積卸作業員

運送・運転 職業分類:15_095-02 信頼度 ★★★★★

別名:運搬作業員、貨物積卸作業員、工場内運搬作業員、構内運搬員、コンテナ係、トラック荷役作業員、引越作業員

荷物を輸送する場合に、トラック、コンテナなどへの積み込み・取り卸し、倉庫への入庫・出庫などの荷役作業を行う。

平均年収
407万円
レンジ 292〜664万円
最高年収の目安
664万円
上位10% 578万円
5年後の予想年収
457万円推定
2031年
10年後の予想年収
514万円推定
442〜597万円
将来性
50/100
★★★☆☆ ふつう
AI代替リスク
25%
低い
求人需要
ふつう
有効求人倍率 1.08倍

仕事内容

荷物を輸送する場合に、トラック、コンテナなどへの積み込み・取り卸し、倉庫への入庫・出庫などの荷役作業を行う。荷役作業は作業指揮者のもとで行われ、作業点呼の後にグループ単位で作業を行う。
 トラックターミナルやコンテナターミナルなどにおいては、まず、伝票と照合して、荷物の数量や行き先などを確認する。所定の行き先のトラックやコンテナなどに、フォークリフトやコンベアなどの荷役機械を使用して、パレットやロールボックスなどにまとめた荷物を積み込む。小型の荷物の場合には、手作業で積み込むこともある。また、荷物を積んだトラックなどが到着した場合には、逆の手順でトラックから荷物を取り卸す。
 倉庫などにおいては、伝票にしたがって、保管されている荷物をフォークリフトなどで取り出し、トラックなどに積み込む出庫作業を行う。このときに、行き先ごとに荷物を仕分けする作業や荷物をそろえる作業をすることもある。また、逆の手順で、倉庫に荷物をしまう入庫作業を行う。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 トラック、自動車、クレーン、フォークリフト、パレット、ロールボックス、コンテナ、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

主なタスク

雇用形態(働いている人の割合)

労働条件の特徴

荷役作業は物流に欠かせない作業のため、全国の工場、倉庫、物流ターミナル、配送センターなどで積み卸し作業が行われている。
 就業者の多くは男性である。
 賃金、労働時間等労働条件は就業先の規定により異なるが、トラックターミナルなどでは、荷物の発着が夜間や早朝に集中するため、交替制や時差勤務を行っている。勤務シフトを組んで仕事をするため、土日が休みになるとは限らない。一般の倉庫などでは、夜間や早朝の仕事は少なく、通常の業務時間内で作業をすることが多い。
 物流が増えている一方で人手不足も進んでおり、生産性やサービスの向上のため、機械化、自動化、省力化により物流システムの変革が図られている。

積卸作業員の年収

積卸作業員の平均年収は407万円(令和7年賃金構造基本統計調査「その他の運搬従事者」・全国)。中央値の目安は378万円、年収レンジは292〜664万円、上位10%は578万円です。

平均年収
407万円
中央値(目安)
378万円
最低年収の目安
292万円
未経験・20代前半
上位10%
578万円
最高年収の目安
664万円
トップ層
時給(一般労働者)
1,893円
短時間労働者 1,301円
最低賃金との比
1.6倍
全国加重平均 1,177円(2026年度)
求人賃金(月額)
23.5万円
前年度比 +0.7万円

あなたの年収は、同じ年代の積卸作業員の中で上位何%?

歳 万円

入れた年齢・年収は送信・保存しません(この画面の中だけで計算)。同年代の分布は、この職業の年収の分布と年代別の年収(賃金構造基本統計調査の年齢による差から推計)から出しています。

積卸作業員の時給1,893円は、最低賃金(全国加重平均1,177円・2026年度)の1.6倍です。都道府県別の最低賃金 →

年代別の年収推定

20代
305万円
30代
356万円
40代
399万円
50代
438万円

平均年収と平均年齢(46.3歳)から、賃金構造基本統計調査の年齢階級別賃金の形に合わせて推計。

経験年数別の年収推定

未経験
309万円
1〜3年
341万円
3〜5年
374万円
5〜10年
416万円
10年以上
465万円

雇用形態別の年収推定

正社員 407万円パート・アルバイト 171万円フリーランス・自営 427万円契約社員・派遣社員 317万円

年収の推移(統計の年ごと)

調査年年収就業者数有効求人倍率求人賃金(月額)
2021年380万円———
2022年384万円———
2023年394万円—1.21倍22.1万円
2024年394万円—1.14倍22.8万円
2025年407万円—1.08倍23.5万円

平均年収・中央値・上位10%の見かた →

積卸作業員の将来予想年収(3年後・5年後・10年後)推定

現在407万円 → 3年後 436万円 → 5年後 457万円 → 10年後 514万円(10年後の予想レンジ 442〜597万円)。年率の伸びは+2.4%と見ています。

407万円
現在
2026年
436万円
3年後
2029年
403〜475万円
457万円
5年後
2031年
412〜509万円
514万円
10年後
2036年
442〜597万円

年率の伸びの内訳

賃金の基本の伸び +1.8%求人需要(人手不足) -0.06%求人賃金の勢い +0.44%AIの影響 +0.19%合計 +2.4%/年

将来予想年収 = 現在の年収 ×(1+年率の伸び)^年数。年率の伸びは、賃金の基本の伸び率に、有効求人倍率・求人賃金の前年差・AI代替リスクを足し引きして職業ごとに決めています。予測は保証ではありません。計算のしかた →

積卸作業員の将来性スコア

50/100
★★★☆☆
ふつう・全職業で285位
AI耐性
75点
参入障壁
18点
年収水準
24点
求人需要
39点
賃金の勢い
49点
人手不足(平均年齢)
84点

各要素は全職業の中での順位(0〜100)。配点:求人需要25・賃金の勢い15・年収水準15・AI耐性25・人手不足10・参入障壁10。

積卸作業員のAI代替リスク

25%
低い
AIに奪われにくい順で全職業中121位
非常に低い低い中程度高い非常に高い

AIによる仕事内容の変化

解説は準備中です。

AI代替リスクは、job tag の調査データ(仕事の性質・仕事の内容・スキル・知識)から、AI・ソフトウェアに置き換わりやすい要素と置き換わりにくい要素を比べて、全職業の中での相対的な位置を 0〜100% にした推定値です。考えかた →

積卸作業員の求人需要

有効求人倍率
1.08倍
全職業で330位
求人需要
ふつう
41/100
求人賃金(月額)
23.5万円
前年度比 +0.7万円
就業者数
—
国勢調査
平均年齢
46.3歳
労働時間
163時間/月
5年後の求人数
+9.0%
推定
10年後の求人数
+16.2%
推定

有効求人倍率が1倍を超えると、求職者より求人の方が多い(人手不足)状態です。求人数の予測は、求人倍率・求人賃金の勢い・AI代替リスクからの推定です。

アメリカでは:荷物の積み下ろし・運搬作業員の年収・将来性

積卸作業員に当たるアメリカの職業「荷物の積み下ろし・運搬作業員」(米国の職業分類 53-7062)の年収の中央値は約633万円($40,240・1ドル157.25円で換算)。日本の平均年収407万円の1.6倍です。

日本:積卸作業員アメリカ:荷物の積み下ろし・運搬作業員
年収(日本=平均・米国=中央値)407万円633万円
$40,240
上位10%578万円867万円
$55,140
10年後の予想年収514万円852万円
$54,200
将来性スコア5045
AI代替リスク25% 低い33% 低い
求人需要求人倍率 1.08倍雇用の増減予測 +1.8%
2025–35・BLS
就業者数—295.0万人
時給(平均)1,893円
最低賃金の1.6倍
3,145円
$20.00
連邦最低賃金の2.8倍
最低賃金1,177円
全国加重平均・2026年度
1,140円
連邦 $7.25。州ごとにもっと高い額あり
入職に必要な学歴(米国)—学歴不問

米国のデータは BLS(労働統計局)の OEWS と雇用予測、O*NET。米国の金額は1ドル157.25円で円に換算(為替は毎日更新)。日本は平均値・米国は中央値で、調査の職業の範囲も違うため、目安として見てください。アメリカの職業のくわしいデータ(英語)→

世界では:単純作業の平均月収を国別に比べる

積卸作業員は国際標準職業分類で「単純作業」に入ります。133か国・地域の単純作業の平均月収を円に直すと、日本は月28.8万円で21位、1位はデンマークの月71.7万円です。アメリカは月57万円で日本の2.0倍。物価の違いをならした購買力平価では、日本は18位です。

1. デンマーク
71.7万円
2. スイス
68.2万円
3. アイスランド
67.8万円
4. ベルギー
67.6万円
5. ルクセンブルク
63.6万円
6. ノルウェー
61.3万円
9. アメリカ
57万円
13. フランス
43.1万円
15. ドイツ
39万円
19. イギリス
31.1万円
20. 韓国
29.1万円
21. 日本
28.8万円

「単純作業」全体の平均で、積卸作業員だけの値ではありません(清掃員、倉庫・運搬・積み下ろし、包装、土木作業員など。)。日本は賃金構造基本統計調査のきまって支給する現金給与額(賞与を含まない月の額。賞与込みの月平均は32.7万円)、ほかの国は ILO の統計(各国の最新年)を今日の為替で円に換算。単純作業の世界ランキングを全部見る →

積卸作業員に必要なスキル・資格

必要スキル

傾聴力
2.6
指導
2.5
説明力
2.3
読解力
2.2
他者との調整
2.2
他者の反応の理解
2.0
文章力
1.8
交渉
1.7

job tag のスキルのレベル(就業者の調査)。

必要な知識

輸送
1.5
顧客サービス・対人サービス
0.9
公衆安全・危機管理
0.7
日本語の語彙・文法
0.7
コミュニケーションとメディア
0.6
生産・加工
0.6
人事労務管理
0.5
農業・畜産業
0.5

仕事の中身(よく行う活動)

手と腕を使って物を取り扱い動かす全身を使って身体的な活動を行う人間関係を構築し、維持する上司、同僚、部下とコミュニケーションを取る仕事を整理、計画する、優先順序を決める継続的に状況を把握する組織外の人々とコミュニケーションを取る法律や規定、基準を適用する

必要資格

job tag の「関連資格」。必須の資格か推奨の資格かは「就くには」の文で確かめてください。

学歴(働いている人の割合)

入職前の訓練期間

入職前の実務経験

なる難しさ:★★☆☆☆ やや易しい(学歴・訓練期間・実務経験・資格から)

積卸作業員になるには(未経験からの方法)

就くには(job tag)

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、自動車運転免許、フォークリフトの運転、玉掛作業者、クレーンの運転免許などの資格等を取得していれば有利である。運送会社や倉庫会社に採用されて、職場に配属される。
 欠員募集などの採用も行われており、入職する機会は多いといえる。
 職場では、班長などの職場管理者による指導、教育訓練を受けて、経験を積む。荷役機械の運転免許や資格の講習を受けるなどして技能技術を向上させ、現場責任者や管理職となる道もある。
 倉庫における火災の防止その他の倉庫の管理に関する業務に携わる「倉庫管理主任者」や積卸し作業の安全を確保するため、積卸し作業を直接指揮する「積卸し作業指揮者」、倉庫、上屋又は土場に積み重ねられた荷の積み重ね、持ち出しを直接指導する「はい作業主任者」等、倉庫の適切な管理に必要な資格も多い。
 荷物が壊れたり、紛失したりすることがないように、責任感や注意力、記憶力及び空間把握に関する能力などが求められる。

積卸作業員のキャリアルートと年収アップ方法

解説は準備中です。

年収・就業者数・労働時間・年齢・有効求人倍率は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている公的統計(賃金構造基本統計調査・国勢調査・職業安定業務統計)の全国の値で、その職業が属する職業分類の統計です。将来予想年収・将来性スコア・AI代替リスクは仕事ずかんの予測モデルによる推定値で、保証するものではありません。 掲載内容の訂正のご依頼は、お問い合わせの「掲載内容の訂正の依頼」からご連絡ください。 データの見かた
出典:令和7年賃金構造基本統計調査「その他の運搬従事者」、2025年度 職業安定業務統計(職業中分類「70 運搬従事者」)(e-Stat、2026/11/01取得。統計の分類は job tag「職業分類対応表」による)、職業情報データベース(JILPT)・直近更新 2019。将来予想・スコア・年収レンジは仕事ずかんの推定。