化粧品訪問販売

小売 職業分類:07_045-16 信頼度 ★★★★★

別名:化粧品訪問販売員

家庭や職場を訪問しながら、口紅、ファンデーション、化粧水、乳液などの化粧品を美容相談に乗りながら販売する。

平均年収
558万円
レンジ 380〜958万円
最高年収の目安
958万円
上位10% 825万円
5年後の予想年収
652万円推定
2031年
10年後の予想年収
762万円推定
655〜884万円
将来性
56/100
★★★☆☆ ふつう
AI代替リスク
44%
中程度
求人需要
高い
有効求人倍率 1.79倍

仕事内容

家庭や職場を訪問しながら、口紅、ファンデーション、化粧水、乳液などの化粧品を美容相談にのりながら販売する。
 仕事の流れとしては、まず、所属する会社の営業所で開かれる定例のミーティングに参加し、自分の販売計画や目標を確認する。その後、自分の担当する販売地域の顧客を訪問し、まずカタログなどで説明する。訪問先では、顧客が興味を示したら、肌の状態や手入れ方法について会話をしながら、商品の説明や正しいメーキャップの方法などを指導し、肌の状態に合った化粧品をすすめ、専門的なアドバイスを行う。顧客が購入の意思を示した場合は、勧誘の最初にあらかじめ知らせている価格を提示し販売の契約をする。季節ごとに発売される新商品の紹介を行うこともある。販売後は、顧客の肌の状態や、商品に対する満足感をたずねるなどのアフターサービスを行う。購入した商品の返品を求められた場合、クーリング・オフ制度によって速かに返金を行うこともある。
 このほか、多様化するニーズに応えて、美容機器、健康食品や女性用下着などの販売を行うこともある。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 普通自動車(普通免許(第一種、第二種)で運転可能なもの)

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

大きな化粧品メーカーの場合、営業所は全国に分布しており、販売員が転居した場合でも、経験を生かして働ける。就業者のほとんどは女性で、主婦層が中心である。販売員は正社員、契約社員等として雇用される場合もあるが、個人事業主として化粧品メーカー等と委託販売契約等を結ぶ形態が多い。
 収入は歩合制となっていることが多い。歩合の割合は均一ではなく、月間売上が多くなればなるほどマージンは大きくなる。
 近年、ドラッグストアチェーンの急速な普及やインターネット通販の需要拡大、コンビニエンスストアでの取扱いなど化粧品の販売チャネルが多様化していること、あるいは女性の在宅率の低下から、訪問販売の需要は縮小傾向にある。
 一方、高齢化が進み、シルバー世代の化粧品購入も増えている。訪問販売のスタイルは、シルバー世代の化粧品利用者との親和性が高いことが注目されている。

化粧品訪問販売の年収

化粧品訪問販売の平均年収は558万円(令和7年賃金構造基本統計調査「その他の商品販売従事者」・全国)。中央値の目安は519万円、年収レンジは380〜958万円、上位10%は825万円です。

平均年収
558万円
中央値(目安)
519万円
最低年収の目安
380万円
未経験・20代前半
上位10%
825万円
最高年収の目安
958万円
トップ層
時給(一般労働者)
2,671円
短時間労働者 1,368円
最低賃金との比
2.3倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
24.3万円
前年度比 +1.1万円

あなたの年収は、同じ年代の化粧品訪問販売の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

化粧品訪問販売の時給2,671円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の2.3倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
422万円
30代
504万円
40代
574万円
50代
638万円

平均年収と平均年齢(42.0歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
415万円
1〜3年
463万円
3〜5年
510万円
5〜10年
572万円
10年以上
643万円

雇用形態別の年収推定

正社員 558万円パート・アルバイト 234万円フリーランス・自営 586万円契約社員・派遣社員 435万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年484万円———
2022年471万円———
2023年516万円—1.96倍22.3万円
2024年473万円—1.95倍23.2万円
2025年558万円—1.79倍24.3万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

化粧品訪問販売の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在558万円 → 3年後 612万円 → 5年後 652万円 → 10年後 762万円(10年後の予想レンジ 655〜884万円)。年率の伸びは+3.2%と見ています。

558万円
現在
2026年
612万円
3年後
2029年
565〜666万円
652万円
5年後
2031年
587〜726万円
762万円
10年後
2036年
655〜884万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) +0.3%求人賃金の勢い +1.03%AIの影響 +0.04%合計 +3.2%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

化粧品訪問販売の将来性スコア

56/100
★★★☆☆
ふつう・全職業で174位
AI耐性
56点
参入障壁
6点
年収水準
63点
求人需要
61点
賃金の勢い
87点
人手不足(平均年齢)
34点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

化粧品訪問販売のAI代替リスク

44%
中程度
AIに奪われにくい順で全職業中254位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

化粧品訪問販売の求人需要

有効求人倍率
1.79倍
全職業で203位
求人需要
高い
67/100
求人賃金(月額)
24.3万円
前年度比 +1.1万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
42.0歳
労働時間
165時間/月
5年後の求人数
+9.5%
推定
10年後の求人数
+17.1%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:訪問販売員・露店の販売員の年収・将来性

化粧品訪問販売に当たるアメリカの職業「訪問販売員・露店の販売員」(米国の職業分類 41-9091)の年収の中央値は約651万円($41,380・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収558万円の1.2倍です。

日本:化粧品訪問販売アメリカ:訪問販売員・露店の販売員
年収(日本=平均・米国=中央値)558万円651万円
$41,380
上位10%825万円809万円
$51,470
10年後の予想年収762万円816万円
$51,900
将来性スコア5635
AI代替リスク44% 中程度48% 中程度
求人需要求人倍率 1.79倍雇用の増減予測 −10.4%
2025–35・BLS
就業者数—2,760人
時給(平均)2,671円
最低賃金の2.3倍
3,302円
$21.00
連邦最低賃金の2.9倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—学歴不問

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:サービス・販売職の平均月収を国別に比べる

化粧品訪問販売は国際標準職業分類で「サービス・販売職」に入ります。133か国・地域のサービス・販売職の平均月収を円に直すと、日本は月28.5万円で28位、1位はルクセンブルクの月82.4万円です。アメリカは月58.2万円で日本の2.0倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は24位です。

1. ルクセンブルク
82.4万円
2. ベルギー
79.5万円
3. デンマーク
73.2万円
4. スイス
71.2万円
5. アイスランド
65.8万円
8. ノルウェー
61.8万円
10. アメリカ
58.2万円
12. フランス
52.1万円
14. ドイツ
45.9万円
18. イギリス
40.4万円
21. 韓国
33.9万円
28. 日本
28.5万円

「サービス・販売職」全体の平均で、化粧品訪問販売だけの値ではありません(販売店員、介護職員、調理人・接客、理容・美容師、警備員・警察官・消防官など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は32.5万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。サービス・販売職の世界ランキングを全部見る →

化粧品訪問販売に必要なスキル・資格

必要スキル

説明力
4.4
傾聴力
4.4
文章力
4.1
指導
3.9
交渉
3.8
説得
3.7
他者との調整
3.6
新しい情報の応用力
3.5

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

顧客サービス・対人サービス
3.7
販売・マーケティング
3.0
事務処理
2.2
ビジネスと経営
2.0
心理学
1.9
経済学・会計学
1.7
セラピーとカウンセリング
1.6
社会学
1.6

仕事の中身(よく行う活動)

人間関係を構築し、維持する情報を取得する継続的に状況を把握する他者に対する支援とケアを行う情報の整理と検知を行う組織外の人々とコミュニケーションを取る他者に対して売り込む、または他者の思考・行動が変容するよう働きかけるスケジュールを作成する

必要資格

関連する資格はありません(資格が無くても就ける職業です)。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★☆☆☆ やや易しい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

化粧品訪問販売になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。採用は随時、化粧品メーカーや化粧品販売会社の各営業所単位で受け付けている。
 販売員になると未経験の人でも販売を行えるよう化粧品メーカーや販売会社等が開催する講習や研修を受ける。内容は、化粧品や美容の基礎知識、具体的な訪問販売の方法などで、未経験の人にも対応した研修体制が用意されている。基礎知識を習得した後、実際の販売業務に就くが、その後もメーキャップやスキンケアの方法など、業務関連知識やスキルを高めるための研修が個人のレベルに応じて行われる。高度な内容の研修も用意されており、熱心な販売員はスキルアップのために様々な努力をしている。
 販売員としての実績を上げて実力がついてくると、営業所を開設する道も開ける。
 開設にあたり化粧品メーカー等が独立支援制度を設けている場合もある。営業所は、化粧品メーカー等の支店と販売員をつなぐ場所であり、販売活動の最前線としての役割だけでなく、商品管理、販売員の指導育成などの役割も増えるが、販売員よりも高い収入が見込まれる。
 初対面の顧客にも訪問活動を受け入れてもらえるようなコミュニケーション能力や根気強さが望まれる。訪問しても一回ではなかなか販売に結び付かないため、商品の良さや販売員本人の人柄を理解してもらえるまで何度も足を運んで話をする中で、顧客との信頼関係を築き上げて行くことが大切である。相手の立場に立って相談に応じ、継続的な信頼関係を構築できることが求められる。

化粧品訪問販売のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「その他の商品販売従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「32 商品販売従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2019。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。