分類 27-4031)の年収の中央値は約1,179万円($74,990・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収492万円の2.4倍です。

日本:テレビカメラマンアメリカ:テレビ・映画のカメラマン
年収(日本=平均・米国=中央値)492万円1,179万円
$74,990
上位10%716万円2,126万円
$135,180
10年後の予想年収581万円1,585万円
$100,800
将来性スコア3656
AI代替リスク23% 低い32% 低い
求人需要求人倍率 0.17倍雇用の増減予測 +1.3%
2025–35・BLS
就業者数—2.2万人
時給(平均)2,385円
最低賃金の2.0倍
6,290円
$40.00
連邦最低賃金の5.5倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—学士号(大卒)

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:専門職の平均月収を国別に比べる

テレビカメラマンは国際標準職業分類で「専門職」に入ります。133か国・地域の専門職の平均月収を円に直すと、日本は月42.6万円で36位、1位はルクセンブルクの月183万円です。アメリカは月136万円で日本の3.2倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は35位です。

1. ルクセンブルク
183万円
2. スイス
151万円
3. アメリカ
136万円
4. ベルギー
127万円
5. デンマーク
127万円
11. ノルウェー
113万円
13. フランス
108万円
14. ドイツ
99.6万円
16. シンガポール
81.6万円
18. イギリス
80.1万円
25. 韓国
56.5万円
36. 日本
42.6万円

「専門職」全体の平均で、テレビカメラマンだけの値ではありません(医師・看護師・薬剤師、エンジニア・プログラマー、教員、弁護士・会計士、記者・デザイナーなど。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は52.9万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。専門職の世界ランキングを全部見る →

テレビカメラマンに必要なスキル・資格

必要スキル

道具、機器、設備の選択
4.4
傾聴力
4.2
設置と設定
4.2
故障等の原因特定
4.0
読解力
4.0
他者との調整
3.9
指導
3.9
説明力
3.9

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

コミュニケーションとメディア
2.9
通信技術
2.5
芸術
2.3
機械
2.1
顧客サービス・対人サービス
2.0
日本語の語彙・文法
1.9
社会学
1.8
工学
1.7

仕事の中身(よく行う活動)

創造的に考える全身を使って身体的な活動を行う手と腕を使って物を取り扱い動かす機械、および機械製造のプロセスをコントロールする人間関係を構築し、維持する仕事に関連する知識を更新し、活用する組織外の人々とコミュニケーションを取る上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る

必要資格

関連する資格はありません(資格が無くても就ける職業です)。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★☆☆ ふつう(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

テレビカメラマンになるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、大学や専門学校の芸術系や放送系の学科の出身者が多い。テレビ局の社員になるか、テレビ局の仕事を請け負う外部プロダクションなどに就職する。
 スタジオでの作業は共同作業が多く、入職してからトレーニングを積む必要がある。仕事をしながら技術を磨き、一人前になるには長い年数がかかる。取材カメラマンの場合は、撮影するテーマを自ら調査することも必要で、どのような内容の映像をどこで撮影したら良いかを考えて、撮影を行う。
 専門とする取材対象に特化してその分野で高い評価を得るようになると、フリーランスの取材カメラマンとして独立し、映像ジャーナリストとなることもある。
 撮影する映像を魅力あるものにするために、美的センスとともに、カメラポジションや照明効果の知識が必要となる。また、テレビカメラは精密で複雑な機器であり、メカニズムを理解し、作動に不具合がある場合、原因を特定し、対処できる知識も求められる。

テレビカメラマンのキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「美術家,写真家,映像撮影者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「22 美術家,デザイナー,写真家,映像撮影者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2019。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。