バイオテクノロジー研究者

技術・研究開発 職業分類:02_004-01 信頼度 ★★★★★

別名:生命工学研究者

生物のもつ遺伝子情報などを解明し、その成果を応用する技術(バイオテクノロジー)について研究を行う。

平均年収
802万円
レンジ 497〜1,489万円
最高年収の目安
1,489万円
上位10% 1,260万円
5年後の予想年収
825万円推定
2031年
10年後の予想年収
849万円推定
730〜986万円
将来性
37/100
★★☆☆☆ 低め
AI代替リスク
66%
高い
求人需要
非常に低い
有効求人倍率 0.22倍

仕事内容

生物のもつ遺伝子情報などを解明し、その成果を応用する技術(バイオテクノロジー)について研究を行う。(大学教員については「大学・短期大学教員」を参照。)
 バイオテクノロジー研究者が活躍する分野は多岐にわたり、農業、食品製造、創薬、医療分野、環境分野などがある。
 研究機関で研究を行う場合は、まず先行研究や既存の技術・成果をもとに研究テーマを設定し、計画をたてる。微生物、植物や動物細胞などを用い、最新の機器を含む各種の実験機器、装置、分析手段を駆使して、実験データを収集する。見出した成果を論文や報告書にまとめ、学会などで発表する。
 農業試験場などで研究を行う場合は、遺伝子組み換えなどを活用しながら、作物の品種改良や新品種の開発に取り組む。
 医薬品開発の分野では、ゲノム情報(遺伝情報)をもとに、病気の発症に関連する遺伝子やその遺伝子から作られるタンパク質を特定し、新薬候補物質を探索していくゲノム創薬により新薬の開発を行う。
 バイオテクノロジーの利用によって発生する倫理上の問題や国の指針等についても精通していることが求められる。バイオテクノロジーに関する知的財産権(特許)についても一定の知識が必要で、特許明細書を書くこともある。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 文書作成ソフト(Word、一太郎等)、表計算ソフト(Excel、Googleスプレッドシート等)、プレゼン資料作成ソフト(PowerPoint、Keynote等)、パソコン

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

バイオテクノロジー研究者の職場は研究機関が所在する都市周辺部が中心である。
 賃金、勤務時間等労働条件は勤務先の規定により異なるが、一般的には正規職員として採用され、週休2日制が標準で、フレックスタイム制や裁量労働制をとっている場合が多い。研究の状況によっては長時間にわたり実験等を行う場合もある。
 就業者は男性が多いが、女性も増えてきている。
 国としてバイオテクノロジーの研究と応用を推進しており、持続可能な経済成長とともに社会的課題の解決が求められている。その技術の一つとして、バイオテクノロジーが注目されており、新しい技術開発への需要が増大すると考えられる。

バイオテクノロジー研究者の年収

バイオテクノロジー研究者の平均年収は802万円(令和7年賃金構造基本統計調査「研究者」・全国)。中央値の目安は746万円、年収レンジは497〜1,489万円、上位10%は1,260万円です。

平均年収
802万円
中央値(目安)
746万円
最低年収の目安
497万円
未経験・20代前半
上位10%
1,260万円
最高年収の目安
1,489万円
トップ層
時給(一般労働者)
4,002円
短時間労働者 2,253円
最低賃金との比
3.4倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
28.3万円
前年度比 +0.3万円

あなたの年収は、同じ年代のバイオテクノロジー研究者の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

バイオテクノロジー研究者の時給4,002円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の3.4倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
571万円
30代
705万円
40代
825万円
50代
935万円

平均年収と平均年齢(42.5歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
577万円
1〜3年
652万円
3〜5年
727万円
5〜10年
824万円
10年以上
937万円

雇用形態別の年収推定

正社員 802万円パート・アルバイト 337万円フリーランス・自営 842万円契約社員・派遣社員 626万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年714万円———
2022年704万円———
2023年740万円—0.30倍27.7万円
2024年750万円—0.27倍28万円
2025年802万円—0.22倍28.3万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

バイオテクノロジー研究者の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在802万円 → 3年後 816万円 → 5年後 825万円 → 10年後 849万円(10年後の予想レンジ 730〜986万円)。年率の伸びは+0.6%と見ています。

802万円
現在
2026年
816万円
3年後
2029年
753〜888万円
825万円
5年後
2031年
744〜919万円
849万円
10年後
2036年
730〜986万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) -0.49%求人賃金の勢い -0.26%AIの影響 -0.48%合計 +0.6%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

バイオテクノロジー研究者の将来性スコア

37/100
★★☆☆☆
低め・全職業で495位
AI耐性
34点
参入障壁
90点
年収水準
92点
求人需要
6点
賃金の勢い
3点
人手不足(平均年齢)
42点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

バイオテクノロジー研究者のAI代替リスク

66%
高い
AIに奪われにくい順で全職業中408位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

バイオテクノロジー研究者の求人需要

有効求人倍率
0.22倍
全職業で513位
求人需要
非常に低い
5/100
求人賃金(月額)
28.3万円
前年度比 +0.3万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
42.5歳
労働時間
159時間/月
5年後の求人数
-2.6%
推定
10年後の求人数
-4.7%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

バイオテクノロジー研究者に必要なスキル・資格

必要スキル

読解力
5.6
説明力
5.3
文章力
5.3
外国語を読む
5.2
傾聴力
5.2
論理と推論(批判的思考)
5.0
新しい情報の応用力
4.8
科学的素養
4.8

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

生物学
4.4
化学
2.9
外国語の語彙・文法
2.9
医学・歯学
2.7
日本語の語彙・文法
2.4
事務処理
2.2
数学
2.0
公衆安全・危機管理
1.7

仕事の中身(よく行う活動)

情報やデータを分析する仕事に関連する知識を更新し、活用する創造的に考える情報を取得する意思決定と問題解決を行う目標と戦略を策定する情報の整理と検知を行う情報やデータを処理する

必要資格

関連する資格はありません(資格が無くても就ける職業です)。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★★★ 難しい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

バイオテクノロジー研究者になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって特に資格は必要とされないが、バイオテクノロジー研究者になるには、大学で農学系、医学・薬学系、理学系(生物学など)、工学系(生物工学、応用化学、化学工学など)の学部卒業、又はそれと同程度の専門知識が求められる。
 研究機関に入職する場合は、大学院の修士課程、博士課程で学んでから就職するのが一般的であり、入職後も研究開発の成果を上げていくことが求められる。
 専門分野が学際的で高度化しており、一人で全てを身につけることは難しいが、ある特定の分野では専門的な技術と知識を持ち、それ以外の分野では内容が理解できる程度の知識を身につける必要がある。
 微細な現象を見分ける確かな観察力をもち、因果関係を粘り強く追求できる研究能力が必要である。常識にとらわれず、独創性のある問題解決策を生み出すための想像力も求められる。最新の専門知識を得たり、海外との情報交換を行うために、特に英語の語学力は不可欠である。

バイオテクノロジー研究者のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「研究者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「05 研究者」)(e-Stat、2026/10/31取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2019。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。