生産・品質管理技術者

技術・研究開発 職業分類:02_007-03 信頼度 ★★★★★

製品の生産について具体的な生産計画を立案し、生産工程や品質の管理を行う。

平均年収
704万円
レンジ 453〜1,268万円
最高年収の目安
1,268万円
上位10% 1,080万円
5年後の予想年収
782万円推定
2031年
10年後の予想年収
868万円推定
746〜1,007万円
将来性
49/100
★★☆☆☆ ふつう
AI代替リスク
52%
中程度
求人需要
低い
有効求人倍率 0.75倍

仕事内容

製品の生産について具体的な生産計画を立案し、生産工程や品質の管理を行う。
 製造業では、顧客が求める製品は何か、いつ頃どのくらいの数量の生産が必要かといった市場調査・営業情報をもとに経営幹部が生産計画の大枠を決定する。生産・品質管理技術者は専門的な知識と経験に基づき、生産計画の大枠に沿って、短期・中期・長期の生産計画を立案し、生産工程や品質の管理を行う。
 生産計画の立案にあたっては、営業・技術・製造・資材・人事など関係部門との間で合議し、人員、製造設備の手配、材料の在庫調整、外部への発注、生産・品質・検査工程の構築、包装物流体制などについて調整する。これに基づいて、安全で品質の良い製品を経済的に作り、顧客の求めに応じて市場に供給するために最適な生産計画を策定し、経営幹部の承認を得て実行に移す。
 製造中は、生産が計画通りに進んでいるか、品質は安定しているかなどを管理する。問題がある場合は、関係部門と協力して速かに原因を調べ、対策を立てて計画通りに進むように修正する。
 また、製品を顧客に納入した後でクレームが発生した場合には、すばやく対応し、関係部門と協力して解決を図る。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 表計算ソフト(Excel、Googleスプレッドシート等)、パソコン

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

勤務先はメーカーの工場等であり、職場は全国に広がっている。
 賃金、労働時間等労働条件は勤務先の規定による。製造工程でトラブルが発生したり、製品納入後に顧客からクレームがあると、残業が生じることもある。
 消費者の製品の品質や環境への影響に対する関心の高まりを受け、国際的な品質管理システム(ISO9000)や環境管理システム(ISO14000)の認証取得などを進める企業が増えており、生産・品質管理技術者の重要性が高まっている。

生産・品質管理技術者の年収

生産・品質管理技術者の平均年収は704万円(令和7年賃金構造基本統計調査「電気・電子・電気通信技術者(通信ネットワーク技術者を除く)」・全国)。中央値の目安は655万円、年収レンジは453〜1,268万円、上位10%は1,080万円です。

平均年収
704万円
中央値(目安)
655万円
最低年収の目安
453万円
未経験・20代前半
上位10%
1,080万円
最高年収の目安
1,268万円
トップ層
時給(一般労働者)
3,352円
短時間労働者 2,041円
最低賃金との比
2.8倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
29.5万円
前年度比 +1万円

あなたの年収は、同じ年代の生産・品質管理技術者の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

生産・品質管理技術者の時給3,352円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の2.8倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
515万円
30代
628万円
40代
727万円
50代
817万円

平均年収と平均年齢(42.1歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
514万円
1〜3年
577万円
3〜5年
640万円
5〜10年
723万円
10年以上
818万円

雇用形態別の年収推定

正社員 704万円パート・アルバイト 296万円フリーランス・自営 739万円契約社員・派遣社員 549万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年611万円———
2022年644万円———
2023年688万円—0.76倍27.8万円
2024年755万円—0.75倍28.5万円
2025年704万円—0.75倍29.5万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

生産・品質管理技術者の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在704万円 → 3年後 750万円 → 5年後 782万円 → 10年後 868万円(10年後の予想レンジ 746〜1,007万円)。年率の伸びは+2.1%と見ています。

704万円
現在
2026年
750万円
3年後
2029年
692〜816万円
782万円
5年後
2031年
704〜870万円
868万円
10年後
2036年
746〜1,007万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) -0.22%求人賃金の勢い +0.6%AIの影響 -0.06%合計 +2.1%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

生産・品質管理技術者の将来性スコア

49/100
★★☆☆☆
ふつう・全職業で307位
AI耐性
48点
参入障壁
53点
年収水準
87点
求人需要
23点
賃金の勢い
61点
人手不足(平均年齢)
35点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

生産・品質管理技術者のAI代替リスク

52%
中程度
AIに奪われにくい順で全職業中309位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

生産・品質管理技術者の求人需要

有効求人倍率
0.75倍
全職業で415位
求人需要
低い
32/100
求人賃金(月額)
29.5万円
前年度比 +1万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
42.1歳
労働時間
159時間/月
5年後の求人数
+3.7%
推定
10年後の求人数
+6.6%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:生産技術エンジニア(インダストリアルエンジニア)の年収・将来性

生産・品質管理技術者に当たるアメリカの職業「生産技術エンジニア(インダストリアルエンジニア)」(米国の職業分類 17-2112)の年収の中央値は約1,611万円($102,440・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収704万円の2.3倍です。

日本:生産・品質管理技術者アメリカ:生産技術エンジニア(インダストリアルエンジニア)
年収(日本=平均・米国=中央値)704万円1,611万円
$102,440
上位10%1,080万円2,514万円
$159,860
10年後の予想年収868万円2,178万円
$138,500
将来性スコア4963
AI代替リスク52% 中程度62% 高い
求人需要求人倍率 0.75倍雇用の増減予測 +12.4%
2025–35・BLS
就業者数—36.6万人
時給(平均)3,352円
最低賃金の2.8倍
8,177円
$52.00
連邦最低賃金の7.2倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—学士号(大卒)

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:技術者・准専門職の平均月収を国別に比べる

生産・品質管理技術者は国際標準職業分類で「技術者・准専門職」に入ります。132か国・地域の技術者・准専門職の平均月収を円に直すと、日本は月39.2万円で33位、1位はルクセンブルクの月150万円です。アメリカは月102万円で日本の2.6倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は29位です。

1. ルクセンブルク
150万円
2. スイス
124万円
3. デンマーク
122万円
4. ノルウェー
116万円
5. ベルギー
115万円
6. アメリカ
102万円
14. フランス
75.1万円
15. ドイツ
75万円
16. イタリア
73.5万円
17. イギリス
65.6万円
24. シンガポール
48.2万円
33. 日本
39.2万円

「技術者・准専門職」全体の平均で、生産・品質管理技術者だけの値ではありません(医療技術者(臨床検査技師・放射線技師など)、技術者の補助、営業職、不動産仲介、パイロット・航海士など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は49.1万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。技術者・准専門職の世界ランキングを全部見る →

生産・品質管理技術者に必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
4.2
読解力
4.1
文章力
4.1
説明力
4.1
クオリティチェック
3.9
指導
3.9
説得
3.9
論理と推論(批判的思考)
3.8

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

生産・加工
2.9
機械
2.1
設計
1.9
工学
1.9
事務処理
1.9
数学
1.8
日本語の語彙・文法
1.7
物理学
1.6

仕事の中身(よく行う活動)

法律や規定、基準を適用するクオリティを判断する意思決定と問題解決を行う上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る仕事を整理、計画する、優先順序を決める仕事に関連する知識を更新し、活用する情報の整理と検知を行う継続的に状況を把握する

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★★★☆ やや難しい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

生産・品質管理技術者になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。高校、高専、大学等の機械・電気・電子・化学など工業系の学科で、生産技術、品質管理などの基礎を学んでいる者が多い。
 また、各企業で製造している製品は多岐にわたるため、製品の技術知識・製造知識については、入社後に社内や外部の研修機関等で学ぶ。
 入職後は技術者として経験を積んだ後、生産・品質管理の部署に配属されることが多い。
 関連資格として、「技術士」(経営工学部門)がある。
 関係技術に精通しているだけでなく、難問に忍耐強く挑戦する姿勢、創意工夫ができること、予期せぬトラブルにも冷静に対処できることなどが求められる。

生産・品質管理技術者のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「電気・電子・電気通信技術者(通信ネットワーク技術者を除く)」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「08 製造技術者(開発を除く)」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2019。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。